世界の常識非常識
なんて番組、日本にありましたよね。
よくわかるわ〜。
ほら、海外に長く住んでると、いつしか日本の常識を忘れて、
海外での常識で生きているから、
もう、たまに日本帰国した時なんて、
「あんた、どんだけ非常識?」
みたいな 存在だったりしてね。
そんなんで、
正月帰国の時には、もう親子の縁切るかくらいな大親子ゲンカにまで発展したからね。
さて、もちろん逆のパターンもあるわけよ。
日本では、わりと、あぁ それありうるってことが、
アメリカじゃ、あり得ないくらい非常識超えて倫理の問題だと、我が国ジャパンの常識を、そして文化まで疑われかねなかった。
今日、オフィスで、チーフが こんなことを聞いて来たのよ。
「ねぇ、こりんご、
What is "KAROUSHI"?」
「えっ? I don't know?
って言うか、なんて言ったんですか? それ日本語ですか?」
「KAROSHI、カウロォシ。」
なに、カウロォシって?
「カァローシ?」
「あっ、カローシ?カロウシ!
過労死だっ!
「Overwork のことですか?」
「そうそうそうそう!
その Overwork で、31歳の日本人ジャーナリストが亡くなったってニュースで流れてて、
なんと、残業150時間ですってよ!!!
そんな事件が、日本で起こったらしいわよ!」
詳細 → NBC News
「あぁ、日本ですからね。」
「ちょっと、あぁ、日本ですからねって、なんか、当たり前みたいな顔してるけれど、
こういう事件、日本ではたびたびあるの?!」
「勤勉ジャパンですから。」
「いやいやいやいや、勤勉って、私だって勤勉よ!
でも、勤勉と、長時間労働は、違うでしょ?」
「えぇ、まぁ・・・
ですが、結構、過労死の事件って、取り正されてなくても、日本では現実的にありますね。
ちょっと前には、24歳の会社員が、過労自殺した事件もありますし・・・。」
「What?!?!
Why? Why? Why?!?!?!?!?!?!?!」
それは、アメリカ人の皆様には、到底理解できないことでございましょう。
「No KAROUSHI!
No KAROUSHI!」
ノーカローシ!
ノーカローシ!
なんか、チーフ、ロシア語っぽく聞こえますけれど・・・。
「それにしても、暇よね~。
ウチラは、暇で死にそうよ。」
皮肉にも、この時期、ウチラの業界はやや暇でして、
残業どころか、規定の週40時間も満たないことありまして・・・
違った意味で、生きていくのが大変でございます。
会社のために働いているのは、自分の生活を維持するためなんですけれど、
年を取るたびに、残された時間って、貴重だとつくづく感じるので、
貴重な自分の時間を、好きでもない仕事に費やしていいのかって思うのよ。
だから、アタシなんて、週に、40時間も働いてないのに、仕事、辞めたいって思うのよ。
噂では、聞いていた、日本は働き過ぎで、残業して当たり前。
それを、当たり前にしてしまう風潮もマズイと思うんだけれど、
死んでしまうほど、働き詰められるのは、その仕事が、ものすごく好きだったのか?
過労で、自殺を考える前に、会社を辞めるという選択はなかったのだろうかと・・・。
誰かが過労死してから、政策や対策を考え直すんじゃなくて、
国が動くのを待つのでもなくて、
自分の時間、自分の人生、自分で決めることって出来ないのかなと・・・。
いや~、日本に住んでないし、日本の労働環境も知らないで、こんなこと語っちゃうと、バッシング食らうかもしれないからね。
アタシャ、日本での優遇された職を捨てても、アメリカ選んだ女だからさ、
もし、夢もなく、超ハードワークに追われてる人がいたら、
なんて声かけてあげたらいいから分からないけど、中途半端な励ましでもよければ、メッセージ下さい。
(あら、カウンセラー気取り?)
ともあれ、
ノーカローシで、お願い致します。
では、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
アメリカでも、超長時間労働を虐げられたが、自分を見つめて、キャリアチェンジを図った、秋山富美子さんの再放送!
ビジネス成功の鍵も聞けちゃうよ!
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