３人に共通しているのは、３人とも特に腰を痛めるような事をしていないのに
急に尋常ではない痛みに襲われ病院に行ってヘルニアと診断されたそうです。
私も１０年程前、ヘルニアと坐骨神経痛になりました。
ディズニーで踊っていてパレードが終わった後歩くのもしんどいぐらい痛かったのを
今でも覚えています。
仕事が終わって病院に行った所、このままダンスを続けたら歩けなくなるからすぐに
辞めて治療に専念するようきつく言われました。
高校でダンスを始めた頃からお世話になっている整骨院の先生に言われた言葉だっただけに
ショックだったし頭が真っ白になりました。
それからすぐに治療に専念する生活が始まり、病院と家の往復。
座っていても横になっていても痛かったので家では立って壁に寄りかかって食事。
テレビを観るのも立ったままでした。
１ヶ月程週３～４日病院に通ったもののイマイチ調子が良くならず
リハビリにとアフリカンダンスを薦められ始めて、そのアフリカンダンスのスタジオで
ヨガを薦められてヨガと出逢いました。
本当に遠い昔の事で、どうやって良くなって言ったか正直あんまり覚えてない。
ただ病院ではコルセットも使わず”牽引”と呼ばれる治療法と何回かの痛み止めの注射
それに加えて痛みをこらえながら腹筋・背筋を鍛えていきました。
一番効果があったのは今思うと痛みに耐えながら行った腹筋と背筋のトレーニングだったと
思います。
腰に限らず痛みを抱えてしまうとそこをかばってしまったり極力使わないようにしてしまう
事が多いと思いますが、ヘルニアに関してはそうではなく腹筋・背筋を鍛えることが一番
効果的かつ再発防止になります。
事実自分がそうだったし、病院でも痛くてもストレッチは続けるように何度も言われた。。。
やってる時は本当に痛くて辛かったけど、ストレッチやヨガの後腰が楽になってることに
気づきました。
ヘルニアっていうと手術をしないと治らない病、そして必ず再発するものと考えている人が
非常に多いですが、そうではない。
ヘルニアの場所にもよるのかもしれませんが、手術をせず、再発もしないで
今生活出来ているのは、あの時痛みに負けずに地味でも毎日ストレッチやトレーニングを
続けてきたから。
だから、もしヘルニアで苦しんでいる方がいたら医師に相談してトレーニングする事を
お奨めします。
それが、再発防止への最大の近道です。
自分の身体を守れるのは自分だけですから。。。
NYにいる友人にストレッチを教えたら、それが痛かったけど効いて楽になったと
連絡をくれました。
辛い中連絡をくれただけで嬉しかったのに、一人でストレッチをしていても
私の愛やサポートを感じることが出来たと感謝されました。
普段自分の仕事が誰かの役に立ってるとかそういうこと全く思いません。
ボディメイクは結局自分がするもので私が出来ることなんてホント僅かなモノなので
なかなかそういう事を感じる事が私は出来ないのですが、今回そういうご連絡を頂いて
初めて人の役に立てた気がしました。
ちょっと話が逸れましたが、ヘルニアや坐骨神経痛の方は怖がらず、伸ばしたり
動かすことで痛みから解放されてください！！！
