天気:晴れ
クリスマスが過ぎ、
日本だと一気に年末ムードに
入っていくと思いますが、
パリはそのような切り替えがなく
引き続きクリスマスモードのままで、
街にはクリスマスのデコレーションが
まだまだ飾られています。
調べてみると、
イエスの誕生日というのは12月25日ですが、
イエスの誕生が公に現れた日
(三博士によってイエスが見出された日)
というものが別にあり、
それが1月6日。
その日はガレット・デ・ロワという
小さな人形が入ったケーキを
食べる風習が
フランスにはあるのですが、
つまり、
1月に入っても、
イエスの誕生を祝うお祭りが続き、
どうやらそんな理由もあって、
フランスでは
「はい! 今日でクリスマスは終わり!!」
とはならないようなのです。
私はてっきり、
フランス人の適当な性格から
飾り付けが撤去されないのかと
思っていました。
(それも理由の一つかもしれませんが、、)
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と、そんなことも知らず、
と、そんなことも知らず、
今日、アパルトマンのガーディアン(管理人)の
おばちゃんに
「今年一年ありがとうございました」という
気持ちを込めて、心付けを渡しに
行ったわけですが、
(フランスにはそのような習慣があります)
おばちゃんに心付けを渡し、
その後、去り際に「よいお年を」
というような事を
というような事を
言おうとして、
パッと言葉が出ず、
なぜか
「メリークリスマス」と言ってしまい、
言った後に
「はっ! もうクリスマス2日も過ぎてるのに
メリークリスマスって、恥ずかしい>_<」
と、赤面したのですが、
どうやら上に書いたような
理由で、
クリスマスが過ぎても、
メリークリスマスと言っても変じゃないと
いう事らしく、
胸をなでおろしたわけです。
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と、話は全然変わりますが、
奥さんが割引が使える
レストランで行きたいところがある!
ということで、
本日行ってきたのが、
オテル ド ヴィルのすぐそばにある
レストラン、「ベル カント パリ」。
こちらのレストラン、
オペラを鑑賞しながら
食事ができるのです。
中に入ると、
オーダーして待っていると、、
凄い声量で
席の真横で歌い出します。
彼らはオペラ歌手の
卵たち。
私はてっきり、
舞台があって、そこで歌うと
思っていたのですが、
テーブルの間を歩きながら
歌うわけです。
しかも!
この方々、歌いながら
お客さんに絡んでくるのです!
いやー、歌いかけられたら
恥ずかしいなー、
どんな表情すればいいのか、、
と思っていたら、
私の隣の席のフランス人、
情熱的に歌いかけられて、
この表情!
げっ!
これはできない!!
恥ずかしくて、
できない>_<>_<!
と、歌手の方々、
次々に歌いかけますが、
皆さんいい表情で受けて、
レストラン内にいい笑いが起こります。
やべーーー
来るなよー
来るなよー
と、私の心が伝わったのでしょう、
私の横を通り過ぎて、
他のテーブルへ。
よかった
自分が座った席が、
レストランのセンターだったこともあり
食事中、ずっとハラハラ。。
いやー、絡まないのなら
安心してゆっくり楽しめましたが、
常に"来るなよー"オーラを出していたので、
少々大変でした。
そして、極めつけは最後!!!!
何と、
みんなで歌おう!
と、大合唱
いやいやいや、
歌声喫茶じゃないんですから
ちょっとハードルが高い。。
奥さんは楽しそうに
歌ってましたが、
(らららー、というだけの歌詞です)
私は苦笑い。。
なかなかユニークな
歌声オペラレストランなのでした