我慢することについて、 | watabeのブログ

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日記で御座います。



そもそもこれほどインチキ臭い出来事が現実に起こるなんてありえないんだと、傘の端に垂れた滴を揺さぶり早くここから出ていってくれと彼等の粘り気を拒んでおりましたが、まるでゴムにでも結わえているようなそんな粘着で、何度も何度も拒絶し左右に振りましたが、未練がましくアスファルトに落ちると、また私の足元に貼り付いてしまうのでした。

 

これほど嘘くさいものが今朝ならば、もっと布団の中に埋もれていて明日の夢でも見ておくべく立ったと、濡れてブシュブシュ文句を言っているつま先を宥めておりましたが、傘の端から漏れていく滴が小馬鹿にして小刻みに震え落ちていくと私の我慢もしっとりと濡れていき、全てを拒絶するようにクルクル傘を回しておりました。

 

クルクル回る雨の中、次第に濡れて貼り付く滴、全てを透かして濁らすと、次第に晴れて白んできて、揺れたアスファルトに世界を映すと、鏡の中のようにインチキ臭くて、全てが何だか嘘くさくって、早くここから出ていきたくて、水たまりを蹴飛ばして世界を歪ませておりましたが、まるでゼリーのように弾力のある世界から見事に拒まれ拒絶され、まるでゴムに弾かれたように飛ばされてしまいましたが、未練がましく糸を引き、腐ったように世界の底に貼り付くのでした。

 

 

よくわかりませんが、そんな日もあるんでしょうか、

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