◼︎各OTAで売れてもOK,自社で売れてもOK
こんにちは!
宿泊予約サイトが大好き♪湯布院ネット集客サポーターの川嶋です。
春休み真っ只中ですね。そしてもうすぐゴールデンウィーク、そろそろお盆の販売も考えていかないといけないです。
先日MAPPLEトラベルも事前決済が出来るようになると発表がありましたが、今後まずは事前決済が出来るか出来ないか?が売り逃しなく販売出来るかのカギとなります。
事前オンラインカード決済とは?
宿泊予約の支払方法の1つとして、宿泊料金を宿泊日前にご利用のクレジットカードで決済する事を言います。ただし、全ての宿泊予約サイト・自社予約システムが対象ではありません。
そうなんです。売れる日は全て「事前決済のみ」にし、キャンセルポリシーをしっかり設定した販売をする事により、確実に入金されます。これは100%宿寄りの売り方です。
絶対に売れる日に、何にも保証がない「現地決済」でわざわざ販売する事はしない方が得策でしょう。
そしてこの方法は、サイトコントローラーがあると更にコントロールしやすく効果が増します。
◼︎ゴールはどこか?を定める。
今回は湯布院のような、最近ちょっと人手不足の地方の小規模旅館さん向けに書いてみます。いかにして繁忙期を確実に高単価で、しかも大人数の予約が取れるようになるのかをピックアップしたいと思います。
◼︎事前決済のみの販売
まず、今年のゴールデンウィークの5/2~5/5は、しっかり事前決済のみのプランを サイトコントローラーで自社含む各予約サイトでコントロール出来る状態にしましょう。もし3日前にキャンセルされても、宿側が定めたキャンセルポリシーにのっとり指定した額を頂く事が出来ます。そして、開いた穴にまた予約が飛び込めば二重で頂く事も可能です。
◼︎1泊&1プランのみで販売
料理プランが複数あったり連泊で入っていると、料理人の食材の用意やレストランのオペレーションが大変になるので、繁忙期は1泊のみか、1つぐらいにプランを絞りましょう。
◼︎人手不足の場合、連泊のみのプランで販売
繁忙期はちょっと人員の確保が出来そうにないって言う場合、中日にお掃除をしない2連泊プランのみで「滞在中はタオルや部屋着を多めにご用意し、スタッフがお部屋に入室する事はございません」って言うプランも結構喜ばれます。これですと忙しい時期にお掃除スタッフを入れなくて済みます。
◼︎余裕があれば複数人数での販売設定に
最近のサイトコントローラーは「複数サイトの人数の売り止め」がカンタンに出来るように出来ています。国内の自社システム&国内の予約サイトはインバウンドのようなルームチャージ(一棟売り)はほとんどなく人数売りが主ですので、貴重なお部屋を一名よりも三名以上などで販売すれば、室単価がグッと上がります。
◼︎まとめ
繁忙期は ただ高く売れれば良いと言う考え方は辞めましょう。宿のお部屋数も人員も冷蔵庫の大きさも限られていますし、無理に販売してキャパオーバーでオペレーションや流れがぐちゃぐちゃにならないように。しっかり宿側で事前に流れを作ってしまう事が大事でしょう。
そして多くの経営者が思う事で、【自社予約で利益率も上げたいが、じゃらん・楽天トラベルの表示順位も落としたくない】と言う事も頭に入れて売っておきたいですね。
まだ自分の感覚値ですが、最近特に【じゃらんのホームページダイレクト(HPDS)が、じゃらんの表示順位を左右するんじゃないか?】と言う事です。そこはリクルートも非公開ですので確認はしておりませんが…なんとなくそう思うのです。
・利益率を考えれば自社や電話予約
・先々も有利に販売出来るように表示順位を意識する場合は、じゃらん(HPDS)・楽天トラベル(R-with)よりの販売
・確実な収益を考えれば事前決済のみの販売などなど…
宿の規模や方針で「これが正解」と言った答えはありませんが、上記の事を踏まえてサイトコントローラーで少し操作をしたおかげで最大の収益を得られたとなれば幸いです。