『山チョメ新伍』

山城新伍氏が亡くなってしまって実に残念だ。

ひそかーに、復活されることを願っていたのに残念だ。

「新伍・紳助のあぶない話」がサザエさんよりも日曜日の楽しみだった日曜日。小学生だったけども。

http://www.youtube.com/watch?v=bbz_PeJZto8

「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」での、司会の逸見政孝氏とのやりとりなどクイズの中身以上に楽しかった。スペシャルのときには、逸見チームと山城チームと分かれて対決したり、かと思えば逸見氏が体調を崩し始めたときには代理で司会を務めてあげたりと、普段番組上では仲たがいをしているのに、いざというときには助けてあげたりと、そんな人間模様がもう一度言うがクイズ以上に楽しめた。

また、高田純次氏、ジャイアント馬場氏、野沢直子嬢など回答陣にも個性が強いメンツが揃っていた点も。

そして山城氏が出ている好きな邦画と言えば、

「スウィートホーム」。↑ビデオ持ってます。

ホラー映画でなんだが、ここで氏が演じる父親像というのが非常に泣ける。

悪霊だか怨霊だかに捕われた娘（NOKKO）を取り戻すために、身を挺して間宮邸に乗り込む姿、娘への愛情に恐怖心もなんのそので必死で立ち向かう姿は、この役はこの人意外にいないんじゃないかなと思わせる名演技ぶり。

影を巧みに使ったホラー演出ぶりも凄いんだけど、これは感動映画ですよ。

どこそこの局のハナッからお涙頂戴こと、「泣ける映画」と銘打ってる、不治の病気だかの主人公の映画よりよっぽどいい。もうそういうのって、泣くために存在する映画だものね。あくまで「泣くため」の手段と化している映画だ。

氏が亡くなってから出てくる話に、絶縁状態になっている実の娘さんに会いたかったとかなんとか。その話を聞くと、実際の氏の人物像は分からないけども、この映画のワンシーンを思い出してしまう。

残念だが、

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『スウィートホーム』を巡る法廷闘争（wikiより）

映画公開後、東宝よりレンタルビデオ用のビデオテープ及びLDが発売されたが、このビデオを巡って監督の黒沢が伊丹プロを提訴した。ビデオの印税が黒沢の元へ払われていないこと、ビデオ化の際、黒沢の了承なしに勝手に編集が行われていることなどが争点となったが、裁判所での判決は黒沢の敗訴となっている[1][2]。

この判決によりビデオは廃盤となり、入手は困難になっている。2009年現在DVD化も行われていない。今後もテレビでの放送や再発売も難しい作品となっている。

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この作品は絶版物だ。

いやはやなんとも。

氏の著作の「若山富三郎・勝新太郎無頼控おこりんぼさびしんぼ」に絡めて、TBSラジオのストリームで吉田豪氏が語っていた氏の人柄なんかも聞いてて、復活を待っていたけど・・・。

そう言えば、これを忘れちゃいけない。

川谷拓三氏との日清どん兵衛のCMも粋だった。
http://www.youtube.com/watch?v=QhCxj57eIMU

'80-87 日清食品どん兵衛CM集 vol.1

http://www.youtube.com/watch?v=m1tD-40Of-U

今年はいろんな方があの世にご旅行に行く年ですな。

おやかまっさんどした。

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