中ノ森BANDが解散するそうで
中ノ森BANDが解散するそうで、まあ特にファンでもないんだけど、あれだけプッシュされてたのに・・・という感じです。
傍から見て、バンド名に「BAND」と付いていても、素人目からでもバンドの形で地方からのし上がってきたバンドじゃないのは明らか。
真ん中の中ノ森嬢を中心とした作られたバンドだなと。
同じく解散したΛuciferもとい、売り出したい娘(息子)さんをバンドの形でデビューさせて売り込んで行く形。もちろんバンドメンバーを結び付けているのはビジネスライク。Λuciferの場合はマンガとのタイアップもあったけど、アイドルをバンドの形で売るのはプリンセスプリンセスも然り。
そういえば、ZONEも当初楽器なんか全く弾けないのに、とりあえずガールズバンドで世に出されたグループだ。
中ノ森バンドの場合は、作られたバンドといった目で見られているのが飛躍する障害になると思ったのか、真ん中の中ノ森嬢が頑張って、ガールズバンドとして結束を固めた裏話なんかありますが、こういった結果になって残念です。
ところでウィキペディア(Wikipedia)で、中ノ森BANDを検索したら今までのCDの売り上げ枚数が出ているんだけど、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E3%83%8E%E6%A3%AEBAND
例えば、
『イソブラボー/雪 <初回限定盤:TECI-127/通常版:TECI-128>(2007年10月24日発売)
最高順位50位 売上枚数0.3万枚 』
甲本ヒロト氏を作詞・曲に起用し、こないだ亡くなられた水野晴郎氏まで宣伝していた「イソフラボー」の場合だと、『売上枚数0.3万枚 』ということは、これは約3000枚ということだよね。
あんだけ宣伝してたのに、3000枚か・・・。
90年代と比べて本当にCDって売れてないんだね。
中ノ森BANDって結構タイアップなど優遇されている方なので、これでも世の中に星の数ほどいるバンドの中では売れている方なんだろうけど、3000枚か。
そういえば同じくwikiで、B'zを見るとね、
http://ja.wikipedia.org/wiki/B%27Z
前まではそれぞれのCDの売上げ枚数が一覧で載っていた。怒涛の売上げの歴史が、一つ一つの曲の横に記載されていたんだよ。
でもいつの間にか、売上げ枚数の記載が全部削除された。
そりゃ一曲一曲のリンク先を辿れば売上枚数は見れるんだけど、一覧にすると売上枚数の衰退が一目で分かる。下手すれば一時期の10分の1くらいのだってある。
誰にだって全盛期という時期があるし、それを継続するのは至極難しい。まだまだB'zはかなり売れている方なんだろうけど、"売上げに関しては"のB’zでもそれかといった日本のCD売上の現状。
それに音楽を購入する形も、やっぱり時代はネット配信の方が主要になってくるかもしれない。
私はiPodに約1万曲入れてるくらい音楽は好きだけど、ここ10年くらい意図的にCDショップには行ってないもの。わざわざ足を運んでまでCDを購入する気がしない。
むしろCDショップなんかなくても、amazonがあればそれでいい。
場所と時間を気にせずに好きな音楽を自分のものに出来るネットに、店頭販売がこれから勝てるとは到底思えないし。
それにね・・・・・・・・CDは場所を取ってしまう。
出来ればデータといった場所を取らないものの方がいい。東京のお家事情も考慮しての話です。実際は手に取る形の方がいいのは、頭では分かっております。
雨後の後のタケノコのように売り出されてくるミュージシャン、縮小傾向にある音楽業界の歯止めとなるバンドがこれから出てくるかな?
企画物に近い、作られたミュージシャンが打ち上げ花火のように出てきてすぐ忘れ去られるようでは、聞き手の「音楽が聞きたい」という気持ちよりも、消費・消化スピードを加速させるだけじゃないかな。
むし歯ってみがけばとまるんだヨ―削って詰めるなんてもったいない!
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・猫烏丸第17回『名古屋はええよ!やっとかめ(前編』(50分52秒)
妄撮 モーサツ zatracenie ExT Recordings 1st ANNIVERSARY MASTER MIX
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