ブサ子on my mind 7
今回はいつものキャッツトークは無しでやんす。
上の猫は昔飼っていた猫の子猫のときの写真です。
小学校のときから飼い始めて私が二十歳になるときぐらいまで、十数年ほど家族だった。
チビと名づけた猫は成長していくにつれ、その名が似合わないほど大きくなった。
なんというか猫よりも熊みたいな顔に、ガッシリ体型。
ここら一帯のボスでもあった。
夏場などトイレ(昔のマンションで和式)で寝たりなんぞしたりして、おちゃめな点もたんまり。
小学校のときなど、いつも一緒に寝ていたのだが毎朝、毎朝私の頭をずっと舐めてる。去勢していたので自分の子はいなかったが、私を子供扱いしていた節も見える。いつも朝は頭がベトベト。
目を覚まして、少しザラついた舌で頭を舐められ続けられていたのがくすぐったかった。
引越ししてからもその地域のボスに君臨して他を寄せつけない強さを誇っていた。
でも家ではおとなしくて、いじられ放題。けっして怒ることはなかった。
”気は優しくて力持ち”というやつか。
この猫がとても私は好きだった。
猫より熊に近かったし。
そんなチビも近所でイタチと戦ったらしく、そのときに負った傷が原因で猫のエイズに感染してしまった。
そしてそのまま家で亡くなった。
最後のころのチビはとても痩せ細って、体も小さくなって何処か名に近いものになっていた。
チビ並に強くなりたまえ、新しいチビよ。
太い足の君は期待株だ。
怖い姉ちゃんに負けんな。
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