偶然の奇跡 | とりきちTagebuch

とりきちTagebuch

ドイツ・ベルリンから鳥好きの とりきちが、
一緒に暮らす鳥達、家族、ドイツの鳥事情を日記につづります。


昨日、12月16日のお話です。

ごーし、ごーし・・・

ごーし、ごーし・・・

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・・・・・・・・・

前回のブログ で、ぷぷにさんざんおばさん と言われ、
落ち込んでしまったクラウスを、
とりきちは必死でカキカキ棒でなぐさめていました。


ねぇ、クラウス。
ぷぷに言われたこと気にしちゃだめだよ。


じつはね、今日でクラウスは、
とりきち家にきて、2周年を迎えたんだよ!

クラウスのお誕生日を、とりきちは知らないから、
お迎え記念日が、クラウスにとって、一つ大人になった大事な日なの。

それを、あのイジワルぷぷがあんな風に、
おばさん!って言ってしまったのよ ^0^;

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        2周年・・・!

そう、2周年^^ 早いねー。
クラウスはだいたい2歳と6ヶ月くらいになったんだよ。

この機にクラウスがとりきち家に来た頃のお話を、くわしくしてあげる。
これまでブログにも書いてこなかったことも、たくさん。

2年前のこと。

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ベルリンの街が、
クリスマスの雰囲気に満たされはじめた頃。
さむーい、さむーい天気の日。

とりきちは、ぷぷのお婿さんを探すことにしたの。
(お迎えしようと思った経緯はこちら

悩みに悩んで、はじめたお婿探し。
ぷぷのプロフィールも出したんだよ^^

そして、ある日、連絡があった人の中から
気に入った色のインコさんをネットで発見したの。

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その写真がこれ。

ほかにも何羽かのインコさんに会おうと約束はしたんだけれど、
まず、このインコさんと、ぷぷのお見合いをすることにしたの。

そのインコさんの飼い主さん(トルコ人)のもとへ行くと・・・
なんと、写真のインコは他の人にわたってしまったそうな。

がっかりして家に帰ろうとした とりきちに、
その飼い主さんが・・・


待って! 
もう一羽同じオスのインコがいるから・・・!



と、慌てて居間に行って、
大きなケージから、そのインコを出してきたの。

そのインコは、わけも分からず、
居間じゅうを飛び回って、置物や部屋の飾りをなぎたおし、
大騒ぎになったの。

その人はそれでも必死につかまえようとして、
とりきちに向かって、

いつもは、こんなんじゃないんだ・・・
はぁはぁ・・・!



て。 

ほんまかいな!
と呆れ半分でその様子を見ていたわけ。

そして、急ごしらえの手乗りトレーニングの成果を
見せられて、そのインコも、必死になって、
飼い主さんの期待に応えようと頑張っていたの。


そして飼い主さんが一言。


手乗りだし、健康だし、
イケメンだし、いいお婿になるよ!


もしその時、とりきちが、そんな言葉を信じず、
家に帰ってたら、とりきちはあなたと出会っていなかったわけ^^;

ところが、単純なとりきちは、ふらっと来ちゃって
まずは、ぷぷとのお見合いをしてみよう!
という気になっしまいました(笑)

当時、そのインコの名前はカルロス!
サッカー選手のロベカルから来ているんだって。

その、当時カルロス少年は、
冬の寒い中を、ちっぽけな箱に入れられて、
とりきちの毛布入りのバックに入って、アパートに到着。

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最初のショットがこれ。クラウスだよ^^
カルロス少年、緊張しています。


翌日。お見合いスタート。

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ぷぷが早速、そばによっても、
目を合わせようとしない、カルロス少年。

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とりきちが用意したリースに乗って、
可愛い姿を見せるカルロス少年。

しばらくして名前を、
あんまり濃くない ドイツ風のクラウスに変えて呼ぶようになったの。
名づけ親は、ドイツ人の友人のヨハネス。

で、ぷぷとクラウスの様子を見ていると

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まんざらでもなくって・・・

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いい感じで・・・

これはいける!と思ったんだ。

でもね、今思えば・・・

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クラウスは、考えこむようなインコで、
最初は暗薄な場面ばかり見られたんだよ。

おまけに・・・

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お見合い中から、お弁当をつけていたし^^;

でも、クラウスは最初から、ぷぷが好きだったよね。

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じーって、ぷぷを見つめる姿をみて、
このインコならいける!と思ったわけ☆

で・・・

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お見合いが成立したのが、2007年12月16日。
                              (当時のブログはこちら

この頃のとりきちは、
ようやくぷぷにお婿さん候補ができた!と喜んでいたんだよ。
ぷぷに、ぬいぐるみではなくて、本物のインコさんを
お迎えできたってね。

クラウスが後で、実は女の子だったということは、
もうここでは話さないよ。
もうたくさんお話してきたものね。 (たとえばこちら


ちょっとだけ、お迎えして日が浅いころの
クラウスの面白い写真を一緒にみようね。

写真を見て気づいたけれど・・・

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クラウスって当時から、ぷぷに遠慮していたよねー。
これも、なんか迷惑そう^^;

次の写真は最高。

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写真をアップにして見ると、
水に紙をつけて遊ぶ変な ぷぷを、呆れて見ているし(笑)

でもね。
ぷぷも同じだったみたい。

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小枝ですっごく嬉しそうに遊ぶクラウスを
後ろでしらけて見ているのよ、ぷぷは!

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枝をバキッ!と折ったときなんか、背中向けているし(笑)

最初は大人しいクラウスだったけれど、
すこしずーつ元気になって、クラウスらしさが出てきたかんじ。

どう、クラウス?
自分で覚えている?

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あんまり覚えていないです。


覚えていなくても、いいよ。
たまに、とりきちがお話してあげるから^^

そしてね、もう一つ。
なぜ、ブルーのインコさんを選んだかということ。
これは、ずっと秘密にしてきたの。


それはね、とりきちが日本に置いてきた、
セキセイインコのチビが懐かしくなったからなの。

当時のとりきちは、クラウスを見るたびに、
日本のチビの姿と、どこかで重ね合わせていたんだ・・・

チビ、チビって。

だから、当時のとりきちは、
クラウスをクラウスとして見てあげていなかったのね。

ごめんね、クラウス。
今まで、このことはずっと胸の奥底にしまっていたんだ。
でも、2周年を機に、きちんとお話して謝ろうと思って。

でも、あなたは、自分が他のどのインコでもない、
クラウスというインコだということを、とりきちに気づかせてくれたんだよ。
チビの代わりなんかでもない、個性あふれるインコだということを。

とりきちは今、クラウスと出会えたことは、
偶然の奇跡だと思っている。
あのトルコ人の飼い主さんに感謝だね(笑)

とりきちだけでなく、
たくさんの人に愛されるクラウス。
ぷぷと一緒に可愛い光景を見せてくれるクラウス。
どこまでも優しく、ひょうきんなクラウス。

無理をしないで、あなたらしく、
これからも、私たちのそばにいて欲しい。

今までありがとう。
そしてこれからもよろしく♪


クラウスお迎え2周年を、
よかったら一緒にお祝いしてください(*^ー^)ノ
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皆さんは、どんなクラウスが好きですか?

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この鳥さんに会いに、
とりきち横丁へGo!
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会いにきてね♪


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第1話から、お読みいただけます。


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