弱さの程度差

弱いほど勝ちみたいな時代の中
中途半端に弱い方が分が悪くて
逃避が励まされ馬鹿らしくなる
余裕が減れば同情も怒気に覆る
なら同じようにしてもいいの?
そう言っても儚く消えて行く中
それを誰より許せないのは自分
先の事なんて何にも見えなくて
逃げてしまえたら良かったのに
やっても応えてくれないなんて
損したような想いが連なる日々
強く望んでばかりで叶う事より
仕方ないと諦め掛けてた瞬間に
叶う事の方が遥かに嬉しくなる
我慢は先で報われて価値を持ち
報われない努力なら意味はない
弱いのに努力するから辛くなり
もう全てを投げ出したくなる中
自分が憐れむ物に自分はなれず
努力しているから満足もある中
たった一つの大きさが天と地だ
一日一日を真面目に生きてると
世間受けしやすい外見だけでは
そんなに多くの得なんかしない
恋に不安が襲い自信は揺らぐ中
どんなに世間受けしやすくても
一人に受けなければ意味がない
邪魔になってしまわないように
期待は控え目に薄く持ってる中
本当に置き去りにされてしまい
もう捨ててしまいたくなるけど
捨て切れないの知ってるように
後回しの遅くに応えるの意地悪
たった一つが生き返るほどの力