ライバル関係の始まりは偶然。。。 | Legba's Voice

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はじまります、新たなクロスロード伝説。
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0910 Today in Rock
$Legba's Voice-Top
ビートルズがストーンズに曲を提供(1963)
ローリング・ストーンズにジョンとポールが
“I Wanna Be Your Man/彼氏になりたい”を提供した。

元ビートルズの宣伝担当をしていた、
ローリング・ストーンズのマネジャー
アンドリュー・オールダムがこの日、
偶然ロンドンの通りでジョンとポールに再会。
セカンド・シングルの為にリハーサル・スタジオに入っていた
ストーンズの元に2人を連れいった。

当時ブルースのカヴァーばかり演奏していたストーンズも、
これからはビートルズのように
オリジナル曲で勝負する必要があると考えたオールダムは
千載一遇のチャンスとばかりにジョンとポールに
ストーンズの為に曲を書いてくれと頼んだ。

スタジオを訪れた2人は「君たち向きかもしれない」と
まだ完成していなかった
“I Wanna Be Your Man”を弾いて聞かせた。
それを聞いたストーンズのメンバーが
「オレ達のスタイルにぴったりだ」と気に入ると、
そのままスタジオの片隅で2人は曲を完成させ
ストーンズに快く渡した。
また、この時のジョンとポールの曲作りの様子を
目の当たりにした事が
後にミックとキースが曲作りを始めるきっかけともなった。

この時の事をミックは
「2人の曲作りは見事だったし、
売れ線の曲をくれた事にも驚いた」とコメントしている。
こうして後のロック史において双璧をなすバンドの
ライバル関係が築かれていった。。。

そしてこの日から、およそ2ヶ月後
“I Wanna Be Your Man”はストーンズの
セカンド・シングルとしてリリースされ
全英チャート12位をマークするが、
ミックのコメントとは違い。
ジョンは「あれは捨て曲だった」と言っている。。。

その真相は定かではないが
ビートルズのバージョンではアルバムに必ず1曲ある
リンゴ・スターのヴォーカル曲として収録されている。





ブライアン・ジョーンズのボトルネック奏法が
ビートルズとは違い、ブルースをベースにしていた
ストーンズらしいアレンジとなっている。
Rolling Stones - I Wanna Be Your Man







$Legba's Voice-Release
Van Halen「Van Halen」(1978)
$Legba's Voice
ヴァン・ヘイレンが放った衝撃のデビュー作。
ライトハンド奏法を世界に広めるきっかけとなった
先行シングル “You Really Got Me”が
全米36位というスマッシュ・ヒットを記録。
80年代を席捲するヘヴィ・メタル・ブームの
ギタリスト達を始め、その後の多くのギタリストが
避けては通れないアルバムは今日まで売れ続け、
全米だけでも累計1000万枚を売り上げている。




"You Really Got Me"がラジオで流される時は
アルバムでこの曲の前に収録されていた
“Eruption/暗闇の爆撃”と一緒にオンエアされる事が多く、
ライトハンド奏法がフィーチャーされるきっかけとなった。
"You Really Got Me"







$Legba's Voice-No.1
Guns N' Roses - Sweet Child o' Mine
1988/9/10 ~ 2週連続1位

ギターの弦飛びフレーズの練習をしていた
スラッシュにドラマーのスティーヴン・アドラーが加わり
冗談でジャジーにジャムり始めた事が
この曲が出来るきっかけだった。
結果、5分で出来上がった曲が
ガンズ・アンド・ローゼズ唯一の
全米No.1シングルとなった。。。







Mojo Walker