久しぶりだな!
トライ☆アングル一の美男子(*自称)
イーギー様だぜ
街はハロウィン一色だな
そんな中、アップタウンに天才魔術師がいるという
噂を聞きつけたので行ってみるぜ
??? : ん?
なんだお前、未来の天才魔術師(予定)
ヘンピコ様に気軽に話しかけないでくれよな!
何をっ
俺様は未来の最強冒険者になる男だぞっ!(未定)
ヘンピコ : え、な、なんだって!
そうなのか、なんか俺たち似たもの同士だな、へへへ
そうだなっ
なんかお前とは気が合いそうだ
ヘンピコ : ここで会ったのもなにかの縁
せっかくだからお茶でもしようぜ
いい場所知ってるからさ!
おお、いいな
ヘンピコ : じゃあ一気に飛ばすぜ!
うぁあぁあ゛あ゛ぁあ゛!!
って飛んだ!?
ヘンピコ : ってかなんだここ!
総本山じゃんっ、目的地と違うし!
マジか!
??? : これヘンピコ、また掃除をサボったな
罰としてしばらくそこで反省するがいい
ヘンピコ : わわ、大導師様だ、げげげ
なんかイーギーを巻き込んじゃったみたいだな;;
お前だけでも飛ばせるといいんだけど
えいっ、えい!
あ? いや、俺様は別にっ…て
うぁあぁあ゛あ゛ぁあ゛!!(2回目)
今度は何処だ!?!
って、女王様ぁあ!?!
ヴェルデガルド : イーギー
えうあぁうぇ、はいぃい!?
ヴェルデガルド : あなたのお友達は
まだ閉じ込められたままです
あなたが選ぶ道は二つ
友を助けるか、見捨てるか
フフフ、女王様
俺はあいつを見捨てたりなんかしたりしません、なんたって
この世界一の冒険者になる男ですから!
(*勘違いです)
ヴェルデガルド : ならばまず総本山へ向かいなさい
任せて下さい!
って結界とかはってあったんだここ!!
忘れてたぜ、…なんか早速挫折しそう…
??? : どうなされました
おお、丁度よかった
あそこ結界とかはってあるんだけど何とかしてくんない?
見習いの少年 : え、何この人、いきなり馴れ馴れしいな
今日はなんか知りませんがはってありますね
結界なんてそう簡単に壊れるものじゃないですよ
『結界石』なんかあれば壊せるでしょうけど…
ふむ、結界石か、ありがとう少年!
見習いの少年 : (なんかよくわからんがウザっ)
って事で街の人間に聞き込みをしてみた所
なんでも軍のお偉いさんなら結界石を持っているようだな
でも俺様軍には入らない主義だしどうやったら手に入るんだろうな
??? : ふふふ、なにかお困りでしゅか?
今度は誰だ?!
ダーリン : この街のことで僕の知らないことはないでしゅ
ハニー : 流石ダーリン、カッコイイでしゅ!
(自慢話が長い男はモテないでしゅ)
実は…赫々然々
ハニー : そういう事なら口説いて手に入れるのが一番でしゅ
ダーリン : 女性の傭兵しゃんは薔薇の花束に弱いでしゅ
酒屋のお兄ちゃんがいつも隠し持ってるでしゅ
おお、なるほど!
ハニー : でも、お前は喋るとウザいでしゅから
あんまり喋らずにとっとと渡してくるでしゅ
女は都合よく勘違いできる生き物なので
向こうの想像力に任せればこっちのモノでしゅ!
Σなっ
(こ、こいつら本当は何歳なんだっ?)
ハニー : いいからさっさと行ってくるでしゅ!
Σうべら
(…あんま喋るなって言われたしな
とりあえず渡せばいいの…か?)
女僧兵 : え、これを私に!?
私花束なんて貰ったの初めて!
わざわざ私のために薔薇の花束を…
嬉しいっ!
お願い? いいわよ何でも聞いちゃう!
結界石?
お姉さんに貰ったって事は内緒だからね☆
…すんなり手に入ってしまった
逆に怖えぇ!!
っとまあいろいろあったが辿り付けたぜ!
ヘンピコを出してもらおうか!
大導師 : 巻き込んでしまってすまなかったね
あの子は素晴らしい才能を持っているのだが
いつも修行をサボってばかりで心配で
ヘンピコお師匠様に心配かけてたんだなぁ
大丈夫、俺からもしっかり言っておきますから
あいつをそろそろ出してあげてください
大導師 : 頼みましたよ
って事で、ヘンピコ!
お前というテメェは!
ヘンピコ : あ、イーギー!
なんでお前ここに!?
へ、師匠が心配してた?! マジか!
マジだ!
ヘンピコ : そっか、師匠がそんなことを…
へへへ、そっか、わかった
俺掃除は今度から自分でやるよ!
これはいらないから、イーギーよかったら使ってくれ
おう、わかったありがとうって
…うえぁ!?
何だこれ! う、浮くぞ!?!
…続く
え、続くの!?