本当に不公平な文化だな~
私は、
アメリカから日本に帰国した際
タバコ臭さに嫌気がするたびに
文化の違いを痛感します。
今回はアメリカはなぜ
禁煙先進国なのか、の
文化的理由と、
それと日常会話に頻繁に出てくる
"あるフレーズ"を合わせてみます。
すると
このブログを読み終わるころ、
あなたは、アメリカ人の思考が
理解できるようになります。
そして
実際にネイティブと会話したときに
君の英語は
他の日本人より
理解しやすいよ。
留学でもしてたの?
とネイティブの友人に
褒めてもらえるでしょう。
そして、
あなたはアメリカ人に
日本に住む外国人の気持ちを
理解してくれる人として
慕われ
その後も信頼関係が続く
きっかけとなるでしょう。
ところが、
日本語を話すときの習慣で
感情の赴くまま
英語を話しているだけでは、
あなたの話し相手(アメリカ人)は
この日本人はなんて
不公平なことを
言っているんだ!
と、気分を害してしまい
それ以上深く、
あなたと関わるのを
やめるでしょう。
ここからは、
私が学生だったとき
初めて、
「Fair」という言葉の
使い方を知った
友達Saraとの会話です。
Sara:
「カフェテリア(食堂)のドアを出て
すぐのところに喫煙所ができたね。」
私:
「そうそう!
そこを通るといつもタバコ臭くて
やだよね」
Sara:
「これは不公平だよね。」
That's not fair
どういうところが
不公平か解説をすると、
生徒皆が使うカフェテリアのドアの
すぐそばに喫煙所ができたことで
便利で良かったと思っているのは
数少ないSmoker達だけです。
Non-Smoker までが
そこを通る度に、
臭い!! と、
不快な思いを
強いられることが
不公平である、
と彼女は言ってるのです。
日本も最近、
喫煙エリアと禁煙エリアが
別々になっているカフェなど、
ありますが、
日本ではまだまだ
街中の歩きタバコなど
周囲の人やNon-Smokerにとって
不利なことが起きていることに
遭遇する機会が
多いように思います。
そして、これについて
日本人 Non-Smoker達は
Not Fair
と主張できているのか?
また、
日本人Smoker 達は、
OK, Let's fix the problem.
と、問題解決をしようと
する器があるのか?
私には、わかりません。
このようにアメリカ人は
不公平なことに対して
しっかりと声をあげる
習慣があります。
これは、
歴史的背景が大きく影響しているかと
思います。
移民が集まった国のため、
色々な価値観を持っている民族が
集まった国だからこその
アメリカらしい特徴です。
以下の3点は、
「公平/不公平」に関する
使えるフレーズをまとめました。
ぜひ
英会話に活かして下さい。
1). It's fair 公平だ。
※That is でも使える。
2). It's not fair
不公平だ。
※That is でも使える。
3). It doesn't sound
fair to me
私にとってそれは、
不公平な話に聞こえる。
※ Sounds fair to me. で
私にとって公平だ、となる。
これで、あなたが不利な立場に
なりそうな場合、
ちょっと待った!と
ストップをかけられるように
なります。
アメリカ人の前でタバコを
吸いたいときは、
Do you mind
if I smoke?
と一言聞いてみましょう。
禁煙大国のアメリカでは
タバコを吸うことは
日本人が想像するより
マイナスイメージです。
けれど、この一言があれば
禁煙大国から来たアメリカ人から
不公平だ!
と言われることは
ないでしょう。
今すぐ、
Fair, Not Fair,
Doesn't sound fair to me,
Do you mind if I smoke?
と音読してみてください。
これであなたは
アメリカ人の思考が
見えてきたはずです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。