アメリカに潰されるな日本!日本を救うための重要事項 | Where are you from? と尋ねた後、会話を続かせられないあなたを本当に日本育ち?と疑わせるための習慣と合わせて学ぶ英会話

Where are you from? と尋ねた後、会話を続かせられないあなたを本当に日本育ち?と疑わせるための習慣と合わせて学ぶ英会話

18歳で憧れのアメリカへ大学留学。英語は大好き、でも勉強が大嫌いで中学高校英語のテスト赤点常習犯だった私でさえも感じた日本の英語教育と現地英語にズレ。そんな私が留学中に実践した「実は日本でもできる手っ取り早い英会話」をアメリカ文化と合わせてお伝えします。

ャンスはいつも公平にある




あなたが
そう思うか、思わないかは
別として。



アメリカでは、
「公平か不公平か」
という価値観で



社会が成り立っていると
言っても、過言ではありません。



本日は、平等な社会に住む
日本人が意外と忘れがちな
「公平・不公平」の価値観を



英語を話すときに
どのように
適用させるかの説明します。



アメリカでよく使われてる
「公平・不公平」
文化的背景の意味を
知っておくと、



アメリカ社会とアメリカ人の
考え方が理解できます。



公平か不公平?



そんなの日本じゃ当たりまえの
ことだけど、
改めて学ぶことなんてあるの?

※詳しくは
差別大国のニッポンの記事へ



そう思った、あなた。



これを意識せずに
アメリカ人と話していると
そのうちに



「なんて、不公平なことを
言っているんだ。


コイツは常識のないヤツだ!」



と思われてしまい、信頼関係に
ヒビが入ってしまいます。



しかし、
「公平・不公平」
意味の文化的背景を
理解していれば



あなたは


「この人は、
今までの日本人と違って
よくアメリカの文化を
理解してくれているな、



もう少し、
先の話をしても
理解してくれそうだ」



とアメリカ人の心を開くことが
できます。



すると、
あなたが少しくらい不完全な英語を
話していても



アメリカ人は、
あなたに信頼を置くようになり



プライベートでは、
日本の文化とアメリカ文化で
会話が盛り上がり、



お互いの文化を理解できることで
さらに、
人間関係の絆が強くなります。





また、
仕事の取引上
アメリカ人との付き合いがある際



あなたが
「公平・不公平」の文化を
理解することで



"なんとなく立場の弱い日本"という
位置から



アメリカ側だけ都合の良い結果に
なってしまうことを止め、



あなた自身が
双方にとって公平な結果を求める
ことができるようになります。


さて、
あなたは英語のフレーズで



That's fair  それは公平だ
That's not fair  それは不公平だ




というのを聞いたことが
ありますか?



これはかなり頻繁に
使われるフレーズなので



英語を話す際に取り入れると、
自然な表現に聞こえます。



これは、
私がアメリカのアマゾンで
ボードゲームを買ったときの
お話しです。



”新品同様”としてあった
中古のボードゲームを
買ったのにも関わらず



送られてきたのは、
ボロボロの箱に透明ガムテープが
貼ってあり、



新品とはかけ離れた状況だったので




それをクレームとして
出品者にメールをしました。




そしたら、出品者は



I would like to give you
a fair price.

  


とメールを返してくれました。



上の、
Fair Price というのを
直訳すると、



「公平な価格」となります。




公平は価格とは
どういうことなのか?



出品者側の仕入れ値や
利益を考えたときと、


購入者側の立場として
この品質なら、
ここまでの値段を払える、


という、

双方にとって
都合のいい価格


であることが



公平な価格という意味です。



このように、
アメリカでは
歴史的背景の影響なのか



不公平だ!



と、言われると
公平にしなければ、
という気持ちが働くようです。



もし、あなたが何かの取引で
不公平を感じたら、



That's not fair
それは、不公平だ



と主張してください。



すると、
良識のあるアメリカ人は
物事を公平にするために
動いてくれるでしょう。




公平に動いていなかったと
したら、それは



主張の弱い日本人であることに
侮られている可能性もあります。




ここで、
日常的に出てくる

「Fair」の使い方を

3つあげてみます。




1) She gave me a fair price.


彼女は、私に公平な価格を
提示した。



2) He made a fair decision.


彼は、公平な決断をした。  




3) I am a fair person.


私は、公平な人間だ。  


このように、


2人とも同じ条件にも関わらず

Aさんは◯◯を2つもらったのに

Bさんは◯◯を1つしかもらっていない




という、
所有権的なものだけでなく



日常的な価値観の中でも



「公平・不公平」の判断が



頻繁に使われることを
把握しておいてくださいネ。



そして、
双方の都合にとって良い結果に
なったのか、
ちゃんと確認して下さい。



日本人のよくある癖で



「せっかくアメリカから、
来てくれてるから」



「せっかく、
日本語を頑張って
話してくれてるから」




など、

♦感情を優先させていい状況なのか
♦他に優先事項があるのか

を、しっかり見極め


自分の損に対して
言い訳けしないように
気をつけてください。


アメリカ人にとって必要なのは
あくまで「公平」であることです。



今すぐ、
もう一度音読してみましょう。



1) She gave me a fair price.
2) He made a fair decision.
3) I am a fair person.



最後まで読んでいただき
ありがとうございました。