無意識にあなたも! 差別大国のニッポン | Where are you from? と尋ねた後、会話を続かせられないあなたを本当に日本育ち?と疑わせるための習慣と合わせて学ぶ英会話

Where are you from? と尋ねた後、会話を続かせられないあなたを本当に日本育ち?と疑わせるための習慣と合わせて学ぶ英会話

18歳で憧れのアメリカへ大学留学。英語は大好き、でも勉強が大嫌いで中学高校英語のテスト赤点常習犯だった私でさえも感じた日本の英語教育と現地英語にズレ。そんな私が留学中に実践した「実は日本でもできる手っ取り早い英会話」をアメリカ文化と合わせてお伝えします。


Where are you from ?


英語のテキストに頻繁に出てくる

このセンテンス。



「解釈できる」と思うものを

以下の選択肢から選んでください。



1. 出身地はどこ?

2. 今日はどこから来たのか?

3. 出身はどこに国?


正解は



「全て」と答えた方、

あなたにこのブログは不要です。

今すぐブログを閉じて下さい。



1,2,3のどれか一つを選んだ方、

この先も読み続けてください。



正解は全てです。



しかし、

一般的な日本の英語教育では

これを「出身地」を尋ねることしか

教えません。

Where are you from? = 出身地

と決めつけるのは、
ネイティブと会話すると
会話がずれてしまうことがある
ので、気をつけてくださいネ。

本日は、



アメリカ在住歴6年の私が

Where are you from?

「出身地はどこ?」の意味で


この質問を

受けたことがないのはなぜか?



を、このブログで解明していきます。



これを理解しないままでいると

いつまでたってもあなたの英語は



日本の習慣に理解のある人に

通じるだけで、



実際に海外に出た際は



この日本人は、

なんて失礼なことを

平気な顔をして聞いてくるのか?

と思われ、


あなたを変人扱いする人

出てくるでしょう。



また

英会話初心者だと見抜かれることで


詐欺など対象にもされてしまう

かもしれません。



でも大丈夫です。


私がアメリカで体験したことを

お伝えするのであなたが

恥をかくことはありません。



今日は、英語を話すときに


日本人が海外でやってしまいがちな

差別の気をつけたいポイント


をお伝えします。



これさえおさえれば


今まであなたが一生懸命

勉強してきた英会話を、


世界に通じるもの

に置きかえることができます。



また、

英語を話すということは、

単に日本語を英語に訳すのではなく


英語と日本語は完全に異なる

言語(文化)である


ことも理解できるでしょう。



日本人は

アメリカの文化と比較をすると

「決めつけ」が大好きです。



たとえば、

これは私が日本に

住んでいたときのこと。



白人の彼氏と

箱根へ旅行に行ったとき。


少し休憩を取るために

喫茶店に入りました。


店員さんに席を案内され



「やっと休憩できる~」と


椅子に座ってホッとしていた矢先。



店員さんが

お水を持って戻ってきました。


そこで、お水と一緒にサッと

彼の前に置かれたのが



英語のメニュー!!!


そして私の前には日本語のメニュー



「またか。。。」



首を小さく横に振り。
彼は私の顔を見て呆れ顏。



店員さんは、親切にして

くれたつもりだったのでしょうが



白人の彼にとっては

「また差別をされた」

ということになってしまうのです。



彼が日本語で「2名です」と伝えて

席に案内してもらったのにも

関わらず


このスタッフはどうやって

私の彼氏が「英語を話す人」と

判断したのでしょうか?



おそらく「白人=英語」の

決めつけだったのでしょう。



私の彼はたまたま

アメリカ人だったので

英語のメニューが正解でしたが


日本語の読み書きもできる人

だったので、


頼んでもいない英語のメニューは

余計なお世話です。



移民の多いアメリカでは


日本のように

髪は黒くて肌の色もほぼ一緒で

宗教観にバラつきが

あるわけでもないので


外見から何らかを判断することは

そもそも容易ではありません。



しかも

複雑な歴史的背景から

なるべく外見判断をしないで



You are a racist

あなたは 人種差別主義者だ



と呼ばれないように
気をつけているのです。


だから日本にいる外国人にとっては


「決めつけ」文化によって

感じる阻害感は

日本人のあなたの

想像以上にデリケートに

感じるのです。


あなたももし

アメリカに移住すれば


皆もあなたをよそ者扱い

しないよう気を付けてくれます。



だから、せめて

英語が少しでも話せるあなたは



この習慣を覚えて活かして下さい。



これは

日本人が気をつけたい

決めつけ系判断
3つにまとめたものです。



1) 性別による根拠のない決めつけ


)

年頃の女性だし結婚願望

あって彼氏募集中なのかな。

同性愛者かもしれません。



2) 人種,国籍,宗教による根拠のない決めつけ


)

アジア人っぽいから仏教徒かな?

アメリカ育ちのアジア系アメリカ人で

クリスチャンかもしれません。



3)年齢による根拠のない決めつけ


)

60代後半位の定年退職した暇な

おじさんかな?

定年退職後に大学へ戻った

“Student”かもしれません。



年齢を聞くことで

いろいろなことが判断できる


日本人にとっては

慣れないかもしれませんが

これは文化に関わらず
公平な人間の見方

だと思います。



あなたもこのような無意識な

「決めつけ」をしていませんか?



今すぐ

外人と英語で話したときのこと

思い返してみてください。



最後までお読み頂き

ありがとうございました。