バーナード・ショーというイギリスの有名な劇作家はなかなか辛辣な人で、おもしろいことをいろいろ言っています。
たとえば、
「訳のわかった人は、自分を世の中に適合させる。わからず屋は自分に世の中を適合させようと頑張る。だからすべての進歩はわからず屋のおかげである」
まさに、スティーブ・ジョブズなどは、この類でしょうね。
川瀬武志先生によると、工場のカイゼン作業の仕事に望ましい資質とは、
「(病的なまでにも)現状を容認しないこと。どんなに良いものを見せつられても『何だこんなもの』と言えること。そして、つねにもっと美しいものを追求すること」
こういう一握りの人たちによって世の中に進歩がもたらされているのだと思います。
そして、彼らのことばは、たいてい初めは馬鹿にされるか、忌み嫌われる。
バーナード・ショーの言葉に戻ります。
「すべて偉大なる真理は、最初は冒涜(ぼうとく)の言葉として出発する」