私たちが生徒さんたちと勉強をする時、
心がけていることの一つは
”ほめる”ということです。

苦手なことが多く
普段叱られることが当たり前になっていたり
認められることに慣れていない・・・
そういった生徒さんが多いからです。

学ぶということは
本来、楽しいこと。
それを感じてもらいたいのです。

でも、ほめるのも簡単ではありません。
口先だけでほめても
子どもたちはすぐに見抜いてしまいます。
ほめすぎも逆効果です。
「すごいね」などの漠然としたほめ方をしても
響かないことも多いようです。

だからこそ、タイミングや
伝え方がとても大切になってきます。

生徒さん自身が
「あれ、今日私いつもより集中して取り組めたな」
「今までやってきたことが身についていることがわかった」
など、実際に実感したときに
タイミングよく同じ気持ちで
それを共有することが大切なのですね。

ほめられた、という事実と
本人の実感が一致して初めて
何かが生まれるような感覚でしょうか。

そんな感覚を
毎日一つずつでも
目指していきたいなと思っています・・・