家光は頑張っておるか？
幽霊となって化けて出た大御所様
「あやつは子供のころ、病弱でのう…」
玉様が、誘拐されました
玉様を助けにいこうとする上様
「将軍が一人の女のために命をかけてどうするんだい？
一人を救うためにほかの大勢を見捨てるのかい？
あんたそれでも将軍かい？」
お江様に止められます。
大御所様の元へ
「よいか家光。矛盾を背負うのだ。
大のために小を殺さず、小のために大を殺さず。
すべての矛盾を背負い、生きよ。それが将軍の務め」
「おやめください。上様」
「予がやらねばならぬのだ。予はいく。誰のためでもなく、自分のための仕事として」
「上様！」
「なぁ、春日。これからも予を叱ってくれ」
上様の覚悟。
「柳生の剣、しかと見せてみよ。命をかけて予を守るのだ」
「御意」
「何故私が成敗されねばならない？私は民に希望を与えただけだ。
生きがいという名前の希望を」
「予は皆を幸せには出来ぬ。ゆえに予は将軍として、民を幸せにできぬ咎を背負う。
咎を背負い、民とともに生きていく」
四郎様は上様に「成敗」されました。
助け出された玉様。
１つ事件が解決した江戸の町。
「予は生まれながらの将軍じゃ。だが生まれながらにそなたの心が分かるわけではない。
そなたの心を教えてくれ。予と夫婦（めおと）になってはもらえぬか」
お返事はOKでした！