本物について、の考察 私の場合 その5 | こころのおにぎり。

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巷に溢れる文章の数々。

特に集客文章については

大きく2つに分かれると思う。

1つは、今買わないと損をしてしまう。

そう読者に思わせる集客文章。

SNS上でもよく見かけるタイプだ。

気持ちを煽って今すぐ買わせるように

考えられた文章。

特に心理学の理論を用いたそれは強力だ。

純粋に心理学を学ぶ人達からは、

その行為を悪魔に魂を売ったと

言われているらしい。

 

そういうトリックに引っかかって

購入した人の多くは、「買えた」のではなく

「買わされてしまった」という心理が働き、

いくらいいものでもその良さを

100パーセント感じる事が少ないように思う。

結果、リピーターとなったり、

口コミが発生する事が少なくなってしまうのでは

ないだろうか。

 

もう1つはその対極にある集客文章。

読者が素直に買ってみようかと、

興味を持つ事が出来るもの。

そこには人の心を不安にさせる事なく

100のものは100として表現されている。

ただそこに散りばめられた言葉は逸品である。

焦りではなく興味から購入した読者は、

その商品のそのままの姿をみることとなり、

正当な評価をする事が出来るのだと思う。

結果、リピーターにつながり、

口コミも自ずと発生していくのだと思う。

どっちつかずの集客文章も勿論あるのだが、

今は割愛する。

 

偉そうに書いてみたが、

これも勿論学んだこと。

そして自分の文章を発信している者の一人として、

いつも肝に銘じている事である。

 

今では文章を書くことをしている私だが、

2年前までは一切書く事ができなかった。

おしゃべりは好きだったけれど、

言葉を綴ることは苦手だった。

 

「心に響く文章講座」に通った。

ちょうど2年ほど前のこと。

講師は仲谷史子さん。

物書きであり心理セラピストでカウンセラー。

ブリーフセラピーとロゴセラピーを

深く学んでいる。

 

文章の苦手な私が文章講座に通ったのは、

書ける私になりたかった訳ではない。

正直なところ、

書くことには一切と言い切っていいほど

興味がなかった。

 

それならばなぜ通ったか。

興味があったから。

その興味とは、

「たった3回の講座で

   人は書けるようになるものだろうか」

 

講座の案内を読む限り、

煽られてもいなければ、

今でないといけないお得は見当たらない。

ただの興味本位で飛び込んだ。

 

決して難しい事を習った訳ではない。

でも習った事を頭の隅に置いて書いた文章は、

それまでのものとは見違えるものだった。

そこにあるのは在り方だった。

読者を支配するかしないか。

 

知らず知らずのうちに

人を支配する文を書いてしまっていた。

それは、巷にそういう文章が

溢れているからかもしれない。

 

友人だからと甘えて、

先生に失礼な事を聞いた。

「なんでたった3回で、

    私が書けるようになったの?」

「それは、講座の中にも心理学を

    組み込んでいるからだよ」

 

わざわざ東京から講座を受けるためにだけ

通う生徒さんもいらっしゃると聞いた。

ご紹介による初めてお会いする方々が

多く来られているらしい。

 

20期生の募集が始まっている。

卒業生には、過去のブログを

ほとんど書き換えた方もいたときいている。

新しく学ばれる方々も、

講義の内容に目を白黒させるだろう。

なんたって、

「小説家が使う秘密の技法」を知ってしまうのだから。

 

 

 

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http://ameblo.jp/bunshou-kokoro