フィリピン関連の本を探してみた
“フィリピンに関する本、全然ナイじゃん”って思うことありませんか?
僕はジャンルに関係なく気になった本はバンバン買い込んでしまうほどの本好きです。
書店に立ち寄ると時間の許す限り店内を満遍なくウロつきます。
旅行や紀行のコーナーのチェックも欠かしません。
東南アジア関係では、タイ、ベトナム、インドネシア、シンガポール、マレーシア、台湾・・・ユニークな視点で語られた書籍がたくさん並んでいます。
が、フィリピンに関する書籍にはめったにお目にかかれません。
また、『魅惑のアジアンリゾート』的なタイトルの女性誌のムック本、よくありますよね。
表紙は、瀟洒なリゾートでモデルさんがヨガのポーズをキメてる姿を後から撮った、みたいな。
中をぱらぱらめくると、洗練されたすばらしいリゾートがごっちゃり。
バリ、ランカウイ、プーケット・・・
そこにもフィリピンのリゾートが上がる事はほぼありません。
ホント、何か避けてんじゃないかっていうぐらいフィリピンは登場しません。
よろしくないイメージばかりが一人歩きしているからでしょうか?
・・・・・・・
話は変わって、僕は普段の移動手段のほとんどが自転車。
漫然と漕ぐのも何なので、ipodにはタガログ語と英語の教材を入れてあります。
(両方とも旅行会話程度で、何とな~く流して聴いてるレベルです)
学習というより、旅をしている感覚を忘れたくない、っていう感じですね。
先日、ヘッドフォンをつけたまま、ちょろっと出来た隙間時間に本屋に立ち寄りました。
店内をぶらぶら散策、語学コーナーで1冊の本を手にしました。
「旅の指さし会話帳 14 フィリピン」
イラスト満載で学習するにも入り込みやすい親切な構成です。
この本だけ持ってフィリピンを旅行しても、文字通り指でさして最低必要なコミュニケーションができるという楽しげな本。
フィリピンに興味がある方は持ってる人も結構いらっしゃるかと思います。
著者は白野慎也(はくの・しんや)さんという方でプロフィールを見てみました。
『16年前、あるフィリピーナと出会うまでは大企業のごく普通の会社員だった。突然訪れた燃えるような恋愛、手痛い失恋、それをきっかけとするフィリピンでのボランティア生活・・・そして、意を決して会社を辞める。以来フィリピンカルチャー・ウォッチャーを名乗りフィリピン関連の仕事をつづけ、フィリピノ語を磨き続けている・・・・』
とあります。(そのまま転写しました)
この本の初心者向け語学本としての秀逸さはもちろんですが、僕は著者のプロフィールが妙に気になりすぐさま購入。
帰宅後、本はひとまず置いといて白野慎也さんについてWeb検索する僕。
数分後にはアマゾンで1冊の本をワンクリック注文していました。
フィリピン関連の活字に飢えていた僕は、その本の到着をうきうきしながら待ったのでした。
つづく