スペイン一周がバルセロナに戻って来る | スペイン一周自転車競技大会 : Vuelta Ciclista a Espana

スペイン一周がバルセロナに戻って来る

スペイン一周自転車競技大会(ブエルタ・ア・エスパーニャ)に関する記事の日本語訳など。(はじめにお読み下さい

元の記事(2012年1月4日付)、MARCAより。
http://www.marca.com/2012/01/04/ciclismo/1325687713.html

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 2012年8月26日、13年の時を経てスペイン一周自転車競技大会 La Vuelta Ciclista a España がバルセロナ Barcelona に戻って来る。それはアンドラ Andorra からカタルニアの都(バルセロナ)にかけての194kmで争われる第九区間の末に起こる出来事で、モンジュイック Montjuic の丘のリュイス・クンパニス Lluís Companys 競技場の周辺で締めくくられる。
 この競技区間の発表会見において、スペイン一周大会の指揮官であるハビエル・ギリェン Javier Guillén は、世界有数の都市の一つであり五輪開催地でもあったバルセロナに勝負が持ち込まれることはこの大会を世界に向けて発信するための申し分のない機会である、と力説した。
 ギリェンは、この競技区間の最終盤は爆発力を必要とし、痛烈で、地元出身の一流選手の勝利を見るのに適するとも言い得るように設計されることを約束した。彼の言うところによれば、その選手とはパレツデルバリェス Parets del Vallés (バルセロナ県)生まれでカチューシャ Katusha に所属する「プリート」ロドリゲス Joaquim 'Purito' Rodríguez であるようだ。
 スペイン一周大会の発表会は来週パンプローナ Pamplona で開催されるが、バルセロナで終わるこの競技区間がソルソナ Solsona、カルドナ Cardona、そしてマンレッサ Manresa といったところも通過する予定であることが先行して明らかにされ、また、この競技区間が日曜日に開催される予定で集客力の観点から最も魅力のある日のうちの一つであることが強調された。
 2009年にフランス一周大会の競技区間の到着地となった後、2014年か2015年のフランス一周大会の開幕の地に選ばれるための交渉が実ることを期待しながら、同様の区間最終盤をもって、バルセロナが自転車競技の表舞台に戻って来る。