この道を選んで
どうしても
悔やまれることが
一つだけある。
それは
大切な仲間の
大切な時に
立ち会えないこと。
わかっていたことだけど、
やはりその都度
心はきしむ。
大切な時は
時に突然だったり、
又は事前の予定通りに
訪れてくる。
本来ならそんな時、
どんな状況でも
その場に立ち会い
時間を共有するのが
親友としての
姿だと思う。
でも僕は、
今の僕は、
目の前の自分を
優先する。
それは
職業がサッカーであることや
海外に滞在していることが
表向きの理由としてまかりとおることも
承知している。
それでも
その場に立ち会うことが
親しい友であり
真の友であり
心の友である
自分としての筋。
２度とない大切な時。
それでも
今の僕は
自分を優先する。
「それで仲間か」、
と言われるかもしれない。
自分の大切な時に
誰も立ち会ってくれないかもしれない。
それでも構わない。
なぜなら
俺がお前に出会えたのは、
その瞬間瞬間を
お互い必死に
生きてきたらからこそ
めぐり会えたはず。
だからこそ
お前が大切な時を迎えているからこそ
俺は、今を必死に生きたい。
輝いている時も
腐っている時も
心を交わして
時に厳しい言葉や
時にその存在だけで
お互いを刺激してきた関係であるはず。
だからこそ
俺がお前にできる最高のことは
今を必死に生きぬくことだと
信じている。
覚悟がいる大切な時。
俺は俺の覚悟を貫き通すことで
常に俺のお前であり
お前の俺であることを
示したい。
勝手な甘えだけど
俺からのメッセージを
感じてほしい。