ぽこサッカー、2年越しに実現!
ぽこサッカーとは、
「ぽこ・あ・ぽこ」でのサッカー教室。
「ぽこ・あ・ぽこ」は、
シンガポール在住の障がい
(発達障がい、知的障がい、肢体不自由など)
を持つ子供達をサポートするコミュニティで、
2011年からご縁を頂き
定期的にサッカー教室という運動の場を
提供する形で応援させて頂いてきました。
コロナ中は残念ながら実現が難しく、
それでもオンラインでの体操などを継続。
そしていよいよ今回やっとグランドでの
サッカー教室が復活です!
久しぶりの顔、初めましての顔、
グランドで会えたみんなの顔は
とにかく元気。
動けば動くほど
みるみるエネルギーが
みなぎってくるし、
試合では夢中でボールをおいかけて。
こちらは名前を覚えてもらうために
ガムテープ名札作戦;)
作戦はいい感じで成功しましたー
障がい者という言葉を使わせて
もらっていいますが、
正直自分の中ではグランドに
立ったらみんな同じで、
何か特別なことはありません。
サッカーがしたい、楽しみたい人たち・子供達が
グランドに集まりボールを追いかけている。
ただそれだけのことで、
そこで自分ができること、求められていることも
普段のサッカー教室となんら変わりはなく
自然体で楽しませてもらっています。
グランドではご父兄の皆さんにも
ご協力を頂き充実した時間に。
今回の実現にあたり
尽力頂いた関係者の皆様に感謝です。
ぽこサッカー、またやりますよー。
そしてもっともっと色んなみんなと
世界中でサッカーしたいです。
Football For Everyone!
前向きな人に囲まれることで
自分の成長が加速するという話しが
あると思います。
たとえば私の場合には会食後など、
あーいい時間だったな、と思える時は
大体そんな人達と時間を過ごせた時
のように思います。幸いそんな機会が
最近は多いように感じています。
とはいえ前向きであることの
見分け方は難しいのでは。
自分にひるがえってみると、
コップにある半分の水を、
半分しかないと思うのか、
半分もあると思うのか、
そんなマインドの違いでしょうか。
コップに水が半分もある、
と思える自分であり続けるために
学び、向き合い、ねばなりませんね。
水が半分しかない、と思っている時は
どんな自分なのか。
自戒をこめて。
ぼくはイエローで
ホワイトで、
ちょっとブルー
を読了しました。
込み入った現在のいち地域社会の事情を、
爽やかな印象を感じるぐらいに
冷静な日常として描写されていて、
それは時に本の舞台であるイギリスの街を
飛び越えてグローバルに、はたまた子供の教育、
政治、個人のアイデンティティへときりこみ、
今を形づくるエッセンシャルな全てへの関わり
という、あまり前だけど見えづらい視点を
もたらして。
たとえば”焼き鳥の肉”というような
著者の自論も交え、込み入った話しだなと
敬遠しそうな社会問題が親近感を醸し出して
読み進めることができました。
海外で幼少を過ごし今でも日本を離れて暮らす
外国籍の身として共感できるところも多々あり、
はたまた子供達の可能性に心を揺さぶられ
未来への楽しみを感じたり、子育てという
親の素晴らしい時間とその責務に思いをはせたり。
改めて無知に気づかされ、
グリーンの色が
今までよりも少し好きになりました。
シンガポールで自チームの
プレシーズンマッチに行ってきました。
今はまだ選手選考が進行中。
監督に聞くと8割ぐらいは固まってるようです。
写真はTurf CityのCageという会場。
5月から始まるSFL2に参戦します。
シンガポールサッカーでは現在
トップリーグであるSPLの下は
アマチュアリーグとなります。
このカテゴリーにチームとして参戦して
何年目になるだろう。
コロナで中断もはさんで昨年にリーグ再開。
外国人枠もあるので以前は若い日本人選手も所属。
そこから上のリーグのチームでのプロ契約を
勝ち取った日本人選手も。
今年も昨年弊チームで活躍した1人の
ローカル選手が上のリーグのチームと
プロ契約となりました。
あわせて今の予定では、
今年プロチームにトライアウトしていた
選手2名が我々のチームに所属予定。
この2名はシーズン中に上のリーグから
召集かかるかもという前提で。
チームには元世代別代表の選手もいたり、
これからという若い選手もいたり。
今季も積極的に若い選手を起用予定。
一方で昨シーズンACL負傷で
手術を余儀なくされた選手が
復帰できる見込みだと。
なんだかんだ、
チーム運営のひとつの目的としていた
シンガポールサッカーの
エコサイクルへの貢献を
少しづつ。
今年のもう一つの目標は
フェアプレー精神をチームに
もっと落とし込むこと。
サッカーであり、勝ち負けなんだけど、
そこは人生の縮図でもあるという思いがあり、
駆け引きはあってもルールに触れることは
良しとしない。
チームはそれを許容しない。
明確にそのメッセージを。
特に若い選手が多くなる予定の今季。
好きなことで必死に勝負をかけてのぞむ
そういう濃い時間になるからこそ、
少しでも生き方の指針にそっていけるような
サッカー/生き様/時間を共有できる場でありたいと。
フェアプレー精神というか、
チームなんだけどそれは自己責任の上に
成り立っているという、
つまりは社会と同じということだよと。
こういうプラットフォームを通じて
色んなことを享受できたり、
助けられたり充実した時間をすごせたり、
が実現できたら素晴らしいな。
って言うのは簡単ですが、
昨シーズンはラフプレーで罰金課せられたり。
そもそも別の次元の運営課題にぶつかったり。
大も小もなく、
一時が万事。
今季もひとつひとつ
向き合っていきたいと思います。
カレーの最強の隠し味は
どこで誰と食べるか。
カンボジアのバッタンバン州で
孤児院を訪れ、
みんなで陽が沈むまでサッカーをした後、
みんなでカレーを。
絶対にうまいやつ。
先日、Oddar Meancheyという
タイとの国境にあるカンボジアの州へ
お邪魔しました。
ということで急遽現地の孤児院に訪問。
「
感染対策のため子供達は
他へ移動することが余儀なくされ
今は4人
尋ねるとかえってきた言葉。
やらせてください。むしろやりたいんです。
ということで翌日に再度訪れて
みんなでサッカーをすることに。
「よくきたね!」と大きな声が。
施設責任者のおじいさん。
とっても元気な65歳。
「
ご飯でも食べなさい」と。
美味しいご飯を頂きながら
楽しそうに、そして和やかに
色んな話を聞かせて頂きました。
みんなの分がなくならないのか
と心配なるぐらいに遠慮せずに食べてと。
クメール語がメインのお話も、
たまに英語をはさんでくれたりで
なるべく自分たちとコミュニケー
とりやすいような気づかいをしてくれて。
お腹がいっぱいになっても続く話に、
なぜだか目が耳が話せない。
そんな話にされて引き込まれていくことに。
カンボジアには悲しい歴史として
大きな内戦がありました。
じつはその内戦を生き残ったというご本人。
全員が内戦の犠牲になって亡くなられたこと、
着の身着のままでの生活、
そんな話をトクトクと聞かせて頂きました
そして当時、
サッカーもしたことがあるんだと。
ひとつひとつ自分の心に雫のように
確実におちて
「あなたと私はOne Familyだ。
いつでもここに家があると思ってくれ。
でーっかい心。
「One Family」
子供達とサッカーをさせてもらったその日、
おじいさんは別れ際に
もう一度その言葉を。
まいったなー。
とんでもないものをもらいました。
こういうのつなげたい、広げたい、返したい。
サッカーに、出会いに、旅に、感謝。