木村花代ファン感謝ライブ特別編
「1日限定たっぷりデュエット」
ゲスト 沼尾みゆき

10月11日(土)19時~


マチネのシアタークリエから、ソワレは関内にハシゴ。
距離はありますけど、京浜東北線一本で行けるのでとても便利。
腹ごしらえをして、開場30分前に会場に着きましたが、もう上の階まで列が伸びてました。
開場時刻には2階上まで列が。

関内の会場は何回か来ていますが、今回は机をどけて、ビッシリと椅子が並べてありました。
いつもはコップで出されるワンドリンクもミニペットボトルで。


トークのメモは諦めたけど、曲目だけはたぶん全部メモってきたはず。
詳しいセットリストは公式にアップされると思うので、抜けてたら後で直します。



【第1部】

まずはアナ雪コーナー。
来週の大阪での「ミュージカルナイト」のリハーサルも兼ねて、らしいです。

ハンス王子のコスプレした奈良坂さんの前説の後、アナコスチュームの花代さん登場。
かわいいー!って歓声上がりました。
楽天とかで買えるらしいです。
来週のコンサートでも着るとか。


1、とびら開けて(花代アナ、奈良坂ハンス)

曲の最後、ハンスがプロポーズして、アナはOKするんですけど、花代アナの返事は「ちょっと考えさせて」でした(笑)。


いよいよ沼尾さん。「コスプレで登場します」と。当然エルサのコスチュームだと期待する客席に、「オラフかもしれないですよ?!」と揺さぶりをかける奈良坂さん。
オラフの着ぐるみ着た沼尾さんを想像してしまった(笑)!まさかのトナカイとか……。
無事に?エルサでした。


2、生まれてはじめて(花代アナ、沼尾エルサ)

沼尾アナバージョンは2回くらい聴いたことあります。今日は花代アナ・沼尾エルサバージョン。
やっぱりハモってくれるといいですね。



3、生まれてはじめて リプライズ(花代アナ、沼尾エルサ)

2曲目と似たようなメロディーですけど、セリフ部分も映画通りに再現されてました。
映画観てない人は、なんのこっちゃ?でしょうけど。



4、雪だるま作ろう(花代アナ)

小道具(ノックするための木の皿)が行方不明になり、奈良坂さんが厨房に探しに行くというアクシデント。
奈良坂さんが代わりの皿を見つけて戻ってくるのとほぼ同時に、楽屋に引っ込んだはずの沼尾さんが「楽屋にあったよー」ってお皿持ってきた。結局、どっちの皿使ったんだっけ?


5、あこがれの夏(奈良坂オラフ)

白いニット帽をかぶって、オラフ奈良坂。
隣で踊る花代アナ。

この曲、映画見た人でもあんまり印象ないかもしれませんけど、私は地味に好きです。



6、Let It Go (花代エルサ)

最近、いろんな人のレリゴー聴きますね。
紅白は松たか子出るのかな?
花代さんのレリゴーは、前にも聴いたことあった気がする。
今回は結構ゆっくりめのテンポで、はっきりたっぷり歌えてました。こないだのミーツで玲奈ちゃんが歌ったのが超高速なレリゴーだったので、余計にゆっくり感じたかも。
大阪では沼尾さんのレリゴーが聴けるのか?!


アナ雪コーナー終了。
花代さんはお色直しへ。その間に奈良坂さんは舞台の宣伝。

再度登場した花代さんは、赤のチャイナドレス。
細い!!と客席から声が上がるくらい、横から見ると薄っぺらい身体。
なんと、ダイエットしてるらしいですよ。それ以上どこの肉を落とすのかと信じられない感じですが……。


7、宵待ブルース(花代)

新妻聖子さんのお姉さんの作曲らしいです。
ジャジーな大人っぽい曲でした。


沼尾さんも、赤のチャイナドレスで登場。
これは、李香蘭かな?と思ったら、沼尾さんはトークだけで、花代さんが香蘭歌いました。

沼尾さんと花代さん、一緒に香蘭のお稽古していたらしいです。
最後の舞台稽古で、花代さんは「デカい」という理由で落とされ、沼尾さんがデビューすることになったとか。


8、蘇州夜曲(花代香蘭)

花代香蘭、いい感じ!野村さんのイメージがあるから、小柄な方がよかったんだろうけど、これがお蔵入りとはもったいない。


9、引き裂かれた心(花代愛玲)

「異国の丘」の曲ですね。曲名を確認するために、youtubeで動画漁りをしていたら、花代さんの愛玲の「哀しみの祖国」の動画が出てきた。これもまた歌ってほしいな。あの頃の花代さんも十分細いけど、今はもっと細い!


ついうっかり、めぐさんの川島芳子の動画も出てきちゃって、心乱れる私。

こんなことしているから、レポートがなかなか進まない。



【第2部】


第1部が終わった段階で、すでに20時20分。休憩20分挟むんだから、これ、絶対21時半じゃ終わらないよね~と確信した(笑)。

とりあえず、休憩中に終電の確認を。


10、メイビー(花代エレン)

先週、大千秋楽を迎えたミス・サイゴンより。
前回と歌詞も、エレンの人物像も大きく変わったけど、それで何ヶ月もやってきたので今では何が変わったのか思い出せないくらいだそうです。

基本、クリスを愛する気持ちは変わらないけど、表現の仕方が変わったとか。

エレンも葛藤していて、花代さん自身も葛藤していて、相乗効果でいい表現になったけど、精神的には大変だった。

エレンが深まりすぎて、精神的にもきつかったそう。

再演があれば是非出演したいけど、「今回でエレン終わりです」と言われても悔いはないくらい、やりきった感があるとのこと。



サイゴンのトークがひとしきり終わったところで、ウィキッドのコーナー。

今回は本物のグリンダ様をお迎えしているので、花代さんは「グリンピースで頑張ります!」。



11、魔法使いと私(花代エルファバ)


今回のピアニスト、桑原あいさん。ジャズピアノの方でCDも出している若手の有望株。

桑原さんは、ウィキッドが大好きだそうで。

たぶん、CDも相当聴いているんじゃないかなと思うくらい、伴奏のテンポがバッチリでした。

実際に濱沼コンビが海劇場で歌っていた時には、もうちょいアップテンポでしたが、CDは確かにそのテンポよね~と聴いていて安心するテンポ感。

カラオケになってからのウィキッドはあんまり見ていないのでわかりませんが、CD通りのテンポなのかな?


花代さんは、本当に器用な方で。エルファバもできそうじゃん、と思えるW&Iでした。

たぶん、最後の伸ばしをベルトで歌えれば、エルファバできます。

最後の決めポーズがちょっと違ったので、大阪までに要練習。



花代さんの衣装。第2部はコスプレではなく、グリーンのタイトワンピース。ミュージカルナイトのチラシと同じやつです。

沼尾さんは、淡いピンクのロングドレス。姫系でした。



12、ポピュラー(沼尾グリンダ、花代グリンダ)


花代さんは関西弁バージョンで。交互に歌います。

沼尾さんが花代さんに、花の髪飾りをつけてあげてました。ピンクはグリーンに映えるのね、はなかったけど、手鏡渡して「とても綺麗よ」は再現。



13、大嫌い(沼尾グリンダ、花代エルファバ)


アンサンブルがいないので、途中はカットされていましたが、動きもなんとなく再現。

この曲をコンサートで歌うことはあまりないと思うので、貴重でした。



14、自由を求めて(沼尾グリンダ、花代エルファバ)


「落ち着きなさいよ、いい加減して!」のセリフから。

花代さんのエルファバは、めぐさんのよりも樋口さんに近い感じです。想像してください。

エルファバかと言われれば、グリンダなんですけど・・・・・・花代さんのエルファバを聴ける機会なんてそうそうないので。レアでした。


こないだのKQコンサートで、めぐさんのエルファバを聴けたので、今回も冷静に聴けましたが、そうじゃなかったらきっと、悶絶してました、私。


沼尾さんはここで退場。あれ?アレは歌わないの?アンコールかなぁ・・・。


その後、プレゼント抽選会と、舞台の宣伝。余裕で21時半過ぎてるね。ファンミーティングを2時間半で終わらせるなんて、やっぱり無理ですよねー。



15、ガス~劇場猫~ (花代ジェリロ、奈良坂ガス)

花代さんの四季での最後の舞台がキャッツだったのかな?横浜で。観に行きました。ちゃんとジェリロ握手席に座りました!毎回、これが最後かもしれないと思いながら見るけど、本当にそれが最後になるとは。そう考えると、外の舞台は公演期間は短いけど、千秋楽がちゃんと決まっているので、見納めができるのでいいです。



16、Think Of Me (花代クリスティーヌ)


沼尾さんに稽古してもらった役。沼尾さんがクリスティーヌデビューしたのが30歳の時だったそうで、「私も30までにクリスティーヌやる!」というのが、花代さんのひとつの目標だったそうです。ちゃんと叶った。叶ったんじゃなくて、努力と実力で叶えたんですよね。すごい。



アンコール1 しあわせのカケラ(花代)


ライブでは定番の花代さんのオリジナル曲。

客席の一人ひとりとちゃんと目を合わせながら歌ってくれて、歌詞の内容もぴったりなので、毎回ジーンときちゃいます。



アンコール2 For Good (沼尾グリンダ、花代エルファバ)


沼尾さんをゲストに呼んでおいて、この曲やらずに終わらせるはずがないですよねー。

お客さんの期待を裏切らないアンコールでした。


なんか、ここまで全部聴いちゃうと、来週わざわざ大阪まで行く必要もないような気がしますけど、せっかくなので行ってきます。

っていうか、ワクワクしてます!



終演22時18分。最長記録更新か?!

「ライオンキングを超える3時間級」が、花代ファンミーティングの合言葉らしですけど、今回はオンディーヌをも超えてしまいましたね。確かあれ、3時間15分。しかもストプレだから長く感じる。

ファンミーティングは、楽しいのであっという間ですけど、劇場の椅子のようにフカフカではないので、お尻は痛いし、腰はバキバキ。

でも、5500円でここまで楽しませていただけるとは、すばらしいコストパフォーマンス。

次回は1月ぐらいにできたらいいなとおしゃっていたので、その時はサイゴンのパンフにサインお願いしよーっと。(今回は時間がなくて諦めた。)


駅まで走ったので、予定より1本前の電車に乗れて、乗り継ぎのタイミングも良かったので、終電ではなくラスト3本目の電車で帰って来れました。それでも日付変わる寸前でしたけど。


おまけ。

思い出せる範囲で、トーク集。

今回、歌少なめでトーク多め、と言っていました。歌、少なめじゃなかったと思うけど、トークは確かに多めでしたね。


愛犬トーク。

沼尾家のさくらちゃんは、ご主人様が帰ってきてもお出迎えしてくれない。5回に1回ぐらい。

奈良坂家のライナちゃんは、お出迎えに命かけてる。ちょっとコンビニ行って帰ってきた時でも、3日ぶりに帰ってきたみたいなハイテンションで出迎えてくれる。

ライナは靴下が好き。特に、蒸れてて臭いのが好き。エサと靴下並べて「待て」した後、どっちをとるか実験したら、靴下に行った。


日光東照宮。

花代さんは、今年初めて日光に行った。ガイドブック見て、「ひがしてるみや」と読んだ。

「鳴き龍(←龍の絵の下で拍子木を打つと、共鳴して龍が鳴いているように聞こえる)」まで行って、絵だけ見て帰ってきてしまった。もう一度行って鳴き龍体験してきたそうですが。



ウィキッド思い出話。

アンサンブルで出ていた奈良坂さん。1幕ラスト、DG終わったら暗転の中、急いで退場しなきゃいけないけど、真っ暗で何も見えないから、みんなで手をつないではける。

沼尾さんは緞帳が頭に当たって、舞台監督に缶ビールおごってもらった。(大事故につながるので、緞帳の下には立ってはいけないというのは舞台人なら常識らしいです。)

開幕直後は、シャボン玉が多すぎて、転ぶ人が。シャボン玉が口に入って、泡アワしながら歌っていた。

沼尾さんに、「またゲストで来てください。今度は何にします?」と奈良坂さん。沼尾さんの返答は「え?着るもの?」。いやいや、衣装じゃなくて、内容の話です。会場爆笑。奈良坂さん「女優さんて、発想がすごい。凡人とは切り口が違う」って感動。うん。もっとすごい切り口の女優、私は知ってる(笑)!



アラジンのオーディション。募集年齢20代。「申し込まないけど、年齢制限引っかかるとは!」「もっと年上の人もディズニー作品出てますけど?」って(笑)。