結構間が空いてしまったのですが、前回の続きを書いてみようと思います。
自己資金を貯めて。
それから事業計画書もしっかり書きました。
こどもたちが寝付いてから、夜な夜なPCカタカタしながら夢中でまとめました。
自分の目標や夢や考えをまとめる作業は結構楽しくて、事業計画書って堅苦しいイメージかもしれませんが、わたしにとってはわくわくする至福の時間でした。
一年後、三年後、五年後...の収支計画を考えたり、ライバル店との差別化を考えたり、メニューを考えたり。
ターゲット層については、ある1人の女性をイメージして、朝起きてから寝るまでの行動や、住んでる場所、家族構成まで想像してまとめました。
んで、物件も探して←この辺りは主人が銀座にある程度詳しかったので、主人にまかせてた。
内装工事費用も算出して。←DIYは嫌いじゃなかったので、抑えれるだけ抑えました。
そして、開業サポートしているある会社に計画書を提出して、審査してもらいました。
そこで初めて出たのが、保証人問題。
うちの親は、田舎の小さな居酒屋を自営してるので、保証人としてはちょっと、、、という感じ。
義親が保証人になってくれたら、すごーく助かったのだけど、、、
断固たる決意で保証人にはならない!っていう感じで。
話によると義親の親が保証人問題で失敗したとかなんとか、、、
いろいろ説得しようとも、絶対に無理な感じだったのです。。。
土地などの担保となるものもなく、、、、
その会社の審査は虚しく通りませんでした。。。
次の案として、金融公庫からの借り入れですが、、、
これも結局保証人や担保がないと厳しいのは知っていたので、当初の計画より規模をかなり小さくした見積もりで提出しました。
それでも、保証人や担保がないと、やっぱり厳しかった、、、、
このあたりで、もう、なんなんだ!!!どいつもこいつも保証人、保証人って!っとちょっとイラつきました笑
貸す側からしたら当然のことなんだけど笑
でも、ちょうどその時期に、知り合いが親からのお金と保証人と担保を使って、銀座一等地にでかい美容室開いたんですよ、、、、
なんか、、、今思えばその時はやっぱり落ち込みました。。。
だって、別になんてことない美容室なのに、お金と保証人と担保が揃えば、キラキラででかいサロンを開けるわけで。
わたしの妄想してるサロンの方が絶対にいいのに!って。
やっぱり裕福な家庭のこどもには勝てないのかなって。
親のお金って、、、ずるいよ!!!って。
嫉妬?妬み?嫉み?
もう、矢沢永吉の「成り上がり」読みまくるしかなかった笑
今でもたまーに思います。
生まれながらに裕福な家庭、、、いいよなー。って。
生まれた時からなんでも手に入りやすいって、、どんな気分なんだろー。って。。。
でも、その辺は主人の方がコンプレックス強めなので、主人がすごく落ち込んでるのを見て、わたしはそこまで落ち込まなかったような気がします。
結局金融公庫も無理で
銀行にお願いすることにしました。
銀行では、保証人がつけられなくても、保証会社をつければ、ある程度の借り入れができました。
でも、かなり計画は変更して、、
本当に小さな小さなサロンから一歩ずつ広げていければ、、、という感じ。
当たり前の流れなのかもしれないけど
正直悔しかったです。。。
あまりお金に執着ないわたしでも
この時ほど、お金が欲しくて、お金が嫌いだったことはないと思います。
そして世の中はお金なんだと。
こうやって当時を振り返ると、、、
切ない気持ちまでもが蘇ります。。。
溜め息でちゃう笑
ということで、資金繰りに目処がたった後の話はまた今度