興進様が13歳の時、の出来事です。
ある日、顔が腫れ上がったまま、髪の毛を濡らし、体操服で学校から帰ってこられました。その時興進様は泣いておられました。お母様が理由と聞かれるとこのように答えられました。
「何人かの高校生が、こいつはムーニーだと取り囲み、トイレの壁にはりつけたまま、一人がおしっこをかけました。
ショックで頭に来ても、そこではどうしようもありませんでした。しかし何もすることが出来ないので、彼らにやられるままやられました。
彼らが帰ってから、体育館でシャワーを浴び、体操服に着替えて家に帰ってきました」
<このときの真のお母様の答えが、あまりにも素晴らしいのです>
途中省略しますが、そのまま掲載します。
「興進、あなたが無事だったことを神様に感謝します。今回あなたに起こったことは、あなたがシャワーを浴びればきれいになるでしょう。
しかし、もしこのことで、あなたの心に大きな怒りがわいた場合、その怒りで彼らにこたえてはいけません。
そうではなくて、より大きな愛でこたえるように努めなさい。
このことによって、あなたがどれだけ激しく怒り、どれだけ大きなショックを受け、どれだけ大きな侮辱を受けたとしても、これらの否定的な感情を肯定的なエネルギーに変えられるように、最高の努力をしなさい。(中略)
逆境が、あなたを天のチャンピオンにするのです。あなたがムーニーだという理由で、誰かがあなたを見下した時は、いつも感謝しなさい。
それは、あなたが本当の神様の娘や息子になるために、何か乗り越えなければいけないものがあったり、何か勝利すべきものがあったりした時、サタンが不幸の一撃をあなたに与えているのです。
それがどんなに難しくても、それに対して笑顔でこたえましょう。