いい歳こいてプラレール。

小さい頃遊んでいたプラレール。数十年の時を経て、そんなプラレールにまたハマった男の様子を、様々な角度からご紹介するブログ。改造プラレールの技術修行や所有製品などをご紹介します。

お知らせ(12.01/12更新)


当ブログは「プラレール記事専門のブログ」です。


ブログを開設して、2年が経ちました。

その間、プラレール以外にもいろいろ作るようになりました。


今後、当ブログはプラレールを使用したOS(オリジナルストーリー)「あおてつ物語」の記事をメインに、制作や改造過程の記事は別ブログにて更新していく体制を取ろうと思います。


ご不便をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。


・制作改造過程の紹介ブログ

脇役モデラーの拙いモノづくり帳


また、両ブログでは「プラレール改造のアドバイス」を随時募集しております。

テーマの中に「モデラー道は一日にして成らず!」というテーマがございますが、そのテーマがつけられた記事にて、アドバイスのコメントをいただけると幸いです。


本ブログを通じて、様々なプラレーラーの方々と交流できる事を願ってやみません。

お気軽にコメント・メッセージをいただければと思います!






MATSU




テーマ:


約1年近くのご無沙汰でございました。


あけましておめでとうございます。

本年も「いい年こいてプラレール」をよろしくお願いいたします。




新年になりまして、私の方でも色々とお知らせがございます。


まず、

当ブログ「いい年こいてプラレール」は、「あおてつ物語」メインの更新で進めていこと思います。



理由は、プラレール以外のモノづくりにも力を入れ始めた、という点にあります。


なかなかプラレール以外のものまで制作して、その発表の場を「プラレール専用ブログ」で更新しようとすると無理が生じてくると思ったのです。


まして、駄文ではありますが「あおてつ物語」を書き溜めてきたこちらを閉鎖することもなんとなく嫌でした。



そこで、プラレール含め改造作品や制作物の進捗状況・動向については以下のブログで更新・発表していくことにしました。


脇役モデラーの拙いモノづくり帳


MATSUの動向が知りたい方は、こちらをご覧いただくといいかなと思います。

「1日1工程」を目標に、毎日更新を続けておりますので、よろしくお願いいたします。



さて、今回の記事では久々にあおてつ物語の続編をお送り致します。


以前の話で「999」があおてつにやってくる話を書きましたが、そこからは話が大きく変わりますので、あしからずご容赦ください。




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北海道にあるところに、小さな保存鉄道がある。


そこは、今までざまざまな路線で活躍した、電車やディーゼル列車、そして蒸気機関車たちが
楽しく働いている場所だった。




ある日、この保存鉄道の重役たちが、面接を行った。
新しい働き手を、探すためだ。



「皆さんが地元での活躍を引き続き望む中で、当社で働きたいとおっしゃってくださった理由をお聞かせ願いますか」


「僕も故郷への思いは強いです。ですが、それ以上に『働いている』という状態でいることの方が、僕の中ではとても大切な事なのです。ですから、今回このようなお話をいただけたのは、とてもチャンスだと思ったのです」


「書類を当方でも拝見致しましたが、随分ご高齢ですねぇ。体調など不安はありませんか?」


「ええ、大丈夫です。働いていると気持ちも引き締まりますし、どんどん元気になっていくんです」



「それは頼もしいですなぁ。かつての同僚さんたちにもお話は伺いましたが、人柄もよろしいようですなぁ」


「いえいえ、とんでもない。今の自分ができる精一杯のことをやっていただけです。その結果として、そうした評価を仲間たちからいただけるのは光栄なことですねぇ」


「実に謙虚でいらっしゃいますなぁ。こちらの職場で経験した業務内容をお教え願えますか?」


「はい。こちらでは本当に色々なことをさせていただきました。旅客運送・荷物運送にはもちろん従事させていただきました。近年では、運送業務よりも仲間たちの支援業務が多かったと記憶しています。どの仕事もとても楽しかったです」


「書類によると、他の方々の事故件数から比べるとケタ違いの事故の少なさですねぇ」


「ありがとうございます。やはり、交通輸送に携わる者として、事故は絶対に侵してはいけないことだと思っておりますので、その点には非常に気を使っていました。もちろん、仲間や支援者の皆さんのお力添えがあってこそですが」


「当社は、その路線が敷設されている土地柄もあって、冬には雪がたくさん降るのですが、雪の多い場所・時期での職務経験がございますか?」


「はい。こちらでも雪は降りましたし、少しフットワークは遅くなってしまいますが、問題なく働けると自負しています」


「わかりました。我が社は『保存鉄道』という側面も持っておりますゆえ、鉄道に造詣の深い方もたくさんいらっしゃいますが、あなたのような方にあったことはおそらくないと思います。色々言われたりすることも考えられますが、大丈夫ですか?」


「その点については大丈夫です。こちらでは随分精神面でも鍛えられましたから。よく歳のことについてバカにもされましたが、全然気にしていません」



「そうでしたか。いろいろ質問にお答えいただき、ありがとうございます。最後に、何か聞きたい事はございますか?」


「そうですねぇ。御社に蒸気機関車はいらっしゃいますか?」


「ええ。当社の前身である国鉄時代から働いているc12型というものと、イギリスGWRから移籍してきたパニアタンク7752の2台が在籍しています。いずれもタンク機関車ですね」


「わかりました。是非彼らと一緒に仕事させていただければと思います。よろしくお願い致します!」




数日後、北海道の保存鉄道「あおてつ」にて「彼」の採用が決定した。


早速彼は「桂川工場」へと、入場した。
工場ではc12型蒸気機関車と、パニアタンクが新入りを出迎えた。



いい歳こいてプラレール。



「こんにちは。今日からこちらの鉄道でお世話になります、エドワードです。以前は『ソドー鉄道』で働いてました。よろしくお願いします」


車両管理課長のマツはびっくりした。


「とうとうしゃべるSLまでやってくるようになったのか、この鉄道は!」

言葉をしゃべる車両なんて、絵本や子供向けの番組でしか見たことがなかったからだ。


「今日からよろしくお願いします」

「あ、ああ。何か分からないことがあったら僕や他の作業員や整備士に聞いてみてくれ。
よろしく頼むよ」


新しい仲間を、2台の機関車は歓迎した。
車両管理課長にその2台の声は聞こえないが、エドワードがとても嬉しそうに汽笛を鳴らしたので、この2台も彼を歓迎しているのだと知れた。


「機関車同士、まぁ仲良くやってくれ。君たちの活躍、期待しているよ」





このお話の出演は、c12、パニアタンク。そして、エドワード、でした。


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ナレーション部分は、森本レオさんの声を脳内再生させてみてくださいw

今回の話にタイトルをつけるなら「エドワードのあたらしいしごとば」ってところでしょうか。


そんな訳で、新年1発目の落成車両は「きかんしゃトーマス」のエドワードでした。


いい歳こいてプラレール。

種車は「プラレールきかんしゃトーマスシリーズ」のエドワードです。


改造点は…

・モーター交換(レブチューンモーターへ変更)

・車幅の縮小

・煙突、警笛パーツ新設

・ランボード前部変更

・フェイスパーツ脱着可能
・目の可動(ゼンマイ動力による)


走行している様子や、目の動く様はニコニコ動画でも掲載してますので、よろしかったらご覧下さい。

エドワード紹介動画はこちら


現在「きかんしゃトーマス」はアメリカの制作会社に制作拠点が移っているため、フジテレビで放映されていた頃の作品と少し毛色が変わってきています。


各機関車達の性格も変わっていて、ほぼ同一機関車とは言えない感じです。

「制作会社が変わるに乗じて、機関車たちも2代目に変わる」という架空設定を基軸に書いてみました。

自分は比較的、元々ある話を発展させるのが好きなようですw




以上、新年の更新でした。

本年もほそぼそとやっていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。


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こんばんは。

久方ぶりの更新でございます。


ずっと更新が滞っておりましたので、生存報告を兼ねて、ここ数ヶ月の状況について、ざっくりと振り返っていきたいと思います。






実のところ、ここ数ヶ月はプラレールの改造になかなか意欲が沸かず、新作が全然出来ていないというのが実情です。


やっと手をつけ始めたのが、こちらの車両になります。



いい歳こいてプラレール。



何になるのかは、お察しくださいw

つくばエクスプレスに313の顔を移植し、屋根の加工まで着手しています。


屋根機材のモールドは、彫刻刀でちまちま彫ました。



いい歳こいてプラレール。



できれば、8月の北海道運転会、プラレールひろばin中央までに仕上げられればと考えておりますが、仕事が忙しくなってきているので、どれだけ作業時間が捻出できるかが、少々怪しいところです。




そうそう。

昨年の夏は、「学生プラレール同好会」の雅さん主催の「プラレールひろばin中央」に参戦したわけですが、今年の夏は、そのほかにもう1回、運転会があります。


北海道プラレーラーが集結しての公開運転会。


実は、北海道で運転会をやりたいと考えていたのは、私やだーきちさんだけではなく、他にもたくさんいらっしゃったんです。


その方々が、たまたまだーきちさんが公開していた身内での運転会動画を見て、公開運転会プロジェクトが水面下で動き始めたのです。





そして今日、その有志メンバーで集まって、顔合わせ&レイアウト会議を行いました。


主催のokuuuさんをはじめ、ともちんさん、みっちゃんさんにはお世話になりました。


当日、微力ながらお手伝いさせていただければと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。




ここ数ヶ月は、ガンプラの制作に意欲が湧いております。


落成した最新作がこちら。



いい歳こいてプラレール。



いい歳こいてプラレール。


映画「逆襲のシャア」に一瞬だけ登場した、ホビーハイザックです。


昔から好きなMSのひとつで、改造できるようになったら制作に挑戦してみたいと思って機会をうかがっておりました。

プラレールの改造・加工をするようになって、プラスチックの扱いにも多少慣れてきたので、今回、挑戦に踏み切った次第です。




おかげで今は、プラレールよりガンプラ制作の方に熱が入ってしまっておりますw


早く本業に戻れるように頑張りまーす。




今回の更新は以上です。

なんだか、何が言いたいのかよくわからん記事になってしまいました(汗

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今回は、とある場所からやってきた、あの車両たちのお話。




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とある鉄道ファンのブログより。









3月19日 深夜



この日、このところ乗り入れに関する動きがなかった「あおてつ」に、

久々に他社からの車両が入線するとの噂を聞きつけ、

コンデジ片手に深夜の豊北駅へGO!!



深夜の駅。

いい歳こいてプラレール。


カメラを持った同業者が何人かいたようですが、やはり日中のような賑わいはありません。
駅の事務室の照明が点いているところを見ると、何かしらの列車が来るのは間違いなさそうです。




本命が来るのを今や遅し止まっていると、3番ホーム奥の待避線に試験車両が入線。

いい歳こいてプラレール。

こいつの登場も、今回他社から車両が入線するとの噂の根拠となっています。

軌道の検査兼耐久試験ができる車両らしいのですが、詳しいスペックはさっぱり分かりません。

いつの間にか、専用の客車も2両引き連れていました。




走行しているうちに、苗穂南方面の線路に二つ目のライトが見えてきました。
唸りを上げるエンジン音に反応した同業者の方々がカメラを構えます。

私も慌てて構えたら、既に列車が入線。








うまく撮れませんでした。。。

いい歳こいてプラレール。


入線してきたのは、DD51に連れられたSLが2台。

パッと見では形式がわからなかったので、車両が停車したのを確認して、
再度撮影。








いい歳こいてプラレール。

後ろ側の機関車は、D61型蒸気機関車でした。




いい歳こいてプラレール。


いい歳こいてプラレール。

その前に居たのが、貨物専用のSL、9600型蒸気機関車でした。



いずれも本州仕様のタイプなようで、工場で何かしらの
装備変更が行われると思われます。





いい歳こいてプラレール。

現に、しばらく豊北駅に停車した後、DDが2両を後ろ向きで工場方面へ
運んでいきました。



びっくりしたのが、その入れ替え作業中に1番ホームへ入線してきた列車です。


いい歳こいてプラレール。

シロクニですよ、シロクニ!
しかも客車牽引で入線してきたではありませんか。




プレートを見ると、48号機。


いい歳こいてプラレール。

あれ?48号機って、とっくに解体されているはずでしたが。。。

そして気になる999ヘッドマーク。





最後尾に連結されているマイテらしき車両にも、同じヘッドマークが
掲げられていました。


いい歳こいてプラレール。



数分停車した後、その謎の列車は、旧UR方面へと走り去っていきました。
あんな時間帯で走っている旅客列車はありえないし、時刻表にも載っていない列車でした。


イベント用の車両なのか。

でも、客車の室内灯は点いてたので、輸送という感じではありませんでした。


何より、SLが自走してましたし。


一体なんだったんでしょうねぇ。






第25話、了。


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ということで、学生プラレール同好会のメンバーである、暁さんのSL2両が、あおてつにやってきました。


こうして車両の乗り入れが実現できるのは嬉しいものですねぇ。




次回の話にも、この2両は登場予定です。

乞うご期待!




ということで、今回の更新は以上です。

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ごめんなさい…。


みなさん、明けましておめでとうございます。


2012年最初のブログ更新でございます。



懲りずにオリジナルストーリーを更新したいと思います。


水面下で進んでいる計画もあるようなので、タイトル通り、下準備をしておかなければなりますまい。


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今日まで、怒涛の忙しさであった。


全ては、一本の電話から始まったのである。





年末に、あおてつの主である「C12蒸気機関車」をセントラルステーションへ送り出して、数日後。


暁メンテックの社長から連絡があったのだ。



「実はですね、うちの蒸気機関車を北海道に出張させて、旅客列車を牽引させようという計画がありましてな。機関車自体は苗穂南で整備、保守をしてもらう形で、あおてつにも乗り入れることになると思います」



連絡の後、あおてつ首脳陣で緊急会議が行われた。


理由は、言わずもがな、であった。

あおてつが営業開始当初から抱えていた問題である。



「うちのレール、テンダーSLが入線しても耐えられるのか?」

会議で苦言を呈したのは保線課の長、シゲさんであった。


「うちのレールは、廃線前に使ってたもんを再利用してるのがほとんどだ。気動車やら、C12やパニアみてぇなタンク機関車なら走ったって何の影響もねぇが、仮にD51だのC62だの、あの手のでかい機関車が来たら事故の可能性もある。まして、借り物の釜となりゃあ、傷一つ付けられねぇ。準備が必要だ」


「テンダー蒸気を入れても、力を持て余す上に石炭集めに膨大なコストがかかるということで、再営業の計画段階で、大型機関車の乗り入れは考慮しないで路線を復旧させることにしてましたからねぇ。外部との連携イベントが行われるとは、この段階では計算してませんでしたからね」

副司令が、汗を拭う。


「レールの耐久度を試験しないと、とてもじゃないですが乗り入れさせられません。国からも許可が下りないでしょうし…」



一同、沈黙。会議で一番無駄な時間である。

冗談交じりに、私が口を開いた。


「では、テンダー機関車でも走れるかどうかを試験する、試験車でも制作しますか!」


「おおっ!いいアイデアだなそりゃあ!その試験車で何度もテストすりゃあ、重点的に改修が必要な場所も把握できるしなぁ」


シゲさんが思った以上に食いついてきた。しかし、懸案事項もある。

「とは言ってみたものの、車両製作の方は大分仕事が詰まってましてねぇ。リゾート車両の製作が思った以上に時間がかかってまして」


「リゾート車両は自社でイベントをする際に使用する車両です。イベントの時期はこちらで操作できますから、試験車製作を優先していただいて、それが終わるまでリゾート車両の作業は中断していただいても構いませんよ。なにせ、SL乗り入れは先方からの申し入れですからね」


願ってもないチャンスだ。遅々として進まないリゾート車両製作作業に、若干の嫌気がさしていたのだ。

ある意味、いい気分転換になるというものだ。


「デザインは、私に任せていただいてもよろしいですか?」

「時間がありません。出来るだけ早急に着手してください」





ということで、レールの取替作業と並行して、テンダー機関車走行用の試験車両製作が始まった。


ムラナカ主任にまた小言をもらったが、そんなことは気にも止めず、延々と作成作業に没頭した。


毎日フル回転して、完成する頃には、1月も終わりを迎えていたというわけだ。





いい歳こいてプラレール。

桂川工場内で、試験車両は蒼鉄職員にお披露目された。

通常の車両とは違うということを見た目でわかるように、デザインはSFアニメに登場した車両をモチーフに、派手な仕様にした。


「マツさん、これはちょっとやりすぎではないですか?」

見学に来ていたカワシマ副駅長が、目を丸くしている。


「しかも、テンダーのあのロゴ!まさか825号みたいに空を飛んだりしないでしょうね?」

コウスケも、少々怪訝そうな顔をしている。



いい歳こいてプラレール。

「今回は軌道のチェック機器を搭載したり、車両重量を大型機関車と同レベルにするのに重りを載せたりしているから、そんなシステムを載せる余裕なんてなかったさ」


いずれはそういうシステムを搭載しようと企んでいるのは、公然の秘密である。



「なんだか、海外の蒸気機関車を彷彿とさせますねぇ」

キクチ駅長は、他の職員たちとは違って、目を輝かしていた。可愛らしい顔に似合わず、こうしたいかにもSFチックな車両が彼女は好きらしい。


「足回りもSLのようにしてますが、内燃機関はディーゼルです。そういう点で見れば、海外の車両にも似てるかもしれませんね」





お披露目もそこそこに、試運転も兼ねて、豊北駅まで一旦車両を出すことになった。

駅の業務にもどるため、私のほかにキクチ・カワシマ駅長コンビも同乗した。



いい歳こいてプラレール。


試験車両、通称「444」号機は、轟音を工場内に響かせながら、ゆったりと出場した。

SL走行用の試験車のため、通常のディーゼルに比べてスピードはあまり出ないようになっている。





「搭載機器に異常はないですね」


「あれ?マツさん。この車両、機関士の方はいらっしゃらないんですか?」


「ええ。人手が足りませんからね。速度もゆったりめなので、短距離であれば自動運転が可能です」


カワシマ副駅長は、呆然と辺りの機器を眺めた。

「この短期間でよくもここまで…」


「未来の車両、って感じですね」

キクチ駅長は無邪気に笑った。





無事に何事もなく、444号は豊北駅2番ホームにゆっくりと入線した。


いい歳こいてプラレール。


ホームにいた鉄道ファン達が見たこともない謎の車両に興味津々なのは言うまでもない。


「試験の準備ができるまで、444号は3番線奥の待避線に止めておきます。ユキちゃんにも伝えておいてください」

「了解しました。駅にいらっしゃるファンの方々にも喜ばれると思いますよ!」

「無事にSLが乗り入れられるといいですねぇ」


3人は、それぞれの職場に戻るのだった。



第24話、了


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ええ、このところ押しに押しまくっている、444号が今回の主役でした。


ずっと制作したいと思っていて、やっと念願かなった車両でございます。


制作動画も、ニコニコ動画にてアップしてますので、是非ご覧になってみてください。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm16883233



ワカラン人のために解説いたしますと、


この444号は、アニメ「銀河鉄道999」に登場する脇役車両の一つです。


通称、カペラ4号とも呼ばれるこの車両は、銀河鉄道の路線の一つ、「内銀河環状線」を走る列車の牽引機としてデザインされた車両で、アニメの劇中では、999を重連で牽引する際に活躍しました。


他にも111~888まで、キリ番列車がアニメ版には登場しています。


いつか、気が向いたら、もう1両444号を作成して、999と3重連を組ませてみたいもんです。




ということで、今回はこのへんで。


あ、そうそう。


近々ブログを移転させるかもしれません。


詳細が決まりましたら、ご紹介いたします!




今回は、以上です。

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テーマ:

先日、学生プラレール同好会の「雅」さんが、C12の件について、オリジナルストーリーを執筆してくださいました!


そこで、今回は前回の続編ということで、C12が中央駅の工場に行くことになったいきさつを、OSで書いてみようかと思います。


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「なんでこいつがこんなところにいるんだ!」






明け方の桂川工場。



ムラナカ主任の怒鳴り声に、私はびっくりして飛び起きた。

彼は私の部下なのだが、年齢も鉄道員歴も私よりは上だ。

どうも苦手な相手である。


彼の言う「あいつ」とは、私が今の今まで寄りかかっていた、蒼鉄の主の事だろう。

いい歳こいてプラレール。

彼には事後報告をしようと思っていたから、驚いても無理はない。


「こいつは静態保存されてる筈でしょう。また仕事を増やしたんですか?」


主任は、今にも私に掴みかからんばかりの剣幕で詰め寄ってくる。

「前から言ってるけども、うちの工場はただでさえ仕事量が多いんですよ!あんた、仕事を管理する気があるのか?」


辛うじて敬語を使ってくれてはいるが、怒り心頭だということは、彼の表情と語調からピリピリ感じる。




「ミッドナイトの改修に、CR-70気動車の新造、おまけに今朝工務受注表の箱にリゾート列車の新造書類が入ってました。ただでさえ車両も溢れてきてるっていうのに、さらに増やそうって言うんですか?」



「CR-70なら、今朝私が仕上げておいたよ。早速試運転に入ってます」

いい歳こいてプラレール。


「そういう事ではなくてだな!この会社の経営方針は一体どうなってるんだって話ですよ!路線は小さいくせに車両ばかり増やして!車両維持費だって人員だって足りなくなるんじゃないのか?」



彼の言うことは逐一正論である。

社会人なら、こういう考え方をしないといけない。

それは重々承知の上で、私は口を開いた。




「昨日の夜、蒼鉄の上層部が集まって会議がありましてね。そこで、保存鉄道方針の強化ということで、車両博物館計画が始動することになりましてね。車両が増えても、使わない時はその博物館で保管すればいい、ということです」



「まーた上層部は寝ぼけたことを言ってるんですか?いや、あんたもか。博物館とか、どこにそんなスペースがあるって言うんだ。辺り一面山だらけだぞ」


「この工場に、展示スペースを設けて改築するという計画です。その目玉として、このC12を復活させようというわけです」


「あんた、本気で言ってるのか?前に復活させようとして、うちの技術力じゃどうしようもなかったんじゃなかったのか?そう言ってたのはあんただぞ。あんた一人で徹夜してどうにかなる問題でもないだろうよ」



高笑いする主任。

やれるもんならやってみろと言わんばかりだ。



確かに、以前この機関車は、豊北駅が改築工事に入る前に一度動かそうとしたが、要の部品がどうしても揃わず、再起動は叶わなかったのだ。

中古車両を販売してくれる、富井車両のタカハラさんも、そのパーツを方々で探し回ってくれたのだが、結局見つからなかったのである。


だが、代わりに彼は、「アテ」を探してくれたのである。





-『意外と、身近なところにすごい場所がありました。こちらです』
タカハラさんが見せてくれた資料には、「暁テクテック」の詳細が記されていた。
資料に目を通す私に、彼は教えてくれた。
『最近やっと電化を開始した青軌道鉄道でして、中央駅とも協力体制をとっている会社です』
『やっと電化、と言いますと?』
『この時代でもずっとSLをメインに動かしていた鉄道でして。ここなら、SL修理のノウハウもあるかと』


先方に連絡を取ってみると、
『ああ、ええですよー』
気さくな関西弁で快諾してくださった。
すぐに車両を中央駅の工場まで運んで欲しいというので、会議でゴーサインが出たらすぐに輸送する手筈を整えることにした。
それで、今朝に至る。-





「うちでは確かに直せませんが、外注なら、何とかなりそうでしてねぇ。今朝まで徹夜していたのも、甲種輸送の準備です」


工場の4番レーンに、DEが入場してきた。


いい歳こいてプラレール。


「あなたの手をこれ以上煩わせるつもりはありませんよ、ムラナカ主任」

DEを誘導し、私はC12との連結作業に入った。


いい歳こいてプラレール。

「あなたは、車両の整備に集中してくれればそれで結構です。あなたは元々車両整備にお強い方ですし。車両の製造は、私が担当します」


「あんたの手が回らなくなったから、俺に仕事を回してきたんだろう?あんた、言ってることがむちゃくちゃなんだよ」


黙って、私は連結作業に集中した。それから耳が痛くなることを何度となく浴びせられたが、私は言い返さなかった。

正論には、言い返しようがない。


だが、正論では片付けられないことだって、ある。

少なくとも私はそう思う。



「せいぜい頑張ってください。では、車両の整備があるので」

言いたいことを言ってスッキリしたのか、主任は、別の車庫へ行ってしまった。



「課長…」

DEの運転手である整備士のキムラ君は、私に声をかけてくれた。

心配そうな声のトーン。努めて明るく振舞ってみる。

「さ、連結完了。中央駅まで、よろしくお願いしますよ」


「は、はい!C12、出場します」

C12を見送りながら、私はつぶやいた。



「古い車両が蘇る。青軌道の車両として、再び昔の輝きを取り戻す。こんなに嬉しいことはないじゃないですか」




日が高くなってきた。そろそろ日勤の作業員たちがやってくる。

いろいろな考えを持った人々が、今日も職場には集う。



第23話、了。


----------------------------------




いかがでしたでしょうか、雅さんw


え?工場の様子が変わっている?


かなり早いクリスマスプレゼントですよ、自分へのねw




ということで、今回は以上です。

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