本日(5/14)の2020年建築家住宅は、
『ヒートポンプ』
イラストは、ヒートポンプ研究会編、矢田部隆志著『ヒートポンプ入門―地球温暖化対策の切り札より
使用させていただきました。
エコキュートは、深夜電力の使用などで、省エネというイメージが強いですが、それを可能にしている
「ヒートポンプ」について基礎的なキーワードを抜粋してみました。
・『ヒートポンプ』は『ヒート』と『ポンプ』っていうふたつの言葉がくっついてできた言葉。
・『ヒート=熱』を温度の低い場所から高い場所に運ぶことができるから『ヒートポンプ』という。
・ヒートポンプは、冷媒(れいばい)という「熱の運び屋」を上手に利用する。
・熱はあたたかいところから冷たいところに移動するの性質を利用する。
*氷に触れると冷たいから手は冷えてく。手から氷に熱が移動したということ。
・冷媒をまわりの空気よりも冷たくしてあげることで、空気から熱をもらう。
・その熱をもらった冷媒を少しの電気の力で圧縮すると、高温にできる。
・今度は、熱くなった冷媒から水に熱を伝えることでお湯を沸かすことができる。
・実際に使うエネルギーは空気の熱を集めるのに必要な電気の力だけ。
・自然冷媒である二酸化炭素(CO2)冷媒を使って、効率よくお湯を沸かすことができる。
基礎中の基礎を抜粋しております。さらに詳しく「ヒートポンプ」を知りたい方は、東京電力HPもしくは
ヒートポンプ・蓄熱センターHP http://www.hptcj.or.jp/ が参考になります。
今後は、ヒートポンプ式の床暖房に注目していきたいと思います。
参考サイト 東京電力HP http://www.tepco.co.jp/life/custom/e-diet/index-j.html
にほんブログ村 住宅設計・住宅建築家
建築家を探すならLAPIへ