19年の年月を重ねて改めて想うこと | セラピーはakkoにおまかせ!

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子連れママの強い味方☆ママの寺子屋@板橋・北


 おはようございます。

セラピストのよしだあきこです。



 ここにきて急に秋っぽい季節へと移り変わり

体調を崩している方も多いのではと思います。



 我が家では大抵真っ先に長女の鼻がつまりますあせる

まぁ、兆候は少し前からでてくるのですが

さすがに鼻づまりがひどくって

テッシュが離せない感じとなってきました、な朝を迎えています。




 ちょっとプライベートなお話になりますが

お時間ある方はお付き合いくださいませ。



 アメンバーにしようか迷ったのですが

まぁいいかなと思って笑




 毎年、この時期になると

なんとな~く「切なく」なります。

 子供が生まれてだいぶ減ったのですが

独身OLのときは、かなり顕著に感じていました。




 理由は、

私の母が亡くなったのがこの季節なんです銀杏の葉

もちろんそれだけがすべての理由ではないと

思いますが、それも理由だと思っています。




 そう・・・

19年前の平成5年10月4日。

享年58歳でした。



 今日は命日なんです。




 平成4年の1月に父が亡くなり、

初七日、四十九日、納骨、新盆を経て

体調の変化を感じ、その年の11月に母は入院をしました。




 母自身、気力で乗り越えてきた数ヶ月だったんだと思います。



 当時私は旅行会社に勤めていました。

10歳上の姉は義兄の海外転勤でニューヨーク在住。

今のようにメールもなかったので、国際電話で連絡をとる日々。



 父が亡くなり、母と新しい生活をスタートさせるべく

犬の飼える小さなアパートに引越しをして

落ち着いた矢先の、母の入院でした。



 過労からきている体調不良くらいに

最初は考えていたのですが

実際はスキルス性の「胃がん」でした。



 当時、母にそのことを告げるかどうか

今のような宣告のシステム?はなかったので

家族へ一任という形。




 主に私が決断をすることになりました。



 とはいえ、姉や親戚の叔母たちと話

本人には伝えないまま、母は病と闘う日々が始まりました。





 今でもふと思います。





あれで本当に良かったのかどうか。



でも、やっぱりその答えはでません。




 ただ、一つ言えることは

当時の自分たちの生活も大切にしながら

その中で精一杯やっていたんじゃないかな。

と今は思えるということ。




 私自身、お客様の旅行の手配をしながら

いつもはルーティンワークに陥っていたことが

母の入院で・・・



「健康だからこそ、旅行にいけるんだな」



当たり前のことに気づき、仕事への意識も変わり

職場の上司や先輩たちには、本当によくしてもらい

感謝の日々でした。




 まだ何か自分にはしたりないことがあるんじゃないか

 最期をどのように迎えたかったか、本人にきくべきではなかったのか



 後悔をしだしたら、きりがありません。




  当時母が亡くなり、私は思った以上に泣けませんでした。

アパート生活では、

父のことを大好きだったペキニーズと過ごす日々ペキニーズ チーちゃん



 母の入院中、完全看護であるにも関わらず

仕事をやめて、ずっと付き添っていたほうがいいのではないか・・・と

何度なく仕事をやめようか迷ったことも、数年経ってから

「やめなくてよかった」と心底思うことができました。




 そう思えたとき、やっと心から泣けた気がします。



 涙は浄化。

 できるものなら、流れはとめないほうがいい・・・。





  そんなこんなで27歳の時、結婚退職をし

出産をするのですが、産後、やっぱり私が求めていたのは

母の存在でした。




 子供が泣き止まないとき、ちょっと話を聞いて欲しい

 寝不足の時、ちょっと手をかしてほしい



 無理とわかっていても、母を求める自分。



 今は自分が母となって10年経ち、

成長する子供たちをみていて感じることは・・・





 子供っていくつになっても、

  母親の前ではひとりの子供なんだ




ってことです。



 我が娘たちも、自立・自律に向けて歩き出しています。

私も手をだすときと見守るときを、試行錯誤で繰り返しています。




 でも人生は有限。

だからこそ、子供たちに伝えたいこと

今できることを精一杯日々の中に散りばめて

笑いの絶えない時間を少しでも多く過ごせたらと思っていますキラキラ





 母が亡くなって、19年。

私の心の中に、母はしっかり存在しています。



 ふと母が言っていた言葉が頭をよぎることもしばしば汗



 きっと娘たちもそうなんだろうな~と思いながら

極力、かける言葉には気をつけていますちょっと




 あ、でも

怒らないようにしよう、とか

褒めまくろう、とかは全く思っていません。




 私は母親である前に、ひとりの人間なので

まずは自分の感じたことを大切にして

それを子供たちに向けて、伝えていきたいなと

思っていますしみじみ




 もちろん、かといって

いっつも感情的になってばかりいるのも

いただけないですけどねうふふ

 



 今日はこれから母の好きだった花と

最後に口にした、こんぺいとうを

買いに行ってこようと思います花束




 皆さんも、素敵な1日を。

読んでくださり、ありがとうがしょう