アメリカンピットブルテリア1匹、
ラオス雑種1匹、
その2匹の子供たち2匹、
合計4匹の犬たちを
ラオス→タイ経由→日本
と移動した家族の記録です
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第9話
10/31、出発前日
とうとうここまで来ました
本当に長い道のりでした
ラオス犬、日本移住に向けて出発の前日
2017年10月31日
準備のため先に日本に来ていた私は、みんなを迎えにいくためもう一度ラオスへ
と、その前に乗り継ぎでバンコクで一泊。
ながーーい付き合いのマブダチがバンコクに住んでいるので、一晩泊めてもらい、ラオスに向かう前に最後の用事。
Bangkok Airawaysのオフィスへ~
何をしに行ったかと言うと、先日ルアンパバーンの空港でBangkok Airwaysのスタッフと話していたら、
「ペットの預かりにかかる超過料金は、前払いすると安くなる」
という超お得な情報を入手したからなのです
ちなみにこんなことは、Webサイトを見ても、どこを見ても書いていません。笑
Bangkok Airwaysの国際線におけるペットの預かり手数料は
1kg/8$
はっきり言って超高いです!!
1kg毎の計算なので、小型犬は良いかもしれませんが、とにかく大きな犬を飼ってる飼い主にとっては悲劇的な値段です
クマ20kg+クレート8kg=224$
BB21kg+クレート8kg=232$
ウニ27kgクレート8kg=280$
ちゃんこ31kgクレート8kg=312$
計1,048$
私のルアンパバーン→バンコクの航空券100$・・・・
人間より犬の方が全然高いご時世でございます・・・
これは通常チェックインの際に、犬とクレートの重さを一緒に計り、その場で現金で支払うというシステムです。
が、
Bangkok Airwaysは、通常の預け荷物(スーツケースなど、確か20kg)を超える荷物を預けたい場合に、その超過分の重量をプリペイド(前払い)すると割引するよ、というネット上のサービスがあるんですが、このサービスはペットの預け手数料にも適応されるっていうことなんです!
本当にこんなこと、スタッフに聞いてみなきゃ絶対わかんないです。
そもそもペットの預けに関してはWebにもほとんど情報ないし
ということで早速犬の重さとクレートの重さを計算して、おおよその重さをネットで前払いしよう~と思ったんですが、これが全然できない!
なんかシステムエラー??
何度もやってみたけど、絶対にできない。
まぁこーゆーことは東南アジア国のWebサイトではよくあることだけど・・・
ってことでせっかくバンコクにいるし、直接Bangkok Airwaysのオフィスに行くことに
まさかこの後、あんな大事件が私を待っているとは、この時の私は知るわけもなく・・・・
そうなんです
出発前日にして、恐れていた最大の事件が・・・・・
問題no.5発生。
バンコクのBangkok Airwaysのオフィスにて、犬の預かり手数料を前払い。
明日11/1は、まず私がウニとちゃんこを連れて飛行機に乗るので、ウニはクレートと合わせて35kg、ちゃんこは39kgの超過料金を事前に支払っていたところ・・・
スタッフの顔色が何かおかしい・・・
タイ人のお姉さん:「お客様、大変申し訳ありませんが、お客様のご搭乗の機材ですが、1匹につきクレートを合わせて20kgを超えるペットのお預かりはできかねます、、、、」
私:「はぁーーーーーー!!!!!!?!?!?」(心の声)
いやいやいやいや
前回のブログにも書きましたが、Bangkok Airwaysはルアンパバーン⇔バンコク間を飛ぶ飛行機は2種類あって、小さいAT7だと20kgまでしか乗せられないのです。はい、そんなことはもちろん知ってます。だからルアンパバーンのBangkok Airwaysのオフィスのお姉さんと話し合って、大きな機材A319が飛ぶ日に合わせて予約を取ったんです!!!
犬の重さも大きさも、予約の時にぜーーーんぶ伝えてあるんです!!!!
もう目の前真っ白。
お姉さんの話によると、つい昨日(!)、明日のフライトに使用する機材の変更が決まったとのこと
もうさ、そんなん私にどうすりゃいいんだい、って感じですよ
バンコクから成田までの航空券だってもう予約してあるし、絶対に予定は変更できない。。
頼むからなんとかしてくれ・・・
もはや動揺を隠すこともできず、ひたすら交渉。
担当してくれたタイ人のお姉さんはいい人で、なにやら何度も何度もいろんなところへ電話をかけてくれている・・・
その感、冷や汗を垂れ流しながら、彼へ電話をし状況を説明。
最悪の事態を想定しながら、急遽ルアンパバーンからバンコクまで車で行けないか、などなどを検討・・・
そんなこんなしているうちに私のバンコク→ルアンパバーン行きのフライトの時間も迫ってくる。もうひっちゃかめっちゃか
結局担当のお姉さんの頑張りが功をそうし、とっても偉いっぽい人へと電話が繋がる。
全ての状況を考慮して、特別にAT7(超ちっさいプロペラ機)に、うちのおデブな犬たちを乗せてくれる、ということに
私とウニとちゃんこが乗る明日のルアンパバーン→バンコクのフライトは、幸いあまり混んでおらず、なんとか重量の問題もマネージできそうだ、とのこと。
さて、次の問題はその翌日。
同じくA319からAT7へと変更が決まったというクマ&BB&アメリカ人のフライト。
こちらはどうやらとても込み合っているらしく、スペース的にも重量的にも、まじで乗せられない、と言っている。
結果、Bangkok Airwaysからの提案で、夕方に乗るはずだった便をお昼の便に変更するということに。
本当は暑さを心配して夕方の便にしたんだけど、まぁもうしょうがない!
便の変更手数料もチャージなしで良いとのこと!
まじで泣きそうなほど焦ったけど、結果的にはBangkok Airwaysは非常に真摯に対応をしてくれたのでした。
航空会社業界において機材の急遽変更だのフライトのキャンセルだの、当たり前といえば当たり前のようにあるので、まったく予測していなかったわけではなかったんだけど、Bangkok Airwaysのとても親切な対応のおかげでなんとかピンチを切り抜けることができました
でも、これってたまたま私が手数料のプリペイドをしたくてBangkok Airwaysのオフィスにやってきたから事前に発覚して、対処してもらえたけど、もし何も知らずに当日チェックインカウンターで問題発覚してたら・・・
とか考えるともう吐き気がします。
お金がいくらでもあればいいですけどね・・・
一般のビンボー人にとってフライトの変更とかキャンセルって本当に脅威ですよね
とまぁ寿命が縮まった出発前日。
1ヶ月ぶりのワンコたちとの再会を喜ぶ間もなく
いよいよ明日は旅立ちの日ですーーーー
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