真山仁『ロッキード』を読了。
既に十分に語り尽くされたのではないかと思われるロッキード事件。そこに新たな視点で切り込んでみせた好著。
少なくない関係者が鬼籍に入るなかで出来る限りの取材を行い、さらに残された各種資料に当たり、新たな謎を炙り出す。その謎に完全な解が与えられるわけではないが、著者なりの見立てをきちんと示しており、この種の本でよく味わう生煮え感はない。
かなりの大著だが、最後まで飽きることなく読み通せる。
真山仁『ロッキード』を読了。
既に十分に語り尽くされたのではないかと思われるロッキード事件。そこに新たな視点で切り込んでみせた好著。
少なくない関係者が鬼籍に入るなかで出来る限りの取材を行い、さらに残された各種資料に当たり、新たな謎を炙り出す。その謎に完全な解が与えられるわけではないが、著者なりの見立てをきちんと示しており、この種の本でよく味わう生煮え感はない。
かなりの大著だが、最後まで飽きることなく読み通せる。