「科学」と「技術」 | 香草カラーのランドプランニング

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みなさん、こんにちは。

素髪から髪をキレイにする「香草カラー」

ランドプランニングアソシエーツ開発部 R&Dラボです。


 

今年のノーベル医学生理学賞を受賞した

 

大隅教授がマスコミのインタビュー等で

 

現在の日本の基礎研究の危機的な状況を愁ているのが印象的でした。

 

早急な成果を求められる環境では

 

将来自然科学関係のノーベル賞の受賞者が日本から出無くなるくらい

 

基礎科学が衰退すると危惧していました。

 

にもかかわらず多くのマスコミのインタビュアーが口をそろえて

 

「オートファジーは何に応用できるのでしょうか?」と聞いていたのが

 

何とも皮肉な感じでした。

 

大隅教授も言っていましたが

 

本来は目的の違う「科学」と「技術」が日本では

 

「科学技術」としてまとめて捉えられがちです。

 

特に近年は社会的利便性や経済的利益を生むことに価値をおき

 

研究資金が投入される傾向が強いようです。

 

2014年に大スキャンダルとなった

 

理化学研究所のSTAP細胞事件の背景のひとつにもなっていると思われます。

 

基礎科学の研究は未知の解明が目的であり

 

利便性の追求が第一ではありません。

 

そもそも西洋近代科学は自然の中に「神」の仕事を発見したいという

 

神学的な動機が出発でした。

 

何かを開発するための材料を探そうということではなかったはずです。

 

われわれ自身の体の仕組みだって

 

まだまだほんの部分的にしかわかっていないのですから

 

自然界についての認識を深めてゆくことそのものに

 

興奮を覚えることを忘れない様にしたいものです。

 

一方で利便性の追求それ自体は重要なことは間違いなく、

 

そのおかげで社会や生活がよりいっそう快適になってゆきます。

 

ヘアカラーリング剤も「技術開発研究」があってこそ性能が向上します。

 

自然の仕組みに逆らって剤を設計することは出来ないので、

 

ここでは実験を通じての自然現象との対話によって

 

優れた剤を開発するのが全てになります。

 

目的が「基礎科学」とは違うわけです。

 

ところでノーベル賞創設の基となったダイナマイトは

 

技術開発の成果と言えるものであることも事実です。

 

 

 




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