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外貨建て国債は、外国からの借金のため、国債を保有している海外の金融機関(の当座預金口座)に入金すれば、負債額は減ります。

 しかし、日本の円建て国債で、同じことしたら、どうでしょう???

 実は、1銭も減りません。 だって、自国国債=お金=負債だから、減るわけない。

日本経済新聞の記事

 ①上 2015年 8月24日 :景気対策で既に3割の国債に対し、入金していますが

 ②下 2015年11月10日 :負債は変化なし。千兆のまんま。
3割

千兆



** 金融調節 **

 ①不景気 :買いオペで国債を減らし、企業融資を増やす。

 ②好景気 :売りオペで国債を増やし、企業融資を減らす(バブル防止)

必要ないからしないだけで、市場の国債を全額、当座預金口座に入金することも可能。

でも、それやっても、政府負債は千兆円のままで変化しない。 だって、自国国債=お金=負債だから。

円グラフ

・・・って言うと、「国債の持ち主が日銀に移っただけじゃないか!。日本は日銀への借金で破綻するんだ!!」って言うアホがでてきますね。 

 ってわけで、次回は「日本は、日銀からの負債で破綻するの?」へ、続く〜。


日本のために、押していただけますと、幸いです。
日本近代史、文献コレクション (むか~しの新聞記事など・・・)-bab

次回へ続く〜。