・鳩山氏が中韓大使に歴史問題で譲歩を約束 ~日中・日韓関係はかつてない暗黒時代に突入か~ | アジアの真実

・鳩山氏が中韓大使に歴史問題で譲歩を約束 ~日中・日韓関係はかつてない暗黒時代に突入か~

中韓大使と会談の鳩山氏「歴史問題を見つめる政権をつくりたい」:産経
 民主党の鳩山由紀夫代表は4日、党本部で崔天凱駐日中国大使、権哲賢駐日韓国大使と相次いで会談した。両大使はいわゆる「A級戦犯」合祀を理由に靖国神社を参拝しないと公言する鳩山氏の歴史認識を高く評価しており、権大使は「鳩山氏の正しくバランスのとれた歴史認識を国民はよく知っている」と絶賛。鳩山氏は「日韓は一番近い2国間関係だ。歴史問題をしっかりと見つめる政権をつくり、より良い関係を築きたい」と応じた。

 また、鳩山氏と両大使は、9月下旬に米ピッツバーグで開かれる金融サミットなどの機会で日中、日韓の首脳会談を行う方向で調整することで合意した。

 会談で崔大使は、小泉純一郎元首相を念頭に「一時期の(日中)関係はかなりひどかったが、両国の『戦略的互恵関係』を作り上げていきたい」と表明。鳩山氏は米国も加えた3カ国で「ウィン・ウィン(互恵)の関係をつくることが大事だ」と応じた。

 一方、鳩山、権両氏の会談では、北朝鮮の核問題で日韓が緊密に連携していく方針を確認。権氏は「鳩山氏の政治姿勢である『友愛』に基づき、韓日関係が強固なものになると信じている」と述べ、鳩山氏の「友愛外交」に賞賛した。


 総理就任前ではありますが、早くも売国外交が始まっているようです。韓国の大使が言う「正しくバランスの取れた歴史観」とは、「韓国が作成した、韓国に都合の良い歴史観」と全く同意であり、鳩山氏が応じた、歴史問題をしっかりと見つめ直す政権とは、韓国に歴史問題で全面的に譲歩すると同意となります。


 また、中国大使は、「小泉政権時は、日中関係がもっとも酷かった」と述べていますが、これは中国側から見れば正直な意見でしょう。小泉政権下の日本は、それまでの土下座外交から脱却し、脅しや恫喝に屈する事なく、”悪いものは悪い”とはっきり言える外交態度を取れていました。これは逆に日本にとってみれば、最も酷かったどころか、近年で最も中国と対等な関係を築けていた期間と言えます。それが福田政権になり徐々に元の土下座外交に戻っていってしまったわけですが、それが超親中派である小沢氏が操る民主党政権になり、その操り人形である鳩山氏は、就任前から「靖国に参拝しない」、「歴史問題で譲歩する」などと発言してすり寄ってくるのですから、中国にとっては笑いが止まらないといったところでしょう。


 当然ながらこの外交姿勢では、”Win-Win”の関係など構築できるわけはなく、完全に”Lose-Win”の関係となるでしょう。日中関係、日韓関係は、日本にとってはかつてない暗黒時代に入る可能性があります。かつて、”南京大虐殺”、”従軍慰安婦”、”強制連行”といった不確かにも関わらず、日本がはっきりと反証しなかったり、認めてしまった歴史問題が後の日本に与えたダメージは計り知れなく大きい。中国、韓国がどれだけ攻勢をかけてくるかにもよりますが、同種の問題を、この民主党政権下で新たに背負わされてしまうようなことも考えられます。残念ながら、予想通り暗いニュースばかりですが、我々は今のところその過程を注視し、それが行われようとしたときに声を上げていくしかありません。


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参考書籍:

民主党の正体――矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)
西村幸祐
4775514229

中国・韓国が死んでも教えない近現代史 (徳間文庫)
419892273X