・NHKの台湾についての番組で意図的な偏向が発覚 ~事実を捻じ曲げて反日台湾を作ったNHK~ | アジアの真実

・NHKの台湾についての番組で意図的な偏向が発覚 ~事実を捻じ曲げて反日台湾を作ったNHK~

Nスペに「李登輝友の会」が抗議声明:産経
 NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会(小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。

 番組では、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した-などとした。

 この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。

 NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」としている。


 NHKがスペシャル内で偏向報道を行ったと話題になっており、日本李登輝友の会からも公式に抗議声明が出ました。

 実は、この番組で意図的な偏向が行われたことは裏が取れています。番組終了後、この番組内で”日本統治時代の憎しみを語り、日本が台湾でどれほど酷い統治を行ったかを証明する代弁者のように取り上げられている台湾人の柯徳三氏へ、永山英樹氏がその真意を直接聞くために国際電話をされています。その様子は永山英樹氏のブログ「台湾は日本の生命線」に掲載されていますので是非ご覧下さい。 内容を簡単に紹介すると、


「日本統治時代は良いことも悪いこともあった。私はそれを両方語ったが、良い面についての話は一切報道されず、悪い面のみを切り取られて報道された。これをもって台湾が反日だととられたとしたら心外だ。私たちは健やかに育ててくれた日本政府に感謝している。恨んでいるとすれば、戦争が終わったらいきなり私たちを日本から切り離して捨てたことだ。連合軍の決定でしかたなかったとしても、一言謝って欲しかった。」


ということです。「恨んでいるのは、日本が終戦後に私たちを切り捨てたこと」と柯徳三氏が語るのが印象的です。つまり、できることなら台湾は日本であり続けたかったということです。そしてそれはNHKの番組の趣旨と180度異なります。さらに、この柯徳三氏は桜の花出版から「母国は日本、祖国は台湾―或る日本語族台湾人の告白」 という本を出されており、その中で語られる話から、彼の日本統治時代と日本への想いは明確です。


 NHKでは、恐らく最初からアジアで残虐の限りを尽くした日帝とそれを今も恨む台湾、「日本=悪」という構成で番組を作ることが決まっており、現地の方のインタビューに関しては、その意図に不都合な部分は全てカットしたという構図が容易に浮かび上がってきます。これを偏向報道、偏向番組と言わずして何と言うのでしょうか。NHKが以前から偏向報道を行っていることは度々指摘されてきましたが、これだけ典型的、かつ意図的な偏向が行われたという明確な証拠が上がっている例は珍しいかもしれません。


 さらに、日本李登輝友の会からの公式の抗議を受けてからのNHKの返答も酷いものです。

「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」

つまり、”私たちが報道したのは歴史であり事実であるから黙っていろ”ということです。そこには反省や訂正の姿勢は微塵も感じられません。


 NHKはこの番組に関して、偏向した番組制作を行い、それを放送したことに対する謝罪と訂正、そして今後の姿勢に関する方針発表を公式に行うべきです。それが行われるまでは、公共放送はもちろん、報道機関を名乗る資格はありません。


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参考書籍:

母国は日本、祖国は台湾―或る日本語族台湾人の告白 (シリーズ日本人の誇り 3)
柯 徳三
4434066544


日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景 (シリーズ日本人の誇り)
楊 素秋
4795276897