・定住移民の受け入れと二重国籍の許可 ~日本という国が消滅する日~ | アジアの真実

・定住移民の受け入れと二重国籍の許可 ~日本という国が消滅する日~

ノーベル賞が思わぬ余波! 国籍法改正を検討 自民法務部会:産経

 ノーベル物理学賞を受賞受賞した南部陽一郎米シカゴ大名誉教授が米国籍を取得していたことを機に、自民党法務部会の国籍問題プロジェクトチーム(座長・河野太郎衆院議員)は10日、二重国籍を認めない国籍法改正の検討を始めた。南部氏はすでに日本国籍を喪失しているが、ノーベル賞受賞が思わぬ波紋を広げたようだ。

 国籍法11条は二重国籍を原則認めておらず、出生地で国籍を決める「属地主義」の米国などで生まれた日本人は22歳までにどちらか一方の国籍を選択することになっている。

 外国籍を取得した人はその時点で日本国籍を自動的に失うが、地方法務局に届け出なければ、戸籍はそのまま残る。個人情報を外国政府に照会することはできないため、実態把握は難しいが、法務省では、外国籍取得者の約1割しか届け出ていないとみている。

 日本に戸籍が残っていれば、旅券取得や選挙の投票などが可能となり、犯罪に利用される懸念がある。一方、国際結婚などで政情不安な国の国籍を取得した人には日本国籍を残しておきたいとの思いも強い。

 法務省は法改正に慎重だが、PTでは「正直者と有名人がバカを見る制度だ」(河野氏)、「二重国籍を積極的に認めた方が日本人が世界に雄飛しやすい」(猪口邦子衆院議員)など改正論が根強い。PTは二重国籍の実態や問題点を洗い出していく方針だが、国籍は「誰が日本人か」という国家の根本問題だけに論争を呼びそうだ。


経団連:移民受け入れ提言…人口減対策 定住前提に:毎日

 日本経団連は少子高齢化に伴う人口減少対策として、定住移民の受け入れを提言する。労働力不足や内需の縮小などが、日本の経済社会を不安定にする恐れがあると判断して「期間を限定した外国人労働者の受け入れ」という従来の方針を転換、14日に発表する。だが、移民については労働条件の悪化や治安の悪化につながるとの反発も強く、提言が論議を呼ぶのは必至だ。

 国立社会保障・人口問題研究所によると、2055年の総人口は現在より約30%減の8993万人で、15歳以上65歳未満の生産年齢人口はほぼ半減の4595万人になると推計される。その場合、高齢者1人を働き手1.3人で支える計算となり、若い世代の負担増で社会保障制度は破綻(はたん)し、医療や介護、教育、治安などの経済社会システムが脆弱(ぜいじゃく)化する。また、個人消費の長期低迷も懸念される。

 経団連は「人口減対策に早急に取り組まなければ、若い世代の将来不安は解消しない」として、移民による人口の維持が必要と判断した。日本は現在、日系人や専門技術者、技能研修などで外国人労働者約65万人を受け入れている。しかし、定住化を前提に受け入れることで、国際的に優秀な人材の確保にもつながることや、働き手世代の増加で人件費上昇を抑えられるとの期待もある。

 提言は移民促進のための法整備や担当相の設置の必要性に言及するとともに、定住後も行政と地域、企業が連携し、日本語教育の充実、社会保障制度の適用を進めることを盛り込む。移民には反対も根強いことから、経団連は提言を議論のたたき台に国民の合意形成につなげたい考えだ。



 この国はいったいどこへ向かおうとしているのでしょうか。ノーベル賞を取った南部陽一郎氏が米国籍だったため、二重国籍を認めることを自民党が検討。どうしてこんなに浅はかなのかと思わざるを得ません。日本のノーベル賞受賞者の数を増やしたいというのはわかりますが、それがなぜ二重国籍を認めるように法改正なのか。そんなことをしてしまったら、反日活動、工作活動に勤しむ在日の韓国・朝鮮・中国籍の大多数が自国の国籍を保持したまま日本国籍を取得し、選挙権、被選挙権などのあらゆる権利を手に入れてしまう可能性もあります。そうなれば日本はどうなるでしょうか。

 ノーベル賞受賞者を増やしたいのであれば積極的に先進的研究に投資するとか、技術者を育てるとか、海外に技術者が流出しないように保護政策を取るとかいくらでも先にやらなければならないことがあるはずです。


 また経団連からも出た定住移民政策。将来の労働力不足はわかります。今は決定的な解決策がないのもわかります。しかし、それをやってしまうと日本という国がまったく違うものに変わってしまう、極端に言えば日本という名前の違う国になってしまうという可能性もあることを議論し、国民全員が理解し納得した上で行わなければなりません。しかしそのような考慮が現段階では全くなされていません。


 定住移民の受け入れ、二重国籍の許可。これらが合わさればおそらく近い将来、日本は日本ではなくなるでしょう。どこの地方へ行っても様々な国籍の人が日本国籍を名乗りながら生活し、そして混血が進み、純粋な日本民族は消え、日本独特な文化は全て消滅する。さらに犯罪率は飛躍的に増加し混沌とした社会が形成される。政治の世界では中国出身や韓国出身の国会議員が牛耳り、もはや日本というアイデンティティーは消えさり、そこに残るのは単に日本という国号のみ。極端な話、そんな日が来るかもしれないのです。

 古来から受け継がれてきた日本という国の形はなくなるかもしれない。そして一度失われたそれは永遠に取り戻すことができません。軽々と論じられて良い法案や提言ではないはずです。


人気ブログランキングバナー←このBlogに何かを感じたらクリックして下さい。


参考書籍

隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?
北野 幸伯
4478007020
世界が愛した日本
井沢 元彦
4812435730