・中国政府がチベット独立を承認 ~侵略と虐殺の歴史が終止符へ(Aprilfool)~
中国政府がチベット独立を承認:<Aprilfool>
【4月1日】中国共産党は全人代(全国人民代表大会)は4月1日に臨時会議を招集し、この中で胡錦涛主席が「チベット自治区の独立を承認する」と発表した。この大胆な方針転換により、中国は国際社会の信用を一気に取り戻そうとする狙いがあると見られる。
胡主席は「中国共産党は4月1日をしてチベット亡命政府の要望を受入れ、中華人民共和国の自治区ではなく、独立国家として正式に認める」と述べた。詳細は発表はされていないが、中国政府はかねてから水面下でチベット亡命政府と交渉を続けており、その仲介役は日本外務省が努めたという情報がある。
チベットは古代から中国の一部であると主張し、独立運動の一切を弾圧で抑えてきた中国がこのような方策の一大転換を図ったのは、国際社会との共生を模索しているという意図があると思われる。
オリンピック開催を数ヵ月後に控えながら、先月起きたチベット事件でチベット内に軍隊が蹂躙する様子が世界中に放映され、EU各国がオリンピック開会式の不参加を表明した他、聖火の採火式でも抗議活動が行われ、それが世界中にテレビ中継されるなどの事態が続いていた。このままオリンピックが開催されたとしても、競技中に抗議活動などが起きればオリンピックは大混乱に陥り、また2010年に予定されている上海万博でも同様のことが起これば中国の国際的な信用はなきに等しくなる恐れがあった。このような事態の中、中国はチベット独立を承認するという大胆な方向転換により国際的な信用を一気に回復させようという中国政府の狙いがあるのは間違いがないと思われ、今後東トルキスタンなど、中国国内で同様の問題を抱える自治区や少数民族の独立が加速し、中国が戦後行ってきた周辺諸国、周辺民族へ対する侵略、虐殺の歴史に終止符が打たれることになりそうだ。
これが中国が取るべき最善の方法だと思います。国際社会、チベットの人々、中国の国際的な立場、全てがうまく収まるのがこの方法でしょう。引換えに犠牲になるのは中国の傲慢なエゴだけです。
参考書籍:
笑う中国人―毒入り中国ジョーク集 (文春新書 616)相原 茂
