・修学旅行で中国の反日施設を訪れる高校 ~いまだに行われる修学旅行を使った反日教育~ | アジアの真実

・修学旅行で中国の反日施設を訪れる高校 ~いまだに行われる修学旅行を使った反日教育~

【やばいぞ日本】第4部 忘れてしまったもの:産経

■「日本人、恥ずかしい…」

 旧日本軍の“残虐行為”をアピールする中国の南京大虐殺記念館の一隅に、多数の千羽鶴が飾られているコーナーがある。日本から修学旅行で訪れた高校生らが贈ったものだ。

 見学した高校生はどう感じたのだろうか。鹿児島の県立高校生は、同館を訪れた感想文をこうつづった。

 「日本人が中国人にどれだけひどいことをしたのかがよく分かりました。どのパネルも悲惨なものばかりで目を覆いたくなりました。特に山積の死体の写真や日本兵が首を切ろうとする直前の写真が印象に残りました。同じ日本人として、絶対に許されるものではなく、とても恥ずかしく思いました」

 別の生徒はこう書いた。

 「あまりにも無惨(むざん)な写真を1枚1枚見ていくごとに、涙があふれでていた。私と同じ日本人が、中国人に対して人間のすることじゃないことをしていたなんて。私は彼らと同じ日本人であることが恥ずかしかった。それに、あんなひどいことをした私たち日本人に対して、優しく接してくれる中国人の偉大さに驚いた」

 このように見学した生徒の大半は、日本人であることを「恥ずかしく思う」と記した。

 円高で海外旅行が身近になった1990年代以降、修学旅行先に中国や韓国を選ぶ学校が急増した。文部科学省によると昨年度に中韓を訪れた中学は28校(2149人)、高校は324校(4万309人)に上る。中には南京大虐殺記念館や盧溝橋抗日戦争記念館などの反日プロパガンダ施設をコースに含む学校も。文科省が以前、高校8校を抽出してコースを調べたところ、うち2校が反日施設を見学していた。

 1999年には、卒業式の国旗国歌問題で校長が自殺した広島県立世羅高校でも、生徒が韓国の独立運動記念公園で謝罪文を朗読したことが分かった。

 鹿児島県でも、毎年10校近くの県立高校が南京大虐殺記念館を訪れていたが、2002年、県議会は修学旅行先から同館を除くよう求める次のような陳情を全国で初めて採択した。

「政治的宣伝の場に生徒を誘導し、反国家的教育をすることがあってはならない」

 「反戦平和や償いなどの大義名分で、生徒の精神を自国への懐疑と侮蔑(ぶべつ)、強烈な自己不信へと追いやってはならない」

 「反日的企図で生徒の洗脳に好都合な施設を選定することは、特定の傾斜を持った歴史観を強要することであり、道義上も許されない」

 ところが採択後も、一部の県立高校は「生徒自身が選択した」として同館を訪れた。その理由について、生徒を以前引率した経験があるという別の高校関係者は、こう打ち明ける。

 「一部の教員が『南京で平和教育ができるから』と強く主張し、コースに入れられた。教員全員が賛同していたわけではない。だが、平和教育のためといわれれば、反対しにくい」

 祖国への自信や誇りを持たせないようにする教育がいまだにまかり通っている現実がある(後略)。

 以前から当Blogでは、修学旅行で中国や韓国などを訪問し、その際に、代表的な反日教育施設である北京の抗日戦争記念館や南京の南京大虐殺記念館を訪問し、その捏造された資料を何も知らないままに見ることで、あちら側の”思想”をしっかりと植え付けられてしまう高校生が多数いることに対する懸念を何度か記事にしてきました。これは政治の場でも問題視されており、かつて小泉政権下で外務大臣であった町村氏も公式に懸念を表明しています。その他、上記記事のように各地方自治体でも同じような決議がされた為、これらの反日施設を訪問する学校は随分と減ったようです。

 私は、このような施設を訪問することを絶対に駄目だとは言いません。訪問しても良いのです。ただし、訪問する前に、中国における国内における反日政策の事実、歴史捏造の事実、そして歴史捏造をネタにした恫喝外交の事実などを正確に教育する必要があります。そうすることで、これらの反日施設を正しい視点から見学することができます。しかしながら、現在の学校教育では、高校生にこれらの情報を事前に教育しておくことは非常に難しいと言わざるを得ません。


 以前、当Blogでも抗日戦争記念館を訪問し、その写真を掲載すると共に、盧溝橋事件を日本軍の一方的な犯行と記述し、歴史事実を無視した言葉を平然とHPに載せている高校を紹介しました。その後担当者から削除する旨のメールが届き、現在はページ自体は削除されています。この高校は現在も中国への修学旅行は続けているようですが、抗日戦争記念館に訪問を続けているかどうかは記載がないため不明です。

過去記事参照:

・中国の反日プロパガンダをそのまま教える日本の高校

・中国の反日プロパガンダをそのまま教える日本の高校2



 今回の産経の記事をきっかけに、未だに修学旅行でこれらの反日施設を訪問している高校があるかどうか、インターネット上で得られる情報から調べて見ました。
 検索エンジン等を調べると、修学旅行で中国へ訪問している学校は多いですが、抗日戦争記念館や南京大虐殺記念館へ訪問したという記述は見つかりません。ほとんどの学校が北京を訪れていますので、行っている可能性もあるのですが、明確な記載はありません。見つかっても、問題視される以前の、5年以上前の記述であったりします。過去に行っていても、全ての学校が今はもう日程からはずしているのかと思いきや、やはり見つかりました。千葉県にある渋谷幕張学園 です。この学校は以前から中国へ修学旅行へ行っているようで、2000年の修学旅行記 には、
 最大の衝撃は、北京郊外の「中国人民抗日戦争記念館」だった。日本軍が満州事変以後の十五年戦争の中で、二、三十万人もの罪なき人々を殺した、いわゆる南京大虐殺。話に聞いてはいたが、実際に展示を見て、今までの認識との較差に愕然とした。

 展示品には、日本語の説明も添えられている。読めば、「中国軍は勇敢に戦った」「激戦を繰り広げた」「英雄たちが・・・」と、どれも中国軍の奮闘を賛えている。だが、展示された写真が物語るのは、例えば、電線に吊された生首。振り落とされる白刃を待つ中国人。更には、屍と記念撮影する日本兵の笑顔。その残虐行為に驚くとともに、中国の人々の無念さに胸が痛んだ。ふと、広島原爆の惨劇が甦ってくる。犠牲者が約十四万人というから、日本軍は南京に原爆を一つ二つ落としたに等しい。いかに中国を苦しめたか、このことからも伺える。日本では原爆の被害者意識ばかりが先行しがちだが、この南京大虐殺のことも視野に入れるべさだと思う(中略)。日本に占領されてしまった屈辱に、拍車をかけるようなこの南京大虐殺。その時生じた、日本という国に対する憎悪怨恨の念は計り知れないものだったと思う。 館内にいた大勢の小学生には、数々の悲惨な写真がどう映ったのだろうか。

 

 まるで絵に描いたように中国の反日教育にどっぷりと洗脳されてしまった様子を記述してくれています。しかし、それ以降も毎年中国へ訪問しているようですが、その旅行記からは、反日施設を訪問したという記述は一切ありません。しかし昨年(2006年)の旅行記 を見ると、記述はないものの、写真にしっかりと抗日戦争記念館が映っています。左側の戦車は抗日戦争記念館の展示物です。やっぱり行っていたのです。文中には結構細かい旅行日程が書かれているものの、抗日戦争記念館という記述が一切ないことや、生徒の感想中にもその記載がないことを見ると、反日施設には是が非でも訪問したいが、問題視されている施設に行っていることがばれると色々とまずいので、HP等への記載は”あえて隠している”という疑いが強くなってきます。 

<2007/11/25追記:コメント欄で指摘頂きましたが、この学校は別の学校行事のページで修学旅行が紹介されており、そこには抗日戦争記念館への訪問が明記されていました。わざと隠しているというわけではないようですので、上記文章は削除します。> 


 こうした事実が判明すると、この学校のようにHP上からはわからないようにしているが、まだまだ反日施設をコースに入れている高校が多いのではないかという疑惑が浮上します。今一度政府による一斉調査や、該当の学校の発表が必要ではないでしょうか。これから高校へ進学する子供を持つ保護者にとっても、このような情報は必要なはずです。


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参考書籍:


売国奴
黄 文雄/呉 善花/石 平
4828413871


マンガ日狂組の教室 (晋遊舎ムック)
大和 撫吉
4883806235