・都知事候補の浅野氏が民団に支援要請 ~石原氏と対極にある浅野氏の考え方~ | アジアの真実

・都知事候補の浅野氏が民団に支援要請 ~石原氏と対極にある浅野氏の考え方~

都知事選 浅野史郎さん 民団と懇談

 都知事選への立候補を表明している前宮城県知事の浅野史郎さん(59)が16日、東京・南麻布の民団本部を訪れたさい、「志を同じくするのであれば(都知事選に)支援してほしい」と要請した。幹部らとの懇談の席上、質問が知事選に及んだのに答えたもの。
 浅野前宮城県知事は93年からの3期12年間、韓国・江原道との交流を進めた。この日、韓国観光公社の「観光名誉広報大使」就任(今月5日)のあいさつに民団を訪れた。
 宮城県は、仙台市が2002年の日韓共催ワールドカップサッカーの開催地だった。中央本部、傘下団体、東京本部の幹部約30人と懇談した浅野さんは「スポーツに限らず日韓の市民交流を」と持論を語った。
 東京本部の李時香団長は「浅野さんはこれから激戦を迎える。私たちは都民として応援する態勢にある」とエールを送り、24日の定期大会前日に予定しているイベントへの招待状を手渡した。



 都知事選への立候補を表明している浅野氏ですが、その政治理念は石原氏とどうも対極にあるような気がします。東京都の教科書採択の際には組織的な妨害活動を展開し、その他小泉首相、安倍首相の政策を軒並み批判してきている民団に支援を要請したというニュースは聞き流すわけにはいきません。だいたい、選挙権を持たないはずの外国人団体である民団に支援を要請するという事自体が理解に苦しみますが、国の政策や、法に則った教科書採択の現場を、自らのイデオロギーを通す為に力で妨害しようとする団体と接触していることが問題です。「志を同じくするもの」とは一体何を意味しているのでしょうか。浅野氏は何を目指しているのでしょう。非常に不安を覚えます。

 石原氏の知事政策についての評価はいろいろあると思いますが、当Blogで扱っている分野で言えば、国旗国歌に反対する教師への対応や、沖の鳥島領有権に都として積極的に関与する政策、さらに知事政策とは直接関係がない歴史問題等に対する考え方等でも大いに評価ができる人物だと思っています。国政から退き、都知事になったとき石原氏は「東京から日本を変える」と宣言しました。私はそれはある程度実現できているのでないかと思っています。

 しかしながら浅野氏が都知事になった場合、この手の政策が石原氏の時と大幅に変わってしまうのではないかと心配です。

 このニュースは日本のマスコミでは公開されていないようですが、都知事選の選挙権がある方は知っておいた方が良い情報ではないでしょうか。

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参考書籍:
日本よ、再び
石原 慎太郎
4594051278