・中川政調会長が日教組を痛烈に批判 ~与党政調会長が日教組を批判できるようになったことの意味~ | アジアの真実

・中川政調会長が日教組を痛烈に批判 ~与党政調会長が日教組を批判できるようになったことの意味~

中川政調会長:「日教組の一部、免許はく奪だ」と批判:毎日
 自民党の中川昭一政調会長は毎日新聞のインタビューで、教員免許の更新制度に関連して「日教組の一部活動家は(教育基本法改正反対の)デモで騒音をまき散らしている」としたうえで「下品なやり方では生徒たちに先生と呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と述べ、教員の組合活動を強く批判した。

 今国会の最重要課題である教育基本法改正案の審議が25日にも再開することを念頭に、成立阻止を掲げる野党や日教組をけん制したものとみられる。こうした姿勢に対して、野党側は「教育を政争の具にしようとしている」(民主党の松本剛明政調会長)と反発しており、激しい論戦が展開されそうだ。


 中川政調会長の発言ですが、全く良く言ってくれたものです。この国の教育の最大の毒素の一つに”日教組”という団体の存在があることは、皆さんご存じの通りかと思います。これについては当Blogでも何度も扱ってきました。しかし、この日教組という組織の本質について多くの人が理解しているとは言えず、また教育団体故か、いくらこの組織が日本の子供達への正常な教育を妨げていようとも、この組織について糾弾を行うことはタブーであるというような風潮がありました。政治家にいたっては尚更のことです。少し前の日本において、政治家がこのような発言をすれば、各方面からの批判が殺到し、軽く首が飛んでいたかもしれません。与党の政調会長という立場の人が、このような発言ができるようになったのですから、日本も変わったものです。日教組がすぐに消滅するとは思えませんが、「日教組は悪い団体だ」ということを、公人が口に出せるようになっただけでも大きな進歩です。


 また中川昭一という政治家についてですが、小泉政権時、経産相であった時代に東シナ海油田問題では中国を強烈に批判し、日本も調査船を派遣するなど、日本の主権と権益を守るために尽力した姿が強く印象に残っています。安倍政権ではこの人はどこかに入閣するのではと思っていましたが、一つの省の枠からしか力を発揮できない大臣よりも、与党のあらゆる政治政策を司る政調会長というポストは我々にとっては頼もしく、適任と言えるのかも知れません。これからの”誇れる国・美しい日本”を創っていくキーマンの一人として大いに期待したいと思います。


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参考書籍:

いいかげんにしろ日教組―われ「亡国教育」と、かく闘えり
松浦 光修
4569629881


日本を貶(おとし)める人々
渡部 昇一 新田 均 八木 秀次
4569630499