・コナミが韓国で著作権訴訟に敗訴 ~変わらない自国に甘い体質~ | アジアの真実

・コナミが韓国で著作権訴訟に敗訴 ~変わらない自国に甘い体質~

ゲーム「新野球」著作権侵害訴訟、コナミが敗訴:連合ニュース
日本のゲームメーカー・コナミが、韓国のオンラインゲーム「新野球」が自社の製作したゲーム「実況パワフルプロ野球」キャラクターなどの著作権を侵害したとして、製作会社ネオプルと流通を担当したハンビットソフトを相手取り訴訟を起こしていた問題で、ソウル中央地裁は21日、原告に対し敗訴の判決を下した。
 判決文は、両ゲームのキャラクターに類似した点はあるが、原告のキャラクターは既に2000年以前に漫画や人形などに使用されているほか、装備の形態や動作は野球ゲームの特性上必然的に類似した表現にならざるを得ないとしている。両ゲームに実質的な類似性があると見ることはできず、被告のキャラクターは創作性のある著作物に該当すると判断された。

 コナミは昨年8月25日、韓国のゲーム「新野球」が自社ゲームのキャラクターと協議場面を無断で盗用したとしてゲーム画像配信差し止めを求める訴えを申し立てていた。

参考:ゲーム画像比較(痛いニュース様より)



知的財産権侵害取り締まり、常設機構新設へ :連合ニュース
政府が韓国駐在の外国商工会議所や外交使節とともに、国際通商過程で発生する知的財産権侵害を取り締まるための常設機構設立を推進している。法務部関係者が24日に明らかにしたところによると、各国商工会議所・使節らが法務部国際刑事課、検察と協議チャンネルを常設することで合意、来月初会議が開かれる。
 会議には米国、欧州連合(EU)加盟国、日本などの出席が検討されている。国内企業が外国企業の知的財産権を侵害するケースやその反対のケースを取り締まるため、適切な基準などについて意見交換する予定だ。


 コナミが韓国の裁判所に起こしていた著作権侵害訴訟がコナミ側の敗訴で終わりました。昨年コナミが訴訟を起こした時から注目してはいましたが、予想出来ていたとは言え、「またか」という感想です。韓国という国は、昔から著作権侵害、知的財産権という意識が皆無に近い状態でしたが、最近やっとその意識が出始めていました。それは自国の製品が中国等にコピーされる等、自国が被害に合う側に回りはじめたことや、各国とのFTA交渉過程でその整備が必須になったことが理由ではあり、二つめの記事のように取締の常設機構の創設などが考えられているようで、以前の無法地帯に比べれば随分と進歩した感があるのは確かです。

 しかし韓国の裁判所においては、自国企業が知的財産権絡みの訴訟を他国(特に日本)に起こされた場合、非常に自国企業に対して有利な判決を出す傾向にあります。随分昔からこの傾向は強かったのですが(森永製菓のハイチュウ訴訟、YKK、スターバックス商標問題など)、今回のコナミの判決を見ると、その傾向は全く変わってないように思えます。また、反日教育が少なからずこの判決に影響しているのではとも疑ってしまいます。

 取締の常設機構を作ったとして、最終的に判断を下す裁判所がこれでは意味がありません。他国に厳しく、自国に甘くも結構ですが、自国の企業に対する知的財産権侵害に甘い態度を続ければ、自国産業の競争力がなくなるのは自然の流れです。また、北朝鮮問題で外向的に世界中から孤立したのと同じく、貿易でも国際的に孤立するのも時間の問題かもしれません。


参考サイト:パクリ大国 南朝鮮


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