・The Truth of The Nanjing of 1937.12-1938.2 | アジアの真実

・The Truth of The Nanjing of 1937.12-1938.2

The Truth of The Nanjing of 1937.12 - 1938.2 :YouTube


 最近話題のYouTubeというサイトにて、「The Truth of The Nanjing of 1937.12-1938.2」という、1937年12月から1938年2月までの貴重な記録映像が公開されていましたので紹介します。日本軍による南京攻略は1937年12月13日で、その後6週間にわたり、南京市民が全滅する以上の規模の大虐殺が行われたとする、所謂「南京事件」の真っ最中の期間の映像になります。当時の南京の様子を捉えた非常に貴重な映像です。

 この映像は日本側の記録映像であり、この映像自体が「南京事件」を否定する直接の証拠とはなりません。しかし、私はこれを見る限り、南京市民が全滅以上(当時の人口20万人に対し虐殺されたとされる市民は30万人)の大虐殺が行われたとは到底思えません。これを見る限り、南京市内は非常に平穏を保っており、市民も落ち着いた状態であるように見えます。難民救護所などが設置されており、占領地における市民に対する対応も問題があるようには見えません。また日本軍の統率も乱れておらず、各個の兵が暴走できる状態ではなかったようにも思えます。 

 また、この記録映像の中には他に、


・「難民救護所には最初多数の中国兵が隠れており、武器弾薬を相当数隠し持っており、それを排除した」 

・「南京攻略作戦時、遁走する中国兵が友軍に城壁の門を閉められてしまい、迫る日本軍に対して友軍により退路を絶たれてしまっていた」


等の中国兵の動きに関する記録もあります。これらの事実も、「南京事件」を解明する上で貴重な手がかりになるのではないでしょうか。

(南京事件にて虐殺されたとされる人は、一般市民ではなく中国の正規兵や、一般市民に偽装した国際法上違法な便衣兵が主であり、便衣兵を掃討したことが一般市民虐殺と誤認識されているという説があります。また、この際便衣兵と間違えられた一般市民が殺されたケースも多少あるのかもしれません)


 最初にも書きましたが、これは南京事件がなかったことを証明する映像ではありませんが、当時の南京の様子を記録した実際の映像であり、南京事件を考える上で非常の貴重な手がかりであることは間違いありません。南京事件の肯定派、否定派関わらず、この映像を見て一考されることをお勧めします。


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参考書籍:

南京 戦線後方記録映画  
B0002E4H4Y


南京事件「証拠写真」を検証する
東中野 修道 ほか