・書評 「諸君! 4月号」 ~書店で手に入る「日本人が知らなければいけない真実」~ | アジアの真実

・書評 「諸君! 4月号」 ~書店で手に入る「日本人が知らなければいけない真実」~

諸君 ! 04月号 [雑誌]
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「もし韓国 盧武鉉・北朝鮮 金正日にああ言われたら――こう言い返せ 25講座」
1 「安重根は民族の英雄である」と言われたら 木村幹
2 「日韓併合条約は無効である」と言われたら 原田武夫
3 「創氏改名で民族名を奪われた」と言われたら 永島広紀
4 「日帝は朝鮮語を抹殺した」と言われたら 荒木信子
5 「金日成、李承晩等による抵抗運動で日帝を打破した」と言われたら 玉城素
6 「従軍慰安婦は日本軍に強制連行された」と言われたら 西岡力
7 「在日韓国&朝鮮人は『強制連行』の子孫だ」と言われたら 鄭大均
8 「韓国への戦後賠償はまだ済んでいない」と言われたら 冨山泰
9 「北朝鮮への帰還運動の悲劇の責任は日本にある」と言われたら 浅川晃広
10 「韓国の高度成長は自力で達成した」と言われたら 百瀬格
11 「天皇を『日王』と呼んで何が悪い」と言われたら 黒田勝弘
12 「竹島は日本領土に非ず、日本海は『東海』だ」と言われたら 下條正男
13 「韓国の焼肉が世界一美味い」と言われたら 宮塚利雄
14 「剣道、茶道は韓国伝来である」と言われたら 竹嶋渉
15 「韓国には言論の自由がある」と言われたら 豊田有恒
16 「日本の歴史教科書はデタラメである」と言われたら 竹内睦泰
17 「科学技術力は韓国の方が上だ」と言われたら 泉谷渉
18 「偽札作り、麻薬製造はしていない」と言われたら 高世仁
19 「ヨン様ドラマに日本人は感動した」と言われたら 倉田真由美
20 「盧武鉉大統領は素晴らしい改革者である」と言われたら 野村旗守
21 「核武装していない日本など怖くない」と言われたら 兵頭二十八
22 「拉致は解決済み、早く経済協力をしろ」と言われたら 島田洋一
23 「太陽政策で南北統一を実現してみせる」と言われたら 神谷不二
24 「韓国では外国人に地方参政権を与えた。だから日本も見習え」と言われたら 百地章
25 「韓国はドイツW杯でまたベスト4に入るぞ」と言われたら 西村幸祐


 「mumurブルログ」 様のところなど、Web上で話題になっている文藝春秋のオピニオン誌「諸君!4月号」について、私も内容を全て呼んでからご紹介しようと思っていたのですが、月刊誌という性格上、紹介するのが遅くなると手に入りにくくなる為、まだ読了していない段階ではありますが、その内容の素晴らしさから、ここに紹介させていただきます。

 網羅されている内容については、「諸君!」のHP を見ていただきたいのですが、まず目次を見て一番に飛び込んでるのが上記にも挙げた、 「もし韓国 盧武鉉・北朝鮮 金正日にああ言われたら――こう言い返せ 25講座」 という企画です。韓国が主張する歴史問題などに対して、正しい回答はこれだというものを、各界の著名人が数ページずつにわたって簡潔にまとめています。今、日韓・日朝が抱える種種の問題について、これ一冊で誰もが正しい知識を把握することができるようになっています。

 また、mumurさんのところでも触れられていますが、この企画の最初に設けられている、櫻井よしこ氏、関川夏央氏、古田博司氏の”韓流「自己絶対正義」の心理構造”という対談が非常におもしろい内容になっています。韓国人達と実際に触れ合ってきた方々が、”韓国人はなぜこうも簡単に歴史を捏造・歪曲するのか。しかもなぜそれを正しいと信じきってしまうのか。”という、日韓問題に触れた人なら誰しもが持つ疑問について、それを実際の経験を元にわかり易く分析しています。また、これはその後の「~25講座」を読む前のページに配置されていることで、その後のページを読む際に、なぜ韓国・朝鮮はこうなのかという疑問をある程度氷解できた上で読み進むことができると思います。この中で私が始めて触れた情報であり、特に興味深かったのは、双方の主張を並べるだけで、ほとんど何の進展もなされなかった”日韓歴史共同研究”の当事者である古田博司氏が現場で目の当たりにした韓国人研究者の実際の様子も紹介されていて、「やはりそんなことだったのか」と読んでいて思わず失笑してしまいました。


 また、この「歴史の嘘を見破る」特集の他にも、皇室典範改定問題、靖国問題、在日問題など、この国が抱える問題について満載の内容となっています。(この辺りは私もまだ読み終えていないのですが)

  同じ月刊誌で言えば、「正論」「月刊WiLL」 等もそうですが、このような内容の書籍が書店で普通に手に入れられるようになっていることを考えると、この国の変わっていく姿を改めて垣間見たような気がします。”今まで表に出ることのなかった真実”はインターネットを初め、書店でも安易に手に入るようになりました。しかし、それにまだ触れられていない人はたくさんいる上、その情報を封殺しようとする団体や一部マスコミもまだまだ存在するのも事実です。 今回の「諸君!」を初め、様々な「日本人が知らなければいけない真実」を、多くの人が様々な手段で知り、この国を変えていく原動力になってくれることを期待します。


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