Pubでタパス | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

オリンピック、日本選手頑張ってますね。

今回は、順調にメダルも獲得してる感じですよね~。

このまま、頑張って欲しい物です。

 

7月中旬になりますが、ママと一緒にPubランチしてきました。

 

今年は、本当に夏と言えないほど寒くて雨の多い日が続いてて、ママも気分が沈みがちダウンダウン

もともと身障者で、1人で外出もできず、最近は、更に動きも鈍くなってきてて、自分で出来ないことも増え、転倒も増えてるしで、私達も1週間に一度のスーパーへの買い物と美容室に連れて行く位で、それでも毎年、天気がいい夏場は、裏庭に出て、椅子に座って、日光浴を楽しんだりしてたのに、今年はそれもできないから、尚更、気分が落ちてるんです。

それで、少しでも気分がアップしてくれれば・・・と久しぶりにPubでランチしようか?と声をかけてみました。

 

ママを連れ出す時は、車で連れて行って、着いてからは車椅子で中に入るので、入口に段差がないとか、中も段差がない場所で食事ができるか、テーブル同士の間隔は大丈夫か?等、色々考慮しないといけないので、近場で、いつも同じ様なところへ行く事が多くなってました。

 

最近、ママの家のすぐ裏にあるPubがオーナーが変わって、食事も美味しいし、タパスメニューもあったりで、いいよと言う噂を聞き、そこなら、ママの家から車椅子で押して行けるし、タパス好きな私達は興味もあって、いいねって行って見る事にしました。

 

  

 

Sir Tom Finneyと言う名のPubです。

サッカー好きな人なら、知ってる人もいるかもしれませんが、このTom Finneyは、Sirの称号をもらってるイギリスのプレストン出身の元サッカー選手で、1960年に引退するまで、ずっとプレストン・ノースエンドでプレーをしてきた選手で、イングランド代表にも選ばれ76試合に出場し、30得点をあげた選手だそうで、1999年ワールドサッカー誌の20世紀の偉大なサッカー選手100人で50位に選出された人なんです。

 

(こちら、ネットから借りてます)

 

プレストンのスタジアムの前にあるこの銅像は、Sir Tom Finneyで、プレストンでは英雄で、この前の道路は、Sir Tom Finney Wayと名が付いています。

 

話は逸れてしまいましたが、このSir Tom Finneyの名が付いたPubへ行ってきました。

 

 

 

うちからも割と近いのに、実は私とボンは初めて来たPubでした。

中は、ちょっと古臭い感じで、せっかく新しいオーナーになったんだったら、もう少し手をかけて改装(カーペット交換とか)してもいいんじゃないかな?と言う感じはありましたが、明るめのPubで、意外と広くて、悪くはないかな?と。

 

実は、現在のオーナー、半年位前には、別のPub(The Anchor)を所有していたらしいのですが、改装した直後にそのPubしばらく閉店してて、どうしたんだろうね、せっかく改装したのにねって話をしてたんですが、実は、The Anchorは、かなり広い大きなPubで、そこを切り盛りするだけのお金はないけど、ちょうど全オーナーが出て行ったこちらのSir Tom Finneyだったら、やっていけると言う事で、春位にこっちのPubを買って、移ってきた様なのです。

多分、オーナーさんは、テナントとして契約して入ってるんですが、契約上の金銭トラブルも少しあった様なので、今は、改装するほど、お金がないのかな?なんて思ってます。

 

  

 

この日は、珍しくお天気も良く、晴天でした。

私とボン二人だったら、外のテーブルでも良かったけど、ママもいたので、中で。

外のテーブルに置いてあったキャンドルホルダーが可愛いな~って写真撮ってたら、たばこ休憩してたお店のスタッフが、これ、シティセンターで安く買えるよって教えてくれました~ニヤリ

 

 

メニューはこんな感じで、大きな黒板に書かれてました。

 

私とボンは、最初から気になってたタパスメニューをシェアしようと言ってて、ママは、色々迷ってたんだけど、タパスメニューのがいくつか気になってたので、じゃあ3人でタパスいくつか頼んでシェアしようと言う事になりました。

タパスは、1皿、3皿、5皿の選択になってたので、8皿分注文してみる事にしました。

 

 

 

1皿だけ別の皿に出てきましたが、スレートのボードに乗せられて、出てきました。

上段左から、Halloumi(グリルしたハロミチーズ)、Patatas Bravas(ポテトのトマトソース)、Chicken Goujons(フライドチキン)

下段左から、Gambas Aioli(エビのガーリックバターソース)、Salted&Pepper Caramari(塩胡椒味のイカのフライ)、Scampi(海老の唐揚げ)、Feta&Olive(フェタチーズとオリーブ)

白い丸皿が、Salmon&Plawns(スモークサーモンと小エビ、サラダ付き)

 

ポテトのトマトソースは、クリスピーポテトって書いてあったから、チップスかローストポテトにトマトソースをディップするかかけてくるかそんなのを想像してたので、ちょっと違って、トマトソースの味が強くていまいちだったけど、フライドチキンが香ばしくて味付けも良くて、とても美味しかったし、他はみんなそれなりに美味しくて、ボリューム的にも3人でちょうど良かったかな?と言う感じでした。

ママも新しい物とか挑戦するの好きだし、こういうタパスになってると色んな料理を食べられるので、気に入った様です。

 

この日は、平日の14時半過ぎだったので、食べ始めた時は、他にお客さんが全然いなかったんだけど、食べ終わる頃には、早めに仕事終えたビルダー(大工さん)っぽい常連さん達が何人か来て、ビールを飲んでました。

 

スタッフもとってもフレンドリーで、料理も美味しく、家からも近いので、ここは又、来てみようと思えるPubでした。