World Snooker PTC 2014 | Lancashire スローライフ

Lancashire スローライフ

イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

先週末は、ボンの誕生日に始まり、イベント続きでした。
プレストンでスヌーカーの大会をやっていて、せっかくなので、そのGrand Final(決勝戦)を見に行ってきました。
スヌーカーって知ってますか?
私は、イギリスに来て初めて知ったんですが、イギリスでは人気で、ビリヤード(プール)より、少し大きなテーブルで球をキューで突いて、赤球、カラー球、赤球、カラー球と交互に穴に落としていくゲームです。
TVでは、よく放送していて、ボンはスヌーカーも好きでよく見てるので、私も一緒に見たりしてたんですが、生観戦は、今回が初めてでした。

会場は、プレストンのギルドホール





ギルドホールの向かい側には、タウンホールが見えています。



このギルドホールも中に入るのは、初めてでした。



夜6時過ぎだったので、お店はもう閉まってましたが、一昔前のショッピングアーケードと言った感じです。
空き店舗になってる場所も結構、目に付きました。

  


中は、外観から見てたイメージとは、又、ちょっと違った感じがします。
ちょうど2階にシアターがあって、そこで時々ミュージカルやコンサート等も行われているそうです。



中に入るとラウンジエリアには、もう沢山の人が来てて、バーもありました。



キューや選手達のニックネームが書かれたTシャツ、プログラムにちょっとしたグッズが売られてました。

試合は夜7時スタートで、少し早目に会場に入ってみました。



TVでも放送されていて、上にその画面が写ってました。
決勝までは、テーブル2つ並んで2試合同時に行われてたのですが、この日は決勝戦だったので、既にテーブルは1つになって、向かい側の席は、移動式になっていたようです。



私達の席は、結構上の方で、こんな感じでした。
こんな遠くて、果たして、球はちゃんと見えるんだろうか



写真に写ってない左側の方にステージがあって、コンサート等やる時には、そのステージを使うようですが、この日はカバーしてありました。

少しすると、司会者が出てきて、下の方の席に空席が目立ってて、TVでも放送するからか、上の方の席の人達に降りてきて、下の方に座っていいよと言うので、私達も下の方の席に移動しました。



だいぶ近くなったのわかりますか?
最初の席の半分位前に移動できました



TV放送のカメラクルー達。
他のスポーツの試合と違って、カメラクルー達が近いから、なんだか不思議な感じでした。


審判が球を並べて準備してます。
赤球15個で、最初はピラミッド型に。黄色、緑、茶色、青、ピンク、黒のカラー球は各1個で、位置が決まってます。
赤球1点、カラー球は、黄色から順に2点、3点・・・と黒は7点となっていて、赤球、カラー球、赤球、カラー球と順番に落として行くのです。
カラー球は、何色を落としてもいいので、黒を沢山落とせば特点が高くなっていきます。
赤が終わったら、後は点数の低い順に落としていくゲームになってます。



Gerard Greeneさんが最初に一突き。





こちらが、Barry Hawkinsさん。

本当は、ボンは、準決勝で残ってた中国人のMarco FuとJudd Trumpが見たいなって言ってたんだけど、残念ながら、どちらも準決勝で負けちゃったみたいです。



最初の2フレームは、Hawkinsの圧勝で、Greeneには、ほとんど順番が回ってこないまま終了。



スヌーカーは相手がミスするまで、ずっとこうやって片隅に座って見届けるしかないのです。
これって、結構選手も辛いよな~っていつも思うんですけどね。

実は、試合中は、写真撮影しちゃいけなかったようで、私、知らずにパチパチ撮ってたら、スタッフに写真はだめって注意されちゃいました。
フラッシュたかなかったら大丈夫かと思ってたけど、だめだったんですね。
でも、既に、いっぱい写真撮った後でした

3フレーム目には、二人共なかなか球を落とせずにいたけど、ついにGreeneが1球目を落として、ゲームを手中に収めたかのように思えたのだけど、途中でミスし、Hawkinsに交代。
その後も何度か交代があったのだけど、HawkinsがGreeneのポイントを上回り、3フレーム目もHawkinsの勝利
結局、4フレーム目も何度か交代しながらの試合でGreeneにもいいショットもあったのだけど、Hawkinsのポイントには追いつけないまま、交代で、試合終了。

今回の試合は、最初に4フレーム勝った方が優勝でした。
試合によっては、18フレームとかあったりするので、途中で流れが変わったりもするのですが、この日は、4フレームだったので、流れが変わらないまま、Hawkinsの一人勝ちって感じで、ストレートで4フレーム勝って、あっという間に試合終了でした。
もう少し、Greeneにも頑張って欲しかったなぁ。




試合終了後、インタビュー中。
後で、録画しておいた中継を見たら、この少し後、ちらっと私達もTVに写ってました~


表彰式を終え、Hawkinsさんが優勝カップをかざしているとこです。



試合が終わってから、テーブルの近くまで行ってみました。
日本で言うビリヤードは数回やった事があるけど、スヌーカーはやっぱりテーブル大きかったです。

会場を後にして、ラウンジに戻ると、何やら行列ができてました。

なんと試合終了後、まもなく選手がビール片手に現れ、サイン会が始まりました。

  


左が、優勝したHawkins、右がGreene。
二人とも笑顔で、みんなにサインしてました。



サインしてもらって、一緒に写真撮ったりもしてました。
これは、ファンには、なかなか嬉しいサービスですよね。

プレストンでのスヌーカーの試合は、2003年以降、ずっとやってなかったようで、ボンは、昔パパと何度か見に来てたようだけど、私は今回初めてでしたが、TVで見るのとは違う角度から見れて、又、これはこれで楽しかったです。

思ったより、試合も早く終わってしまったので、せっかくシティセンターまで出てきてたので、ちょっと飲んで行こうと帰りはPubに寄ってきました。

行きにたまたま見つけてたこのサインを思い出し、チェーン店のWetherspoonへ。





こちらは、待機中の樽だったようです。



私達、古い昔ながらのPubが好きなので、このPubはあんまり来ないのだけど、どこにでもあるチェーン店で、結構お安めなので、人気のお店なんです。
土曜の夜と言う事もあって、このPubすごく広いのだけど、結構混んでました。

インターナショナルリアルエールフェスティバルとなっていたけど、海外産のビールは数種類だけ。
もらったパンフレットに載ってるビールリスト見ても、全部は出してないようでした。
期間が長いので、順番に出していくのかな?
気になったベルギーのビールやNZのYeastie Boys Gunnamatta Tea Leaf IPAと言うビールも飲みたかったけど、残念ながら、今回はなかったです。
でも、私達が頼んだビール、普通に美味しかったです。
ボンは、ノルウェーのビールを飲んでたかな?
NZの紅茶葉のビール、このwetherspoonのリアルフェスティバル用に特別に醸造したビールの様で、IPAにアールグレイの茶葉を使ってるようで、今でも気になってるけど、いつ出してるのかわからないから、次回行ってもあるかどうか?
このインターナショナルリアルエールフェスティバルは、4月13日まで開催中です。