サッカー観戦@Pub | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
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昨日のリヴァプールの試合は、夕方から、ニューキャッスルとのアウェイ試合で、TVではESPNと言うチャンネルでの放送でした。
うちでは、そのチャンネルは契約していないので、TVでは見れないから、Pubまで行って、観戦する事にしました。

最近は、うちから歩いて行けるPubでもサッカーのライブ中継流したりするようになって、何度か行ったのですが、TVのついてる場所がいまいちで、子供連れの家族やサッカーを見に来た訳じゃないお客さんの方が多くて、なんかいまいち集中できないし、せっかくPubに観戦に行くのに、一体感がないと言うか・・・

それで、私達が好きなカントリーサイド(と言ってもうちからそんなに遠くはないんです)にある何度か紹介した事のあるDolphin Innへ行ってきました。



私達もちょっと出かけてて、遅くなったので、前半は既に終了していたけど、後半戦から観戦です。



Pubに入ったら、いつもほど混んでないなぁ~と。
そして、あれ?本棚があるよ~。


ちょっと内装が変わってました。
以前は、本棚はなくて、その横のベンチイスに一段床が高くなったテーブルがあって、実は、Barカウンターの近くで、結構邪魔なテーブルだったんですよ。
だから、そのテーブルがなくなって、なんだか広くなった感じ。
そして、このこじんまりしたPubに又、この本棚がマッチしてて、いい感じになってました。



混んでる時は、立ち見とかにもなるけど、ほら、みんなゆったり座ってます。



昨日の試合は、17時半キックオフで、ちょっと遅めだったので、観戦客少なかったのかもしれないですね。
天気もまぁまぁ良かったから、お出かけしてる人も多かったかな?

まず、私達が見逃した前半で既にリヴァプール2点の先制で0-2でした。
到着して、ビール注文してるうちにすぐに3点目(54分)が入り、お客さんの歓声で盛り上がりました。
そして、それから6分後、またもや追加で0-4になりました。
この時点で試合開始して、60分(後半15分)、まだ30分も残っていると言うのに、ニューキャッスルサポーターはもう見てられないと思ったのか、帰って行く人の姿もTVで映し出されていました。
こんなに早くから、サポーターが帰って行くのは、なかなか珍しい気がします。

そして、これで終わらず、74分、76分にもリヴァプールが追加点をあげ、なんと0-6で圧勝
久々の大量得点で勝利を収めました~
ニューキャッスルがホームで大負けしたのは、なんと1925年以来の事らしいですよ。
ちなみにその時も6点取られて、負けたようです。

私達は、久々に大量ゴールを見る事ができ、後半からでもPubまで見に行った甲斐がありました
試合が終わった瞬間に、結構お客さんも帰ったんですが、私達もちょっと気分よくなって、もう1杯飲んで行こう!と言う事で、もう少し、Pubに残る事にしました。



私は、左のサウスポート(Southport)のSANDGROUNDERと言うエールを、ボンは右のボルトン(Bolton)のFLAT CAPと言うエールを飲みました。


既に飲みかけですが、左がボンの、右が私のビールです。
どっちも美味しかったんですが、私は、このビールすごい好みでした。

内装がちょっと変わってたという話をしましたが、Barも少し変わってました。
以前より、リアルエールのタップが減って、ラガーとかビターのタップが増えてて、リアルエールのサインがいつもカウンターの壁に沢山かかってたのに、それが無くなってました~。
だから、なんかすっきりして、ちょっと新鮮だったかな。

このPubは、動物にもフレンドリーなPubで、私達の隣の席のカップルはワンちゃんと一緒に来てました。
この犬、人なつっこくて、可愛くて、私もペロペロされましたよ~。





壁には、こんな馬の絵がかかってて、その真ん中に・・・



Penny Farthingと呼ばれる昔の自転車の説明がありました。
この写真のように大きい車輪が1ペニー、小さい車輪がファージングと呼ばれた昔のコインで1/4ペニーに見たてられ、こう呼ばれたようです。
1860年代の自転車で、前輪が極端に大きいため、乗りづらい自転車だったとか、なんとか。



2杯目に頼んだのは、ボンはBODDINGTONS、私はこのグラスのBOMBERDIERではなく、リザムのLytham Blondeにしました。
リザムとは、少し前に紹介した海沿いの町です。
このグラスのボンバーディアーもナッツ風味で私は好きで、よく飲むビールなんですが、ずっとボンバーライダーと思ってて、いつもボンに笑われてました。



リザムは、やっぱりこのシンボルの風車のサインになってました。
このビールも美味しかったんですが、最初に飲んだ方が、より好みだったかな。

ボンの飲んだボディントンは、よく黄色い缶に入ってて、Creamy of Manchesterと呼ばれるマンチェスターで作ってるビールで日本でもたまに見かけました。
今は、マンチェスターの醸造所を閉めてしまったので、マンチェスターでは作ってないらしいので、もうCreamy of Manchesterとは呼ばないらしいです
初めて、新宿のアイリッシュパブで飲んだ時は、ほんとにクリーミーで驚いたのを覚えてます。
こちらもこのPubでは新しいと思うんですが、このボディントンのタップが又可愛くって~


ずっと写真に撮りたいなぁ~と狙ってたんですが、ちょうどこのタップを囲んで1グループが話に盛り上がってたので、ちょっと写真撮りに行くタイミングが掴めず、ズームにして撮ってみました。



このビールはあちこちで飲めるので、又、写真撮る機会もあるかなと思ってます

ただ、ボディントンはビターで、イギリスのビター(エール)は、ちょっとぬるめの温度で飲むのが普通なんですが、こちら、冷え冷えで、ちょっとビックリ

ギネスのエキストラコールドと言う、ギネスの冷え冷えのタップがあるのには気づいてたんですが、ボディントンには、エキストラコールドという表示が見えなかったので、気付きませんでした。
私も味見したけど、ボディントンは冷え冷えより、やっぱり少しぬるめで飲んだ方が美味しいかな、という結論でした。

イギリスのビールはぬるくって・・・と言う人もいますが、ラガーは勿論、冷えてます。
ラガーはやっぱり冷え冷えで飲んだ方が美味しいけど、ビターはぬるめ設定の方が美味しいと思います。
その土地で、飲むビールはやっぱりその国の気候や食べ物にも合わせてたりしてるんだなぁ~と。
夏、暑い日になると私達も今日はビターより、ラガーな気分・・・ってなったりするし。
でも、イギリスは基本、そんなに暑くならないから、ぬるめのリアルエールが美味しく飲めるのかなぁなんて。
ただ、最近はイギリスでもラガー飲む人(特に若い人達)が増えてて、冷えてるビールが好まれるのか、エキストラコールドを置いてる店も時々見かけるようになりました。

外の様子を少し紹介しようと思ってたんですが、長くなったので、又、後日にしますね~。