キプロス旅行 観光編 ３

先日の続きです。

のんびり結婚式風景を眺めながらランチした後は、目の前にある
Agia Kyriaki（St.Pail's　Basilica：アギア・キリアキ教会）を見学です。

4世紀に創建されたバジリカ式の教会でしたが、11世紀、14世紀にそれぞれ別の教会がここに建てられ、現在の英国国教会の聖堂となっています。
パフォスに渡り布教活動をした聖パウロが、後にこの教会の柱に縛られて鞭打たれ、その時縛られた柱がどこかに残っているそうで、西欧では、この教会は、St.Paul's Basilicaとも呼ばれています。
近くまで行けなかったので、どの柱がSt Paul's Pillarだったのかは、残念ながら確認できませんでした

かなり消えかけてますが、入口付近には、4世紀のモザイクが残っていました。

　　

 
中は、こじんまりした教会です。
少し前まで、ここでイギリス人カップルが結婚式をあげていました。
ホテルでも何回か結婚式のパーティーがあり、イギリス人カップルだったようで、イギリス人にはキプロスでの結婚式、人気のようです。

このドアもなんだかどっしりして歴史を感じますよね。

こんな形でオリジナルのバジリカ式の教会跡が残っているのが、不思議な感じでした。

こちらは、別の日に訪れたCatacombs of Agia Solomoni(地下墓地）

　　

この布が沢山結ばれた木が目印になってます。
洞穴のようになっており、階段を下りて行くと、中はこんな感じになってました。

　　

ユダヤ人の母親Agia Solomoniの7人の子供達が拷問にかけられ、亡くなった後、ここに埋葬され、母親のSolomoniは、聖人になり、キプロス人に敬意を表されたそう。
ローマ時代には、ユダヤ教会堂だったと思われ、その前は異教徒（キリスト教・ユダヤ教・イスラム教以外）の神社であったと考えられており、大きな木に布を結んでいたのは、その時代からで、今ではキリスト教の訪れた人々にも続けらているそうです。

そのすぐそばにあった大きな洞窟とでも言えばいいのでしょうか？

Fabrica Hill
綺麗ななだらかな道が作られていました。

こちらは、古代ギリシャあるいはローマ時代に作られた集会所のような大きな洞窟になってましたが、現在も何に使われていたのか等、目的はよくわかっていないそうです。

この洞窟の地層、こんな風になってました。

　　

キプロスでは、道路標識もギリシャ語と英語で書かれています。
右の建物、なんだろう？と思ったら、ローマンホテルと言う名のホテルでした。
壁に絵が描かれているだけで、なんだかちょっと違和感のあるホテルでした。

この日のランチは、この近くにあったレストランで。
外に石窯がついてて、そこでピタパン等焼いてるようで、本格的です。

　　

焼き立てのピタパンが食べたいね～と言う事で、ピタパンのディップセットとこのレストランの名前の付いたサラダを注文してみました。
サラダはキプロス名産のグリルしたハロミチーズの乗ってるサラダでした。

　　

ホテルでは、生のハロミチーズ、何度か食べましたが、私はやっぱりグリルした方が好みです。
グリルすると、モチッとした歯ごたえがあって、美味しいです。
焼き立てのピタパンは、さすが石窯で焼いてるだけあって、美味しい。
ディップは、５種類。
Tzatziki：ヨーグルトときゅうりのソース。
Taramosalata：タラコとマヨネーズのソース。もう少しタラコの味がしても良かったなぁと。
Houmous：ひよこ豆、ゴマソース、レモン汁、ガーリックのソース。イギリスでも人気です。
Auberginedine：ナスのディップ。こちらは初めて食べたけど、美味しかったです。
Scordalia：ガーリックの効いたマッシュポテト。ポテトまでディップになって出てくるとは思いませんでした。でも、美味しかったです。

食後には、気になってたキプロスコーヒーを注文してみました。

エスプレッソのような小さなカップでちょっと濃い目のコーヒーで、最初に砂糖を何杯入れるか聞かれました。
初挑戦なので、どう答えていいものか迷い、普段はブラックでコーヒーは飲むんだけど・・・と言ったら、このコーヒーは濃いから少し砂糖を入れた方が飲みやすくなるから、ちょっと入れた方がいいと思うと言われ、じゃあ、そうして下さいとお願いしました。
底1,2cmにドロッとした粉っぽい部分が残るので、飲まないように・・・と。

確かに少し粉っぽいコーヒーで、正直言って、特に美味しいとも感じなかったコーヒーでした。
でも、飲んでみないとどんな物だかわかんないのでね。
後で、知ったのですが、キプロスのアイスコーヒーと言うのもあって、そちらもキプロス名物だったようです。そっちも試してみたかったような・・・でも、きっと同じような粉っぽいコーヒーだったんだろうなぁ。

私達が食べ終わった頃には、奥の方は、ガランとしてました。
そうそう、ここでランチ中に、テーブルの上に載せてたカメラを落としてしまうというハプニングがあったんです
慌てて、電源入れたら、問題なく動いたので、ホッとしてたのですが、実は次の日から、春先に修理に出したゴミのような影が写り込むようになってしまいました。
綺麗な空の写真とか青い海をズームして写すととその影が映るんです
今もそのままですが、修理代高かったので、もう2度目の修理はないって言われてます。
そんなに修理代払うなら、新しいカメラ買った方が安いと・・・
確かにそうなんですけどね。
キプロス旅行の為に修理にだしたんですが、まさか又、同じ現象になってしまうとは・・・
しばらくは、このカメラ使うしかなさそうです。
でも、こんなに簡単にレンズ内にゴミって入る物なんですか～？
今まで使ってたデジカメ、2台とも結構長く使ってたけど、こんな事は起きなかったのになぁ。
自分の不注意とは言え、かなりショックです。