思い通りにいかないのが人生 | ★☆ This is la Montana steelo ☆★

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櫻大根(SOS)をこよなく愛しております

福岡初日での翔くんの挨拶をレポで読み、ああ‥この人、昔と変わってないな、と正直嬉しくなってしまいました。
もちろん現場にいた観客の皆さまを不快にさせた事は客商売としてどうなのよ?と思うところも多々ありますが、それでも不満を呑み込むことが出来ず自分が感じたままを露呈する結果となってしまった青臭さの残った彼が大好きなんです。
それが収録ではなく(収録ならカットされてるはず)ライブだったことに感謝すらしています。
(当日入って嫌な気分になった方には本当に申し訳ないと思っていますが…)

会場にいたのは彼の「担当」だけではありません。
もしかしたら嵐を初めて見る人もいたかもしれない。
そんな人たちが彼の挨拶によって変わった空気をどう感じるか。
こんな不愉快なライブに二度と行きたくないと思う人もいたかもしれない。
自分の発言が今後どんな影響を及ぼすか。
それがわからないわけではないのにどうしても言いたかった。
言ってしまった。
そんな衝動的な行動に出た彼がとてもとても愛おしいのです。
(歪んだ愛情だというのはよ~くわかってます)

彼の挨拶で冷たく凍った空気をその後和ませてくれた智くんにはきっと頭が上がらないでしょう。
ピリピリした空気の中で挨拶を続けなければいけないプレッシャーといったら。
想像するのも怖いくらい。
それなのにその緊張の糸を緩ませた智くんの挨拶は本当に素晴らしい。
それでこそ、山。
いつまでたっても智にだけは頭が上がらない翔くんの図。
それこそが私の考える山の関係。
人間的懐の大きさはこれまでもこれからも翔<智だと信じてる。
暴走し始めた翔くんを風っ子三人には止められない。
それを制したり、柔らかく包み込むのはやっぱり智の役目。
(妄想入ってきたぞ…)
終演後に翔くんもきっと猛反省しただろうし、それについて智もメンバーも何も言わなかっただろうけどやっぱり嵐のリーダーはアンタだよ!と思わせてくれました。


観客が翔くんの失敗を笑ったのかそれともただのどよめきだけだったのか?
それはさておき、人の失敗を笑う大人にはなるなと子供たちに教えようとした翔くんの言葉は多分正しい。
でも人生そんなにうまくいかないものだよ。
人に笑われ、罵られ、そこから這い上がることも必要なんだと思う。
もちろん誰もが翔くんの言うような人の失敗を笑うような大人にはなるべきではないし、それを教えることはとても良いことだと思う。
でもそれを身をもって経験することも大切なんじゃないかな?
上手くいかない人生を経験することも成長する上で必要なんじゃないかな?

最近職場の人間関係に悩まされています。
仕事のやり方や仕事への想いが違う人にそれをわかってもらうのはとても難しい。
でも私が難しいと思うように相手もそう思っているのだろうと最近気付きました。
自分にとって正なことが必ずしも相手にとって正ではない事も世の中には沢山あるのです。
自分の考えを押し付けてはいけない。
自分の思い通りにならなくてもくさってはいけない。
思い通りになる人生なんてあるわけない。
翔くんの一件で色々考えさせられました。



あと担当の件ですが、ファンではなく担当と呼ぶ事に私も最初はえええっ?と思いましたよ。
担当って水商売っぽくないですか?
「囲ってる」感がするんですよね。
スポンサーは我々でその手のひらで彼らが商売していると考えれば何となく納得出来るのですけどね。
でも翔くんの性格やプライドから考えたらそんなの許せない表現なんだと思うのです。

私も今では普通に「担当」と使いますが、それはただのファンではなくもっとディープなファン、要するにヲタの事だと認識しています。
ただのファンとヲタの違いが、ファンが茶の間的なもので、貢いで貢いで貢ぎまくるのがヲタだと考えたら…
やはり担当=囲うことなのではないでしょうか?
囲うの意味は「こっそりと養う」こと。
ほら?何となく納得出来ませんか?

養うといえばJr.の頃から目を付けた担当くんが成長していく姿を見守るのがジャニオタの醍醐味。
そう考えると「担当」とはジャニヲタにぴったりな言葉なんだと思うのです。
ただのファンではない。
子供の成長を見守るかのように、成長し芸能の世界に羽ばたいて行く姿が見たいとの一心で彼らを応援し、支える。
それが担当なんだと私は認識しています。

そう言った意味では最近の裕翔くん始めJUMPくんたちの活躍が本当に嬉しい。
彼らの努力はもちろん活躍する場を与えてくれた先輩方のおかげも忘れてはいけません。
本人たちの努力を労い、その背景に感謝し、そんな彼らの担当だと誇りを持って言えるように私はなりたいです。

デビュー当時はセンターを任されていた裕翔くんがどんどん後ろに追いやられ、苦悩と葛藤を感じながら芸能活動を続けてきた事が映画「ピンクとグレー」にも活かされているのかと思うと本当にワクワクします。
菅田くんがインタビューで「アイドルと羞恥心」について語っていたのが印象的でした。
恥ずかしがらないことは能力、でも羞恥心が欠如していたら魅力的な人間にはならない。
要約するとこんな感じ。
それを二十歳そこそこの青年がサラっと言ってしまうんですよ。
菅田くんは例え努力に努力を重ねていたとしてもそれを表に出さず、周りからは天才と言われるタイプに感じます。
嵐で言えば智くんに似ていそう。
とても魅力的な俳優さんですね。

個人的にはこの映画にエキストラ出演しているので(映ってるのかはわかりませんが)思い入れもひとしお。
シゲ先生の書いた小説がベースの映画「ピンクとグレー」1/9から公開です。
(最後は番宣のようになっちゃった…)