1975年（昭和50年）2月10日付け オリコン・ランキング
１位 私鉄沿線 野口五郎
２位 愛の迷い子 アグネス・チャン
３位 冬の色 山口百恵
４位 はじめての出来事 桜田淳子
５位 木枯しの二人 伊藤咲子
６位 さらばハイセイコー 増沢末夫
７位 華麗なうわさ フィンガー5
８位 旅愁 西崎みどり
９位 初めてのひと 西川峰子
10位 おんなの夢 八代亜紀
私鉄沿線
いつ聴いても、切なくなってしまう野口五郎の哀愁漂う曲です。
♪
改札口で君のこと
いつも待ったものでした
電車の中から降りて来る
君を探すのが好きでした
悲しみに心とざしていたら
花屋の花も変りました
「私鉄沿線」
http://www.youtube.com/watch?v=ZPJpew_J9rE
作詞・山上路夫 作曲・佐藤寛
「甘い生活」、「私鉄沿線」と、連続大ヒットでした。
どちらも甲乙付けがたい青春の名曲であり、野口五郎の代表曲ですね。
まだ携帯電話やPHSはおろか、ポケベルもない時代。
改札口で電車から降りてくるのを待ったり、駅の伝言板（！）を使ったり。
男のいじらしさが感じられる歌詞で、野口五郎の雰囲気にピッタリ。
♪
僕の街でもう一度だけ
熱いコーヒー飲みませんか
あの店で聞かれました 君はどうしているのかと
絶叫を抑えて、眉毛をハチの字にして泣くように歌うサビ。
ここも良い～
この絶品な曲を作った佐藤寛は野口五郎の実兄なんですね。
「女友達」「むさしの詩人」など、野口五郎の曲が多いのですが、他の歌手にも提供しているのでしょうか。
この歌が流行った頃、「スター誕生」の欽ちゃんと遊ぼうのコーナーで、小学生が♪改札口で～を、何回歌っても♪挨拶口で～って言ってしまい、例によって欽ちゃんに面白くイジられていたのを思い出しました。
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