「花のように」 ベッツィ&クリス | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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花のように ベッツィ&クリス

久しぶりに、古い歌本の紹介です。
以前紹介したのは、平凡1967年(昭和42年)10月号付録でした。→コレです

今回は明星1970年(昭和45年)4月号の付録の歌本です。

表紙はピーター・池畑慎之介。 妖しく微笑んで、リンゴをかじっています。
「夜と朝のあいだに」でデビューしたのが、前年1969年10月でした。すっかり、人気者ですね。
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→「夜と朝のあいだに」ピーター


表紙をめくると、SPRING HITS 500曲 フラワー★カーニバルとあります。
この歌本1冊に、500曲の歌詞が載っているんですね~ お得ですね~
このダンシング・ガールは誰でしょう。。。どうも小川知子っぽいです。

題名別、歌手別の目次があり、最初の特集が、”春のニュー・ヒット・パレード”です。
このトップを飾っているのが、いしだあゆみで、「喧嘩のあとでくちづけを」です。
「ブルーライト・ヨコハマ」から1年後の曲で、人気がまだまだ高い証拠ですね。

2番目は青江三奈「国際線待合室」。
ちょっと意外な気がしますが、これまた、前年に「池袋の夜」の大ヒットがあり、余韻冷めやらぬといったところでしょうか。

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3番目に登場するのがベッツィ&クリス。曲は「花のように」です。
ちょうど、春の時期に合った爽やかソングです。

デビュー曲の「白い色は恋人の色」が、1969年10月。
アメリカ人女性フォーク・デュオ、美しいハーモニーで、たちまち人気になりました。

次曲の「花のように」が1970年2月発売で、この明星が本屋の店頭に並んだ頃は、まだピカピカの新曲だったということになりますね。
この曲も、「白い色は恋人の色」と同じ、北山修・加藤和彦の作品で、爽やかフォークでヒットしました。

何気なく見上げた 青い空の雲が
風にゆれ 誰かの姿に見えてくる
青空が変わった 青空が変わったの


「花のように」 ベッツィ&クリス
http://www.youtube.com/watch?v=enK7riWz3Co
作詞・北山修 作曲・加藤和彦

たしか、体の大きい方がベッツィ、小柄の方がクリスでしたっけ。
たまに、懐メロ番組に登場しますね。

ペタしてね

歌本に戻りますと、次の特集がGUTS IN POPSとなっていて、洋楽の特集です。
洋楽トップは、Come Together、2番目にEarly in The Morning(しあわせの朝)となっています。


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洋楽が終わりますと、邦楽に戻ります。その名も、”歌手別あいうえお順 オールヒット大全集”
300ページを越える分厚い歌本の120ページがここに費やしています。

”あ”は、またも青江三奈からはじまります。
さて、最後の”わ”は誰でしょう?
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回答 和田アキ子・・・ではありません。
渡瀬恒彦でした。歌を歌っていたんですね。



次が”明星ミュージック・レッスン”のコーナーです。応募者の中から当選者をレッスンしています。
今月のテーマ曲は「あなたの心に」です。しかも、講師は「あなたの心に」の作曲者である都倉俊一ですね。

この頃、新進気鋭の若手作曲家の頃ですね。ちょっとボケボケの写真でよく顔が分かりませんが。
まだ学習院大3年の学生作曲家と書いてあります。

都倉俊一にとっても、「スター誕生」の審査員の予備練習みたいなもんだったかも。

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後は、民謡コーナーあり、新曲のコーナーありで、見応え十分の歌本でした。

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